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もくじ

巻頭言

平成25年度 第29回 文化祭

江戸川区との夏期各部意見交換会報告

  T 福祉部夏期懇談会

  U 土木部・危機管理室意見交換会

  V 広報課意見交換会

  W 図書館意見交換会

  X 区内施設・環境整備・教育委員会意見交換会

視覚障害者向け講演会開催

外国人と障害者のための防災体験

福耳通信(江戸川区立中央図書館より)

成田貴美代さん・「第13回全国障害者スポーツ大会2013」

猛暑の中・納涼懇談カラオケ大会交流&熱唱!

バスハイク 筑波宇宙センターと梨がり

第36回・区民祭り 都立篠崎公園にバザー出店!!

視覚障害者向け乗務員講習会開かれる

女性部便り

サウンドテーブルテニス大会報告

【クラブの窓】 ダンスサークル ドリーム

第10回城東ブロック交流カラオケ大会開催される

城東ブロックスティックボール大会

えどもう歌壇

暮らしのア・ラ・カ・ル・ト

  1.簡単おいしいクッキング

  2.便利グッズの紹介

編集後記




巻頭言


                         理 事  冨澤 豊


 千年に一度の暑さと言われるような猛暑に加えて局地的な豪雨に見舞われている地域もあれば、雨が少なくダムの水が干上がり取水制限がされるというような水不足の所や内陸地域では突風や竜巻といったものが頻発し、発達した台風の猛威は各地に甚大な被害をもたらすという気候が続き、こういう異常気象は年々激しさを増して行くようです。

 東日本大震災を契機に防災意識が高まっている昨今。私も先日外国人や障害者を対象とした防災体験に参加しました。消火器やAEDの使い方、中でも起震車による地震体験はとても印象に残りました。このような防災体験はぜひ多くの方に体験してほしいと思いました。

 今年は富士山が世界文化遺産に選定され、9月には2020年の五輪に東京が選ばれるなどうれしいニュースもあり、さらに今年は国民体育大会と全国障害者スポーツ大会が東京で開催、当協会からも成田貴美代さんがサウンドテーブルテニス競技に参加し、金メダルを獲得されました。

 また、東京五輪に向けて競技施設やインフラの整備が進むと思われますが、約50年前の前回の東京五輪の際に高速道路などが整備されて以来年々老朽化が進行している中で、交通インフラが再度見直されることは災害に強い東京を構築するためにとても良いことと思います。五輪とともに開催されるパラリンピックに向けても障害者に優しい都市を目指してエレベーターやエスカレーターなども整備されることでしょう。取りわけ駅のホームから転落して視覚障害者が死亡することが多いため駅のホームからの転落を防止するホームドアの設置がもっと速く進むことを期待します。

 さて、秋本番の中、スポーツに文化活動にと会員の皆さんが大活躍の模様をアイネット第28号に掲載しております。どうぞお楽しみに。




NPO法人江戸川区視覚障害者福祉協会


平成25年度 第29回 文化祭




主催 : NPO法人 江戸川区視覚障害者福祉協会
後援 : 江戸川区社会福祉協議会
協力 : 音訳百舌の会・音訳ボランティア風の会
     江戸川点訳メイト・なぎさ点訳友の会・出前ボランティア活動部会
     在宅福祉グループ・デイジー江戸川・アイフレンズ江戸川

日時 : 平成25年11月23日(祝日) 午前10時〜午後4時
会場 : 区立松江コミュニティ会館 1階ホール
     〒132-0025 江戸川区松江7-5-12  電話 (03)5662-5320
受付 : 午前9時30分より(1階ホール前)


《プログラム》

【午前の部 10時〜12時】   午前の部は会員外の区内視覚障害者も参加。

    司会   冨澤 豊
1 開会の辞 … 住山浩子                (10:00〜10:05)
2 文化講演(区視覚障害者向け講演会を兼ねる)       (10:05〜11:15)

    演題 … 視覚障害者向け情報提供の変遷と「日盲連」のやくわり
    講師 … 大橋由昌先生(社会福祉法人日本盲人会連合情報部長)

3 朗読3題 … 音訳ボランティア            (11:15〜11:45)
 @ 「おあやや、親にお謝まりなさい」 群読 朗読者 … 鈴木洋子・
    百田ゆう子・岸野比佐子・高藤好夫    (音訳ボランティア風の会)
 A 「細雪」谷崎潤一郎著     朗読者 … 水谷智子 (音訳百舌の会)
 B 「鎌田實(諏訪中央病院名誉院長)インタビュー記事より」
                  朗読者 … 大場優子 (音訳百舌の会)
4 短歌発表 … 披講  水谷智子            (11:45〜11:55)
5 来賓・ボランティアグループ代表 テーブルスピーチ   (11:55〜12:10)
    司会  小野塚耕吉

【休憩 12時10分〜13時】


【午後の部 13時〜16時】

    司会  田名後浩子

6 式典  『多田区長さんと共に心と文化のハーモニー』   (13:00〜13:50)
   @ 区歌斉唱        A 歓迎の言葉 … 松本俊吾
   B 多田正見区長祝辞     C 花束贈呈  … 岡畠信子
   D 来賓祝辞        E 来賓紹介と祝電披露
   F 乾杯 … 池田定道

【休憩懇談 10分】

7 文化クラブ発表                    (14:00〜14:50)
   @リズム運動 … 女性部有志          (司会 橋谷道子)
       曲目 … イエデット(イスラエル民謡)
            アダノクヤビアク(ポーランド民謡)
       指導 / 高津容子先生他
   A民謡 … 民謡部(若竹)           (司会 和田 彰)
       演目 … しゃんしゃん馬道中唄 ・ 出船音頭
       指導・三味線 / 熊田 實先生
   B合唱 … コーラス部(若草)         (司会 植木清枝)
       曲目 … 山のロザリア・高原列車は行く・忘れな草をあなたに
       ピアノ / 瀬沼淳子
   C魅惑の社交ダンス … ダンスサークルドリーム (司会 水谷智子)
       指導 / 伊藤金四郎先生・池田定道他有志
8 カラオケ競演 … 来賓 会員有志           (14:50〜15:55)
    司会  岡畠信子
9 閉会の辞 … 高田孝治                (15:55〜16:00)

※ 1階ホール前に会員の生花・手芸品、舞台脇ボードに短歌・優勝メダル等を展示。


視覚障害者向け文化講演会 講演レジュメ

視覚障害者向け情報提供の変遷と「日盲連」のやくわり

                             大橋 由昌

 視覚障害者の「見えない・見えにくい」ことによる物理的な不自由さは、移動・歩行及び文字の読み書きだといわれます。視覚障害者は、「情報障害者」と呼ばれる理由も、こうした実態に起因する訳です。一般に人間が認知する情報の8割は視覚によるもの、といわれてもいます。では、私たち当事者がその不自由さを解消するために、どのような取り組みや努力をしてきたのか、本日は、「点字の普及」という観点から考えてみたいと思います。

 1.日本点字の考案以前の盲人の生活
 2.楽善会訓盲院と明治期の盲教育
 3.日本点字の誕生による、盲人の精神的な支柱の獲得
 4.「むつぼしのひかり」の復刻作業から思うこと
 5.点字の普及に寄与した聖書と鍼按図書製作の二つの流れ
 6.大正デモクラシーと点字投票を求めた運動
 7.点字教科書を求めた、先人たちの意欲と努力
 8.戦後におけるヘレン・ケラーの来日がもたらしたもの
 9.現代の福祉政策に影響を与えた傷痍軍人の対策
 10.盲大学生の増加にともない、読書問題の顕在化
 11.読書環境に革命的な変化をもたらした情報機器の発達
 12.「音訳か、朗読か」の論争秘話と私の個人的な見解
 13.視覚障害者の雇用促進に果たした情報機器の役割
 14.交通バリアフリーの促進も、まずは情報保障から
 15.日盲連による視覚障害者への情報保障の取り組み

   講師紹介

  大橋 由昌(おおはし よしまさ)

1950年、東京都生まれ。1957年、ペニシリンショックによる副作用で失明。筑波大学附属盲学校・高等部専攻科(理療科)を経て、1979年に大谷大学文学部哲学科を卒業。病院勤務後、朝日新聞東京本社のヘルスキーパーとして2012年度3月まで在職。同年5月より日本盲人会連合に転職。現在、情報部長・点字図書館長として勤務。

 就職後も、視読協(視覚障害者読書権保障協議会)、筑問研(筑波短大問題研究会)の代表などを務め、公共図書館における障害者サービスの拡充や、著作権問題への対応、また、統合教育の推進や、大学門戸開放などの運動に関わる。

 多方面にわたる活動実績が認められ、1991年から98年度、NHKラジオ「視覚障害者のみなさんへ」のレギュラーのニュースコメンテイターとして出演。現在、筑波大学附属盲学校同窓会長、日本盲教育史研究会副会長などの役員を歴任する一方、盲人文化史研究に取り組むとともに、「戦後視覚障害者運動史」の編集に取り組む。

 著書に、『キャンパスにおじさんは舞う─盲学生憤闘記』(彩流社刊)、『劣等生語録』(私家版)がある。その他、編著には、『盲人福祉の新しい時代─松井新二郎の戦後50年』(冨山房インターナショナル刊)の第一部、「盲人福祉の開拓者“松井新二郎”」が、編集・発行責任図書には、『国立身障者短大に関する資料集─分離教育を問う』(視読協発行)、『盲人ホームの現状と今後の在り方についての調査報告書』(日本盲人福祉委員会発行)などがある。




江戸川区との夏期各部意見交換会報告




 本会は区民の皆様のご理解を頂きながら、健常者も障害者も心の通った共生社会(インクルーシブな社会)を目指して、地域に根ざした活動を続けて参りました。今年の夏は猛暑の続く日々でしたが、江戸川区内の視覚障害者の自立や社会参加を円滑に進めるために、恒例の各部意見交換会が役員の皆さんのご協力のもとに開かれました。

 昨年までは、多田区長様宛の要望書をもとに意見交換会を行ってきましたが、これまでの経過をふまえながら、一歩前進した形で行政に対して、きめ細かな施策を進めて頂くためにも、平成25年度は福祉部に対しては懇談会の形をとることになりました。
 また、土木部を始め危機管理室、経営企画部広報課、文化共育部、区立図書館、生活振興部、都市開発部、教育委員会等の各部には、要望項目に添っての意見交換会の形で3日間行われました。この話し合いの模様を会員のレポート形式で読者の皆様に報告させて頂きます。


T 福祉部夏期懇談会                    小林 智恵子


 日時・会場 … 7月26日(金) 14:00〜15:30・区役所4階第5委員会室
 区出席者  … 原野福祉部長・岡村障害者福祉課長・鬼頭庶務係長・
         関口身体障害者相談係長・菊地計画係長・加藤計画係職員
 本会出席者 … 松本・小野塚・田名後・高田・住山・池田・岡畠・橋谷・
         小林・大竹(事務局)


 最初に、松本理事長、原野福祉部長の挨拶があり、各懇談項目について話し合いが行われました。(以下、敬称略)

1.第1回防災意見交換会を受けて、災害時の視覚障害者支援策について

Q(高田):5月31日の意見交換会で、視覚障害者名簿を提出したが、そのあと、それを利用して、区役所で今後何か具体的にやって頂けることはあるか?
A(岡村):非常に重要な名簿を頂いたが、まだその活用について、危機管理室との話もまとまっていない。今、要援護者の方をどうするか、マニュアルを検討している。名簿をどう活用するかである。あとになって「ここにいるはずの方が見つからないから探さなければ」等で、必要になる。当初皆さんは一次避難所にいると思うが、その段階で名簿を持って救助に行くとか、多分できない。お預かりした名簿の事は危機管理室と話し合うが、町会や自治会に渡しても構わないか?

Q(松本):構わないと思うが、再度確認したい。
A(原野):皆さんがそれを了解いただいているなら、そういう情報は身近な人たちで持っていたほうがいい。

Q(松本):つい10日ほど前、ガイドヘルプセンター登録者で、一人暮らしの72歳の男性が孤独死した。それも警察が入って分かった。原因ははっきりしないが、熱中症ではないかといわれている。ガイド事業所の立場で、その方にたまに電話をし、今どういう状況にあるのか確かめていた。7月7日にはガイドヘルパーを利用していたので、私はショックが大きかった。防災の観点だけでなく、普段の日常生活において、障害者福祉課としても、視覚障害者の一人暮らし・全盲夫婦の方の消息の把握も含めた、名簿の活用方法があるのではないか。
A(岡村):日常的に例えば熱中症で孤独死など、視覚障害者だけで起きるわけではないので、ご近所付き合いの中でカバーしていかないといけないと思う。

Q(松本):防災の観点だけでなく、特に江戸川視障協も事業をやっているわけだから、事業所としての責任がある。確かに、行政が家庭訪問ができない制度の中で、民生委員などの訪問員がいる。民生委員が管轄かどうかはわからないが、行政としてどういうことが考えられるか?
A(原野):その件は至極もっともな話だと思う。貴重な名簿を町会に知らせて構わないと皆さん一人一人が了承して頂いているものであれば、民生委員にも持たせられるし、町会単位で町会長あたりが持っていてもいい。何かあった時に、役所がすぐ出る事はできないが、ご近所の方が「そういえば」とわかれば、それに越したことはない。一人暮らしの方の名簿とか、75歳以上の熟年者の名簿とかは、民生委員には守秘義務があるが、ちゃんと持っている。地域にお住まいの視覚障害の方の名簿も、民生委員に持たせておいたほうがいい。

Q(松本):防災ジャケットと防災手帳の事は、全国の視覚障害者から問い合わせが来る。機会あるごとに、一般区民の方に「視覚障害者はジャケットで避難します」と、ある程度PRしなければならない。江戸川区は東京都内においても、防災では先進区だと思っているので、このままこうしておくのはもったいない。

Q(橋谷):何かあった時には、ジャケットを着させて貰ったほうがいいと思う。

Q(住山):私は、住んでいる所での訓練が一番だと思う。

Q(松本):地元の町会と仲良くなって、情報を知ってもらわなければならない。危機管理室とも8月6日やそれ以降も話し合ってみたい。


2.視覚障害者の社会的自立と福祉の向上に関する事項(福祉部関連)

* 26年2月に本会が開講予定のガイドヘルパー養成研修の講師派遣について

Q(松本):26年2月に、ガイドヘルパーの養成研修を、タワーホールで行うと内定している。「障害者福祉の制度とサービス」が1時間あるが、関口係長に講師をして頂きたい。
A(関口):勉強して、引き受けさせて頂きたいと思う。

* 平成23年10月1日施行の「同行援護」(個別給付)の利用の円滑化について

Q(松本):同行援護の支給量は、弾力的にお願いしてやっていただいて、サービス項目もほとんど使える状況になっており、大変ありがたい。今、視覚障害者で、基準量といわれる50時間以下の方はいないか?
A(関口):50時間以下の方はいない。申請があったら全て50時間は与える。

Q(橋谷):私は十分いただいているけれども、会員の中で、どうしても急用ができて50時間では足りない場合、どうしたらいいか?
A(関口):事情によっては、ご相談に応じなければならない場合があると思う。その時は、私か居宅介護系の地域担当職員4人に、相談して頂きたい。

Q(松本):同行援護他の通院等介助、65歳の介護保険のボーダーライン、それを過ぎた方の関係とか、いろいろ十分に理解できないことが多い。65歳を過ぎた視覚障害者が、障害者総合支援法の中のサービスで適応されない部分があると思う。「介護保険の中にあるサービスであれば、介護保険を優先して、そのサービスを使いなさい」という事だと思うが、介護保険の通院介助と、障害者総合支援法の中の通院等介助では、サービスそのものが違うのではないか?
A(関口):制度が違うので、そういう意味では全く同じではない。自己負担率の問題とか、あるいは院内介助の問題とか、同様のサービスになっていないところもある。それを、どのように考えるかである。厳格な指針がない。

Q(松本):行政サイドの裁量でできるものと、「決まっているからだめですよ」というものと、はっきり線引きされているのか?
A(関口):Q&Aなどを読むと、「同様のサービスがあれば、その分、介護保険を利用していただく」という書き方である。

Q(松本):25年4月施行の総合支援法に関し、病院の入院時に同行援護や通院等介助が使えないので、病院内での介護を病院スタッフが十分にやってくれない人を、どう救うかの問題がある。10日位ですぐに退院して戻る場合はいいが、1ヶ月以上の入院では、今までサービスを受けていた方が、制度を切られてしまう。病院の管理下で、病院スタッフが面倒を見る事になるが、入院の手続き迄は、今迄の制度。入院して以後のサービスを、区・市独自でやっている所もあるようだが、視覚障害者の入院時に、新たな江戸川区の独自制度は無理か?
A(原野):需要がどのくらいあるかも不明。何百人もの人が必要だということがあれば考える。

Q(松本):「通院等介助のサービスの中で何とかしましょう」のようなサービスがあれば嬉しいが、これは無理か?
A(原野):今日、即答は無理。お気持ちは承る。

Q(松本):これらのサービスの自己負担は、今、応能負担で1割負担になっていると思うが、これの課税最低限が37,200円と記憶している。その下の低所得に、今まで1・2とあったのが、外して、低所得16,000円で、所得の線引きをしていると伺っているが、間違いないか?
A(関口):それは、課税者の負担上限額というところで、37,200円。それと、その下の低所得1と2ということがあったが、今は低所得1・2という絡みを取っ払ってしまって、ゼロになっている。

Q(住山):住民税は個人で払う訳だが、応能負担も個人の収入でやって頂けると有り難い。自分の収入がないのに払わなければならないのは何か変ではないか。
A(原野):それはむずかしい問題。住民税は一人一人になっているが。

Q(岡畠):私個人は収入がなく、息子と主人の収入だけで生活している。主人は年金暮らしだが、応能負担には息子の収入も入るのか?
A(関口):配偶者の収入だけ。

Q(岡畠):年金の額によるのか?
A(関口):年金ではなく、住民税をお支払頂いているかどうかによる。課税になっている場合だと自己負担が生じるが、非課税であればゼロである。


* 日常生活用具関連事項

Q(松本):最近、お札の種類を読み取ることができる携帯電話が出始めた。本当に今のお札は判別し難くて、私は五千円札と千円札を間違えて出したことが何回もある。それで財務省が、今五千円札を変えようとしている。こういうものを、日常生活用具の品目として、区独自でもいいから採用して頂きたい。そういう機能が付いているものは、いいということにはならないか?
A(関口):テレビも洗濯機も冷蔵庫も、音声対応のものがあるが、そういうものは一般的にどなたも使われる。携帯電話もスマートフォンも、そういう一般的に皆さんがお使いのものというのは、日常生活用具になりえない。定義上そのようになっているので、そこは難しいところ。

Q(松本):採用している区市町村があるので、今すぐというのでなく、ぜひ視覚障害者に特化するようになれば良いと思う。検討課題として頂きたい。

Q(住山):目が不自由だと現実にはテレビは見られないが、ラジオとテレビが付いたものが出ている。日常生活用具として認められている区もあるが、江戸川区としてはどうか?
A(関口):今、量販店に行くと4,600円とか1万円を切る額で山積みになっている。視覚障害者の方だけではなく、高齢者の方にずいぶん人気があるようだ。ラジオでテレビの音声を聴く方もいて、障害者福祉課等でも話題になった事もある。このラジオは一般の方も使う形になっていて、少し難しいと考えている。

Q(松本):一般的なテレビとは違うので、ある程度安定した段階で、下限が5、6千円ぐらいで、これは可能性としてはあるか?
A(関口):逆に、それだけお安くなっていれば買って頂けるという考え方もある。

Q(田名後):カラートークは対象になっているか?
A(関口):例えば、ワイシャツに付けておいて、近づけたときに何色かしゃべってくれる装置。それは入っている。

Q(松本):プレクストークなど壊れると修理費が2万、3万とかかるが、修理費は自己負担か?
A(関口):日常生活用具として差し上げたものなので、給付になる。その管理については皆さんでお願いする。

Q(松本):1割負担をされている方もいる。「日常生活用具の修理費は個人の負担だ」と言われるかもしれないが、他の制度かサービスの中で、この経費負担について検討して欲しい。
A(関口):皆さんのご苦労も胸が痛くなるほど分かるが、制度として決められており、江戸川区だけというわけにはいかないところもある。研究が必要。


* 難病手当について

Q(松本):一般の福祉手当+難病手当をいただけるという方が、最近何人か手続きをしたというふうに私は聞いたが、併用できるようになったのか?
A(岡村):平成24年度までは、心身障害者福祉手当とか、児童福祉手当とか、難病手当とか、それぞれ併給することができた。25年度のはじめからは、他の区はほとんど併給している所はないので、他の区と同じように、併給ではなくて、どれか一つという形にさせて頂いている。

Q(松本):難病手当のことを、うちの会員の何人かから聞いたが、それは福祉手当を頂いていない方が、難病手当の申請をしたという理解でよろしいか?
A(岡村):難病手当だけに該当すれば、もちろん難病手当だし、心身障害者福祉手当にも該当すれば、どちらか金額の大きいほうを受給する。難病手当は12,000円だから、両方の条件に合う人は、心身障害者福祉手当の15,000円の高いほうを選択できる。両方受けている人はいない。


3.福祉タクシー券の枚数の増量と、タクシー券への都内タクシー事業者一覧表の記載復活の件

Q(松本):タクシー券が半額の年間36,000円に減ったが、枚数を増やすというのは無理か? タクシー会社の名称が綴じ込んでいないので非常に不便だと、2、3人から電話が来た。
A(原野):申し訳ないが、先程の手当と同じで、財政的に厳しい中で大きく見直した一連のものだ。例えば、他と比較して突出しているものとか、社会的使命を終えている事業であったりとか、そういったいろんな観点で見直した結果なので、この枚数は申し訳ないが見直させて頂いた。

Q(松本):不景気で税収も少なくなってということなのだろうが、これから税収が増えてきて、ある程度になったときには、復活の可能性はあるか?
A(原野):タクシー券の復活をするかどうかは分からない。今年は昨年度比で8%障害者福祉課の予算が増えている。タクシーの事だけではなく、他のサービス業で、そういう部分は補う話になると思う。景気が良くなったから、すぐ上げられるという事はないが、タクシー券という個別のものではなくて、例えば、もっと公共交通に乗りやすい整備をしていくとか、色々な部分で社会生活が送れるようにできればと思う。タクシー券の会社名は倹約し別刷りにした。綴じ込みが便利だというのは分かるが、節約という観点で出させて頂いた。

Q(松本):東京都内全般だから5、6枚になっていると思うが、あの中で、限定されたタクシー会社だけでも、2枚ぐらいで載せられないか? 「タクシーは都内を走っているのだからダメ」と言われるかもしれないが、江戸川区が発行するのだから、主として江戸川区内の会社を。
A(原野):またそれは考えさせて頂く。ご意見として伺う。


* この他、視覚障害者会員が多く従事しています「江戸川区三療サービス制度」の現況について懇談しました。

* 江戸川区に於いて毎年、大切な話し合いの機会を設けていただき、深く感謝しています。全国的に有名な「福祉の江戸川」も、いろいろと厳しくなってきました。どうしてもできないことはお願いしなければなりませんが、できることは精一杯行うように、私自身努力していきたいと思います。


U 土木部・危機管理室意見交換会               高田 孝治


 日時・会場 … 8月6日(月) 13:30〜15:30・グリーンパレス芙蓉の間
 区出席者  … 高井土木部長・浅川危機管理室長・立原計画調整課長、他職員
         区内3警察署
 本会出席者 … 松本・小野塚・田名後・高田・成田・住山・橋谷・藤原・
         千歳(事務局)


 はじめに松本会長から開会の挨拶があり、次に高井土木部長と浅川危機管理室長の挨拶がありました。続いて本会出席者の自己紹介、江戸川区出席者と3警察署の自己紹介があり、その後要望事項に基づく回答が行われました。


1.江戸川区の防災対策の概要

A:昨年度末に江戸川区地域防災計画を大幅に見直した。その内容は広報えどがわの3月20日号に掲載された。大きなものとしては、自助・共助の役割の明確化、受援態勢の強化等である。自助とは各自が発災時に3日分の食糧や水を確保しておくことや、避難路の確認。共助とは助け合っての避難、地域住民による避難所の運営等。受援態勢の強化とは、発災時の外部からの支援、ボランティアの受付窓口の一本化等である。特に共助として発災時の視覚障害者を始めとする要援護者の安否確認と、避難誘導などを地域住民の方々がしてくれるように、区が働きかけることが打ち出されている。

 この回答の後、松本会長より本会から区に提出した会員名簿の具体的運用方 法の明確化と、二次避難所の早期特定の要望があった。

2.区内横断歩道エスコートゾーンの設置

 ※ 交通安全対策関連について、担当警察署から回答があった。

A:@ 葛西警察署管内、環状7号線南葛西レクリエーション公園前横断歩道には平成26年度予算として設置が予定されている。
  A 小松川警察署管内、江戸川区役所前の横断歩道への設置を急ぎ検討する。
  B 小岩警察署管内、小岩駅南口広場の横断歩道への設置を検討する。

3.自転車の暴走について

A:小岩駅南口ロータリーのバス乗り場歩道に、「歩道は歩行者優先です」というステッカーを貼った。この効果を見て、他の方法も検討していく。歩道上の自転車走行は、車道の駐車車両の影響があるので、駐車車両対策の面から考えていく。また駅周辺道路に、自転車通行ブルーレーンを設けた。例としては西葛西駅の周辺である。

4.駅周辺の違法駐輪について(土木部関連)

A:駅周辺では駐輪禁止区域の設定により、駐輪台数は大幅に減少した。しかし、まだ多くの歩道上に違法駐輪があるので対応していく。例としては、京葉交差点バス停付近の違法駐輪が挙げられた。

5.区内公共施設周囲のバス停に、音声誘導案内装置(メロガイド対応)の整備について

A:本年度に篠崎ポニーランドそばの子供未来館直近のバス停に設置。その他、希望箇所があれば設置を検討していく。また古くなった装置を今後5年をかけて新しくしていく予定である。

 その他、葛西臨海公園駅でのレンタサイクリングの二人乗りタンデム車の視覚障害登録者について、曜日指定と時間制限をなくし、終日使用料の免除を検討。

※ 要望書による回答はここで終わり、本会出席者から、自転車の乗り方マナーの啓発を望む声があがり、高井土木部長と松本会長の閉会の言葉で、意見交換会は終了しました。


V 広報課意見交換会                    成田 貴美代


 日時・会場 … 8月30日(金) 13:30〜14:10・区役所4階第5委員会室
 区出席者  … 矢作広報課長・矢島編集係長・障害者福祉課菊地計画係長
 本会出席者 … 松本・小野塚・田名後・成田・住山・池田・花見・小林・
         藤原・千歳(事務局)


 小野塚副会長から出席者の紹介があり、それぞれの自己紹介の後、松本理事長の挨拶に続き矢作課長の挨拶がおわり、意見交換会が始まりました。

1.「声の広報えどがわ」や「声の区議会だより」のCD・カセットテープの併用発受暫定方式の継続実施について

A(矢作):協会の皆さんも講習会を開いたりして頂いているが、併用方式で構わない。いずれカセットテープがなくなるので、ある程度の見込みを考えるのもいいと思うが、まだそこまで至っていないという事だろう。

2.「声の広報」等の音訳編集者に対する収録編集機器の助成制度の検討。

Q(松本):デッキは、皆さんが個人的な持ち物で作っているのが現状。
A(矢作):収録する中央図書館の方では、新しい機械を投入されていて、それを使って頂いていると思う。

3.「広報えどがわ」に障害者団体紹介記事のシリーズ形式での掲載。

A(矢作):今一番輝いている人の紹介をこの4月から始めた。障害者団体だけという訳にはいかないが、広い範囲の中で考えていきたい。

4.江戸川区の各種発送文書の本会事務所及び地域連絡網担当者との電子メールによる情報提供の検討。

Q(松本):震災などが起きた場合には、そういうものが生きると思う。基本的には広がる事だし、横の連絡がうまくいくような態勢だけは、作っておきたい。事務所は土・日は休みなので、こちらに頂き連絡網に流していきたい。

A(矢作):よろしいと思う。必要な事は電話でもいいし、メールの方が便利であればこちらからメールを送るという形にしていきたいと思う。

5.「みんな友だち」の編集について

Q(松本):発災対応の特集を年2回以上取り上げてほしい。
A(矢島):4月号で地域防災計画を取り上げた。9月号にも掲載予定。

Q(松本):障害者関係のニュースは同じタイトルの中に入れた方がいい。また、コメント記事などは読むのではなく、実際にインタビューしたものを挟むといいと思う。今年も11月23日の文化祭の収録をお願いする。
A(矢島):インタビュー記事は音声をとっているわけではないので難しい。
A(矢作):会長のおっしゃる通り魅力のある話で、編集のやり方だと思う。

Q(小野塚):タイトルに入る前の音楽が長すぎる。デイジーで頭出しをした時、なんでこんなに長いかと思う。
A(矢作):良いご意見を頂いたので、早速伝える。

Q(田名後):タワーホール船堀の映画情報を入れてほしい。
A(矢島):了解した。

Q(松本):図書館CD版新着図書の紹介欄を設けてほしい。

6.「点字広報えどがわ」に、毎年発災時対応策の記事を掲載してほしい。

7.「点字広報えどがわ」テキスト版のメールによる配信について。

Q(松本):ヘレン・ケラー協会などで、点字で点訳したものがカナ文字だけのテキストで残っていると思う。
A(矢作):出来るかどうか連絡をとってみる。

8.区内公共施設の詳細点字地図の発行について。

9.「広報えどがわ」の記事の掲載基準を緩和し、視覚障害者関連の行事の案内と視覚障害者の情報バリアを解消してほしい。
A(矢作):ご要望にお応えしたいが難しい。必要な情報は載せていくが、基準を設けて広報していかなくてはならない。

※ 私は50歳過ぎてから周りが見えなくなったので、その時に見えていた風景と見えなくなってからの頭の中の地図が一致しません。西葛西駅周辺はまあわかるのですが、船堀駅近辺はさっぱりわかりません。点字地図があれば、記憶も一致して来ると思いますので、ぜひ点字地図の発行を検討して頂きたいです。「みんな友だち」の福祉課のお知らせなどは、忘れている事を知らせてくれるので有難く、配信をいつも楽しみにしております。


W 図書館意見交換会                    藤原 美子


 日時・会場 … 8月30日(金) 14:10〜14:45・区役所4階第5委員会室
 区出席者  … 関山文化課長・澤田推進係長・森中央図書館長・木村職員
 本会出席者 … 松本・小野塚・田名後・成田・住山・池田・花見・小林・
         藤原・千歳(事務局)


1.平成25年4月より中央図書館の指定管理者による運営について。

Q:平成25年4月以降、視覚障害者担当職員のサービス継続について。
A:指定管理になっても、今までのサービスを続けていく。

Q:本会が中央図書館で行うITパソコン講習会の支援について。
A:図書館朗読室にはWindows7のノートパソコンが設置してあり、近々インターネットもつながる。音声パソコンのボランティアの養成は、ボランティアセンターの担当。(* 成田さん他IT講習会関係者が、近々実際に試す予定。)

Q:視覚障害者への電子メールによる情報提供について。
A:電子メールによる情報提供はまだだが、カセットやCDの貸し出しは増えており、月400件ほど。サピエ図書館を利用する場合も、図書館経由のほうが、10タイトル頼むことができる。

Q:新着図書(CD・拡大文字図書等)の目録について。
A:目録は近々つくる。

2.デイジー江戸川のパソコンによるボランティア活動支援について。
A:今までと同じように、デイジー江戸川のボランティアがスムーズに行えるように支援する。

3.区内図書館の対面朗読室に於ける朗読者の配置について。
A:中央図書館の7月の朗読室の利用回数は7回。5、6月は、6、7回。部屋の予約は電話でよい。

4.情報誌「アイネット」への図書館便り「福耳通信」掲載について。
A:引き続き図書館だよりを、アイネットに! アイネットを、それぞれの図書館に! そして、ひらかれた図書館に!

5:国立国会図書館等の図書掲載情報提供について便宜を図って貰いたい。
A:1、2週間かかるが、国会図書館からも資料を送って貰える。

6.図書館サービスに関わる要件が生じたときは、意見交換をしたい。
A:何かがおきた時、お金のかかる事が発生した時は、速やかに話し合いを行う。

7.区内図書館の点字プリンターの保守と、新しいタイプのものの整備を。
A:グリーンパレスの点字プリンターは早急に直す。

X 区内施設・環境整備・教育委員会意見交換会         藤原 美子


 日時・会場 … 8月30日(金) 14:55〜15:30・区役所4階第5委員会室
 区出席者  … 都市開発部(吉沢まちづくり調整課長・眞分施設課長・
     田辺事業調整係長)/文化共育部スポーツ振興課(植松スポーツ係長)
     生活振興部(茶屋地域振興課長)/教育委員会指導室(並木指導主事)
 本会出席者 … 図書館に同じ


1.区内施設利用に関し、視覚障害者の活動が円滑に行える施策について。

A:「えどねっと」による施設などの利用の仕方は全て公平に行う。イベント的なものは、前もって話があれば相談に応じる。会場使用料の有料・無料は内容による。

Q:有料・無料の線引きについては基準を示して貰いたい。

2.区内施設内トイレの音声案内装置整備について。

Q:昨年の懇談会後に設置して頂いた文化センターは、大変利用しやすくなった。
A:今後も増やしていく。現在改修中のタワーホールのトイレの音声は据え置き。

3.区内各駅ホームドア・ホーム危険防止用内方線早期設置について。
A:内方線についてはかなり進んでいる。今年度中には12駅中8駅が完了。ホームドアについては車両の問題もあり、なかなか進まない。

4.タワーホールエスカレーターの音声案内装置整備について。
A:検討課題とする。

5.篠崎コミュニティ会館の盲人用卓球台の保守について。
A:早速点検し、修理を完了した。

6.区内小・中学校の総合学習での障害者ボランティア活動等の体験学習や出前ボランティア活動を、今後も発展させ相互理解を深めることについて。
A:出前ボランティアとしては、23年度は38校5058人、24年度は34校5211人の生徒が受講。今後も続けていく。

* 今回も役所のみなさま、図書館の方々にご出席いただきました。いつも熱心に私達の意見にお答えいただき感謝にたえません。差別と区別をきちんとわきまえて私達も権利を主張しなければと思います。




   視覚障害者向け講演会開催


                              井草 恵子


 区内視覚障害者対象の講演会が、残暑の中、去る9月9日(月)、グリーンパレスにおいて行われた。
 今回は「区内の防災計画」をテーマに柿澤江戸川区防災危機管理課長を講師に迎え、午後2時からの約1時間行われた。
 本会松本会長の挨拶の後、いよいよ本題に入った。

─ 内容 ─

・地域防災計画の完成  現在、作成中
・海岸性の竜巻が起きやすく夏季に洪水の発生率が高い。
 (注:最近では秋から冬に掛けても多く、必ずしも決まっていない)
・ニュース等の情報でアンテナを張る。
・大水害の際は速やかに避難。

  自助と共助

 <自助>

・住宅の耐震度チェック、及び、直下型地震に耐えるための耐震補強
・昭和57年以降に建てたマンション(阪神大震災後18年以降)については、耐震補 強済み
・大正、昭和に建てた木造建築については耐震補強をして欲しい。
・家具、電化製品(冷蔵庫・洗濯機等)の転倒、落下の防止
 転倒防止の金具(シルバーセンターで取り付けの相談可能)
・救助袋  視覚障害者用ジャケット 手帳 ペットボトル1〜2本
      携帯ラジオ 常備薬の処方箋 お薬手帳
・FM江戸川割り込み情報 昨年度から可能
 FM江戸川が使用不能の場合、区役所から直接情報伝達
・江戸川メールニュースの配信
・区ホームページ音声ガイド(ダウンロード可)
・防災行政無線 (電話03−3652−1284)
・ペットボトル(粉ミルク用) 区内33校の中学校に備蓄
・避難所 (区立の小中学校106校)  区の施設(営業時間内)
  注:学校の場合、使用許可が下りるまで校庭で待機

 <共助>

・開設運営マニュアル  避難所内の地域住民が自主的に避難生活を運営
・避難名簿の備考欄に、自分のセールスポイントを記入。
  注:水道、電気使用可能の場合、自宅待機の方が望ましい。

  Q 江戸川区の飲料水備蓄日数は?
  A 大人1人当たり3日分備蓄。

  Q 災害時の協力店は?
  A 区内のスーパー、コンビニエンスストアで飲料水等購入可能。

  Q 地震発生時の避難情報は?
  A 緊急避難情報で確認して欲しい。

    避難準備  避難勧告  特別警報

 ここ最近、地震や台風、竜巻と、何かと「地面ちゃん」が、騒がしくなっているようで、油断禁物だ。




 外国人と障害者のための防災体験


                              藤原 美子


9月29日
秋晴れのもと、区内江戸川消防署において、署員のみなさま・松江三中のみなさん、そしてボランテアの方々にまもられて、煙体験・消火器体験・起振車体験。

署員の方からのお話を聞いて、火災の発生は“たばこの火の不始末”が、なんといっても一番。今年もすでに江戸川区で56件もの火災があり、3人の方が亡くなっています。すべてたばこによる“有毒ガス”によるとのこと

さてAEDの体験  触らせていただいて思っていた形とは大分ちがうので、それでも驚きでした
使い方の説明にもみなさま真剣です

起振車の体験が今回私のメイン目的ですので、“震度6”を体験させていただき、「すごーい!」とおもいましたが、特別枠“震度7”を希望される方をつのってくださったので、星野さんを誘って、挑戦してみました
たった“1度”の違いでものすごい振動に、ただただテーブルの足にしがみついて20秒間を耐えました

役所の方からのお話のとおり、本当の災害のときには自分でなんとかするしかありませんね。みーんな人のことどころではありませんよ、との話
大震災からたちなおることがまだまだですね
たった20秒の体験でしたが、3分以上もあの揺れにどのように対処できるのかが、考えもつきません
どうぞ、一日でもはやい復興ができますように!

いつもサポートして下さるボランティアの方々には心から「ありがとう!」です




福耳通信


 寒さに向かう季節、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
 さて、今回は江戸川区立図書館の対面朗読サービスについてご紹介いたします。
 対面朗読サービスとは、目の不自由な方に朗読者が一対一で直接資料を読むサービスです。録音図書と違い、どこをどのように読んでほしいかといった希望を、朗読者に直接伝えることができますし、分からないところをその場で質問したり、調べたりすることができるなどの利点があります。

 また、図書館では、対面朗読サービスを希望されるお客様に、スペースの提供や音訳ボランティアさんの紹介などを行っております。
 区内の図書館のうち、中央図書館、小岩図書館、西葛西図書館、東葛西図書館には対面朗読室を設けており、朝9時から夜21時15分まで、幅広い時間帯でご利用いただけます。対面朗読室のない図書館でも、スペースをご提供いたしますので、お近くの図書館をお気軽にご利用下さい。

 対面朗読を希望される場合は、図書館名、ご都合のよい曜日や時間帯、必要な資料などを事前にお知らせいただけると、スムーズにご案内できます。
 対面朗読サービスでは、点字や録音図書がない本はもちろん、新聞、雑誌などもご利用いただけます。お探しの資料がございましたら、中央図書館の担当までお問い合わせ下さい。

 また、対面朗読室にOA機器を設置している図書館もございます。活字の資料をお読みになる方には、中央・小岩・東葛西の各図書館に拡大読書機をご用意しております。中央・西葛西・東葛西の各図書館では、対面朗読室で音声対応パソコンをご利用いただけます。
 対面朗読サービスのご利用を心よりお待ちしております。

江戸川区立中央図書館
住所 江戸川区中央3−1−3
電話 3656−6298〔直通〕

中央図書館の担当は私たち(木村 高津 川原田 豊島 松川)5名です。




成田さん おめでとう!


「第13回全国障害者スポーツ大会2013」


 サウンドテーブルテニス競技“金メダル”

1.経過報告
 5月26日(日) スポーツ大会予選会 駒沢体育館
          リーグ戦からトーナメント 5人と試合 優勝
 6月13日(木) 国体決定通知書届く
 7月〜9月    国体強化練習

2.第13回全国障害者スポーツ大会(東京国体)内容と成績報告
10月 2日(水) 東京選手団結団式 東京体育館メインアリーナ
10月10日(木) 午後6時 京王プラザホテル集合
10月11日(金) 午前公式練習・駒沢体育館
  * 午後5時から東京選手団激励会 ホテルニューオータニ
    猪瀬東京都知事と皇太子様の前で、車イスバスケット選手の青木さんと
    成田さんが、東京選手団521人を代表して決意表明。
10月12日(土) 開会式(皇太子殿下・妃殿下ご臨席) 味の素スタジアム
10月13日(日) 盲人卓球(サウンドテーブルテニス競技)の成績
    第1試合 札幌の選手に3対2で勝利     第2試合 岐阜の選手に3対2で勝利   * 表彰式 金メダル授与される。
10月14日(月) 閉会式(高円宮妃殿下ご臨席) 味の素スタジアム
    ゲスト・EXILE 歌とダンスを披露
  * 東京選手団解団式、その後解散。
    スポーツ祭り東京終了。

5月の予選会に始まり10月の障害者スポーツ大会へと、期間は短いですが52年ぶりの東京都開催で、大勢の方が応援に来てくれました。試合となれば緊張はつきものですが、コーチの助言を受け乗り切る事が出来ました。また新たな目標に向かって練習に励みたいと思います。   成田




猛暑の中 納涼懇談カラオケ大会交流&熱唱!


 東京地方も36度を超える熱波の続いた残暑の中、8月20日(火)13:00〜16:20に、コミュニティプラザ一之江4F集会室で、恒例の納涼懇談カラオケ大会が開かれましたのでその様子をご紹介しましょう。今回も、事務職員とアイフレンズ江戸川有志ボランティアの皆さんのお骨折りでテーブルがセットされ、来賓の音訳百舌の会、風の会、点訳メイト、デイジー江戸川、アイフレンズ江戸川のボランティア団体の皆様をお招きすることが出来ました。会員の皆さんもガイドヘルパーの介助により総勢70名が所定のテーブルに落ち着いたのです。

 第1部の式典では田名後総務部長の司会で、公益財団法人のえどがわボランティアセンターの森所長さん、江戸川区障害者福祉課菊地計画係長さんを始め、各団体の出席者からご挨拶がありました。第2部の懇談会は、「同行援護利用者とガイドヘルパーのコミュニケーションについて」というテーマで、松本理事長が、利用者への情報提供と相互の信頼関係の大切さを中心に話し、視覚障害者は相手が誰かわからないので、先ず「○○です」と名前をハッキリと言って、より具体的に状況説明することの大切さを強調する内容でした。ガイドヘルパーさんからも、ガイド申し込みの事務局の対応などいくつかの質問が出て、実りある懇談会となりました。池田文化部長の乾杯の音頭で宴席は最高潮!

 第3部のカラオケ大会は、岡畠さんの絶妙の司会で爆笑が耐えず、宴席はそこここでヒートアップ!
 夏の暑さを吹っ飛ばすように日頃の練習の成果が発揮され、会員の熱唱が続いたのでした。その結果、城東ブロックの歌手5名が池田文化部長から表彰者として発表されました。第1位は星野さんで、竹橋さん・住山さん・田中さん・廣木さんが読み上げられ、代表歌手の認定証が松本理事長から授与されたのです。特に星野勇会員の「さざんかの宿」は低音が素晴らしく熱唱でありました。

 用意された混ぜご飯の弁当も美味しく頂き、真夏の午後、冷たいビールの喉通りも良かったようでした。
 小野塚副理事長の三本締めで、懇談会と楽しいカラオケタイムは終了しました。




バスハイク 筑波宇宙センターと梨がり


                 和田 彰


 絶好の行楽日和となった平成25年9月19日、バスは一行41名を乗せて8時20分江戸川区役所前を出発した。岡田運転手、中蔦ガイド、そして塩屋添乗員、千歳事務局長と門口職員が我々を案内してくれた。

 小野塚さんの司会で、参加者の点呼や松本会長の挨拶が始まる。塩屋さんから行程の案内や、中蔦さんから今日のガイド説明があった。途中守谷サービスエリアでトイレタイムをとり9時15分に出発した。台風18号の影響で江戸川の水は茶色く濁っていた。利根川の水はやや薄くなっていた。水量はかなり増えている。キッコーマン醤油でおなじみの野田市を通り筑波に入る。

 第1の目的地、筑波宇宙センターで、10時から11時まで見学した。まず最初に表半球の実物の100万分の1のスケールの地球が迎えてくれた。宇宙探査機のはやぶさが無事日本に戻って来た事や、ロケットの発射19秒前で停止した事が話題になったが、ここで見たり聞いたり触ったりした事で、宇宙の事が身近に感じられた。まず宇宙服が展示され、歴代のロケットが20分の1の大きさで、3mから4mの大きさで、7つ並んでいた。実物にすると50mから80m。実物大に宇宙ステーション内部が展示されていた。広さは約6畳間くらいである。その後ロケット発射場として種子島宇宙センターが紹介され宇宙への無限の可能性を目指す出発点となっている。

 続いて売店へ行く。私は宇宙探査機はやぶさとロケット、地球の地図の型をしたキーホルダーを3つ記念に買った。妻紀代子は宇宙から見た地球の青色の柄のスパッツを買った。一番の人気は宇宙食である。続いてパネル展示場ではパネル写真としてロケットの発射や歴代の宇宙飛行士の写真が載っていた。次に宇宙飛行士の7名の名前を書いておく。毛利さん、向井さん、山崎さん、土井さん、野口さん、若田さん、星出さん等。次にパネル館を出てロケット広場へ行く。そこには実物大の白いロケットが横たわり、高さ2mくらいの台座の上に展示されていた。長さ53mありロケットは輝いていた。これが宇宙へ行くのだと実感した。

 これで、茨城宇宙センターを後にして、次の目的地アサヒビール茨城工場へ行く。11時30分からの見学である。広い敷地内の庭を通り、元気のいいガイド娘2名が我々を案内してくれた。長いエスカレーターで3、4階ぐらいの高さまで登る。そこからは醸造タンクの直径8m、高さ20mが12本並ぶのが見渡せた。原料は大麦、ホップ、水で、麦芽汁になるまで保存される。1基のタンクでは350mlの小さな缶ビールで40万本分あるという。一人で飲むと2千年かかるという事で、皆大笑いした。工場内はオートメーションで麦汁を濾過し、ベルトコンベアに乗った缶は川の流れのように動いていく。壮観である。そこでビールを缶に入れ包装されて出荷される。作業員は数名で、製品をモニターで検査していた。そこからもう一度エスカレーターに乗り、地上60mの高さにあるビールの試飲室へ行った。ビールを飲む人、サイダー・ジュースを飲む人、皆満足な顔。私はビール、妻はサイダーを飲んだ。エレベーターで1階まで降り外へ出た。陽光は暖かく風は爽やか、ほろ酔い気分で、とても気持ちがいい。

 12時45分アサヒビールを出発。昼食の場所つくば舘山城へ行く。昼食時間は1時40分から2時40分で、盛りだくさんの料理を頂いた。高い階段を登り降りしたのが印象に残る。  梨がり、安田果樹園に3時30分につく。梨を取り食べる人とおみやげをもらう人との2班に分かれた。そしておみやげ用と5kg 2500円の梨を買った。大きいのは6個くらい、小さい梨は10個くらいのが用意されていた。私はザックに梨を入れて帰る事になる。台風18号にもあわず被害がないとの事だった。

 4時に梨園を出て帰途につく。帰りの車中はカラオケで楽しむ。カラオケを聞きながらお酒を飲んでいたら気持ちよく寝ていた。途中守谷サービスエリアでトイレタイムを取り、6時10分江戸川区役所についた。ここでみんなと別れ会長にお礼を言って新小岩の駅まで重いザックをしょって歩いて行った。
 今夜は中秋の名月である。満月を心のスクリーンに照らし家についた。楽しい一日でした。




第36回・区民祭り 都立篠崎公園にバザー出店!!


                          松本 俊吾


 去る10月13日(日)、都立篠崎公園ハッピー広場バザー会場の15番テントで、本会は例年通りバザーを出店しました。当日は素晴らしい秋晴れの下、18名の会員と支援ボランティア、そして職員の千歳さん、大竹さん、門口さんも加わり、皆様からご提供を頂いたバザー品を販売させて頂きました。

 青と白に色分けされたテント前に、小野塚副会長が江戸川区視覚障害者福祉協会の看板をつり下げて、バザー品がたくさん並べられました。爽やかな秋風に乗って秋祭りを彷彿させる和太鼓の音に誘われて、どこからか金木犀の薫りも漂ってきます。本会も区内障害者団体20数店と共に出店し、私も「いらっしゃいませ」の連呼で声がかすれるほどでした。

 平成3年から数えて22回目のバザーへの参加になりますが、毎年、区内のボランティアの献身的なご支援により、今年もご提供頂いた品物は完売することが出来ました。午前10時過ぎには多田区長さんも私たちのテントを訪問下さいました。
 テントの下でのお客様との駆け引きは一喜一憂で、そこここで一日笑い声が行き交い、区民祭りの雰囲気がかもし出されて、「いらっしゃいませ」のかけ声も買い上げて頂くと「毎度有り難うございます」の声を聞く度に、金庫番の橋谷さんや伊東さんが手際よく売り上げの度に釣り銭を渡す作業もお手の物になりました。

 早朝7時から夕刻4時過ぎまで、9時間の販売はあっという間に終わった気がします。テントの中の品々は多彩で、カバンや靴、タオルや衣料品、陶器類が山積みしていましたが、見る見る品物が減っていくのがまた満足感にもつながり、長時間の販売も、皆さんのかけ声が飛び交い、お客様との値つけも「安いよ!」ユーモアを交えた会話が飛び交い、掘り出し物を買い求めたお客様の喜びが伝わってきます。

 昼休みのおにぎり弁当、打ち上げのビールやワイン、お茶の美味しかったこと!
 売上金は10万円を超えたようですがこれは丸秘です。後日情報連絡テープ・CDにて報告させて頂きます。バザー品をご提供頂いた会員・ボランティア団体の皆様、そして品物の搬送、販売、後かたづけに汗を流して頂いた多くの皆様にお礼を申し上げ、バザー事業の報告とします。




ヒノデ第一交通(株)江戸川営業所


視覚障害者向け乗務員講習会開かれる


                               松本 俊吾


 去る9月6日(金) 13:30〜16:00に、区内中央の「ヒノデ第一交通(株) 江戸川営業所」会議室及び駐車場で、同社の職員とタクシー乗務員を対象とする講習会が、私とガイドヘルパーの神尾雅代さんが招かれ、介助実技を含めて開かれました。
 当日配布しましたレジュメに従って、乗務員の皆様との質疑応答をQ&Aの形で掲載し、読者の皆様にタクシー利用の際の参考に供したいと思います。

 テーマ … 江戸川区内に於ける視覚障害者の現状とタクシー利用の際の要点

  ※ タクシー利用の際の安心できる運転の仕方や乗降の際の補助の方法

1.区内視覚障害者の現状とタクシー利用の際の要点
@ 江戸川区内に於ける視覚障害者の現状について
江戸川区には障害者手帳を有する視覚障害者が1398人、重度の視覚障害者 (全盲を含む障害者手帳を所持している者、1級456人、2級429人、3級92人)、弱視・視野狭窄を含む障害者手帳所持者(4級122人、5級205人、6級94人)
計1398人が在住しています。(2013年8月1日現在)

A 視覚障害者で無料タクシー券の給付者 … 介助付き1級・2級885人
江戸川区では重度視覚障害者に、年間36,000円(月3000円)が、半年まとめて希望者に郵送されています。

B 重度視覚障害者の判定区分(略す)
2.江戸川区視覚障害者福祉協会の現況(略す)
3.江戸川ガイドヘルプセンターの事業(略す)

4.タクシー利用の際の要点

@ 視覚障害者がタクシーを上手に止めるこつ
 ※ ヘルプカード・ヘルプマークの使用について。
A タクシー乗務員にお願いしたいこと
B 乗車時の注意点
C 乗車してからの乗務員とのコミュニケーション等
D タクシー券での乗車について
E 降車時の注意点

5.講演後の質疑応答と神尾さんのコメント

Q(U):タクシーを止める際に白杖を上に上げると言ったが、上げたか下げたかが判らなくて通りすぎてしまう事がある。何かいい方法があれば教えて欲しい。
A(松本):視覚障害者間でもこれを統一しようと言う話はある。日盲連大会でも問題提起されたが、「電磁白杖」の使用や、私たちが安心安全にタクシーに乗ることが出来るような方法を考えてみたいと思う。もう少し時間を下さい。タクシーを拾おうとする人は運転手さんは自ずと判ると思うので、白杖を上げることも含めて検討したい。

Q(S):障害者のお客様を乗せると、スピードを落とし発進や停止する際のブレーキにも気を使っているのだが、どういう運転をしたらいいのか教えて欲しい。
A(松本):まず急発進をしないように、また急ブレーキは極力避けて頂き、停車するときもゆっくり止めて頂く。これは乗務員の皆さんは心がけていると思う。カーブを曲がるときも、一声かけて頂ければ有り難い。

Q(M):前に視覚と聴覚の重複障害者を乗せたことがある。自宅から病院までのプラカードを示して依頼された。行き先が決まっているような場合に、地図とかを準備するような方法を協会でとっているのか?
A(松本):組織で行事を開催するときには会場の案内などを作成することはある。個人の対応だと、何処に出かけるか不確定である。このような意見があったことを伝えるが、それは付き添う家族やガイドヘルパーのお力をかりるか、住所や電話のメモを持参するのが望ましいと思う。組織が個人の行動に何処まで対応できるかは、守秘義務の関係もあるので難しいのが現状である。タクシーに乗るときに運転手さんが困らないように準備することの指導は出来ると思う。

※タクシーの乗車法や利用者の介助実技を行って再度会議室に戻り、目の不自由な人の介助法などについて質問を受けることとなった。

A(松本):アイマスクをして目隠しをしたときに周囲が全く見えなくなった場合の視覚障害者の心理を良く判って頂いたと思う。見えないということは不安である。その場合に一言声をかけていただければ、それだけで安心するものである。運転手さんが黙っていると不安になるものである。運転手さんは一言、利用者さんが乗る時に「どうぞ」と「どちらまで行くのですか」等と声をかけて欲しい。特にお年寄りで歩行が難しいような方を乗せた場合は、下車するとき手助け等の介助もお願いしたい。視覚障害者のうち、弱視の二つの特性を理解して頂きたい。「文字は見えるが行動はダメ」「文字は見えにくいが行動は出来る」や、夜盲や色覚障害という赤や青色の見分けが出来ない方がいることを再認識して欲しい。

Q(H):ヘルパーさんに対して、タクシーに乗ると当然事故なども起きるのだが、保険問題はどうなのか?
A(松本):ガイドヘルパーの業務中であれば傷害保険の範囲内だが保障されている。自動車保険との関係もあると思うが、事故の状況で対処は分かれると思う。

Q(U):目隠し体験をして皆さんの不安な心理が良く判った。目の不自由な人の介助で一言声をかける方法は?
A(松本):運転手さんは一言声をかけて「肩か腕に手を添えてください」と言い、利用者が「宜しくお願いします」と言うと思うので、それで、目的の場所まで歩く速さを合わせながら視覚障害者の歩く歩幅を取り、細い道を通り抜けるときは、右手を腰の位置にL字形に曲げて付け、運転手さんの後ろに回り、段差などがあればそのことを伝え誘導して欲しい。

 <介助者の立場から神尾さんのコメント>
(神尾):ガイドヘルパーになって10年になります。目の不自由な方と歩いているときは、見えるのは私だけなので何倍も神経を使います。同行しているうちに、お互いに人間関係が出来上がり、私自身、学ぶことがたくさんあって、これが人間形成の一部になっています。そこでガイドヘルパーの立場からタクシーに乗ったときに、何点か思いつくままに言わせて頂きます。

@ 「手帳やタクシー券を使ってもいいですか」と運転手さんに利用者さんは聞く。その時に「いいですよ」ときちんと応えて欲しい。目の不自由な方は声が頼りなので、大きな声で返事をして欲しい。
A 普通はガイドが先に乗り、降りるときは利用者さんが先に降りるが、足元の段差が気になる。運転手さんが「まだ降りないで」と、先に開いたドアのところに立ち「どうぞ、足元も大丈夫だから降りていいですよ」と言ってくれた。二人とも嬉しくて、「今日はいい日になるね」と一緒に行動したことがあった。
B 駅のタクシー乗り場でチェッカー無線に会うと、二人で「良かったね」と言う話になる。
C タクシー券を使用した場合、今は100円券が多くなり、ある運転手が「100円券は嫌だよ」と言った。運転手さんもこの事を理解して欲しい(現在は3000円の内500円券が3枚、100円券が15枚)。

<講習会を終えて>
 実技演習で視覚障害者の介助法を、ガイドヘルパーの神尾さんと共に演習させて頂きました。
 運転手さんからは様々な質問が出ました。特に乗降時の声のかけ方や、タクシーを電話などで依頼する場合は、300円の加算金で乗車できることを聞きました。また乗務員の皆様はアイマスクを着用して、真剣に介助法を研修していました。
 ヒノデ第一交通は、中小のタクシー業者が一つの会社形態をとった総合タクシーの会社で、全国に7000台を有するそうです。「チェッカー無線」でもおなじみの江戸川区に一番多く走行しているタクシー会社です。
 今年から介護タクシーを始めたそうです。またガイドヘルパーの資格を取りたいと言う視覚障害者福祉に興味を持たれた乗務員もいました。
 この講習会の記事が「東都よみうり」に掲載されましたので、お読み下さい。


江戸川区のタクシー会社で講習会

視覚障害を持つ乗客にはひとこと声をかけてから
      (東都よみうり 9月20日号より)

 視覚障害を持つ人がタクシーを利用する際に、ドライバーにはどのような配慮が必要か。ヒノデ第一交通株式会社江戸川営業所(江戸川区中央)で、乗務員が視覚障害者を理解しサービス向上をめざす講習会を9月6日に開いた。

 同社江戸川営業所は今年3月から介護タクシー事業を開始し、福祉車両5台を所有している。講習会は、タクシーを利用する機会の多い重度の視覚障害者が快適に乗車してもらえるように介護タクシーを運転する乗務員などを対象に企画された。
 6日は、NPO法人江戸川区視覚障害者福祉協会理事長の松本俊吾さん(72)(同区西瑞江)が、講師としてガイドヘルパーの神尾雅代さんの介助を伴い営業所に来訪した。松本さんは「タクシーの運転手から温かい応対を受けた日は、幸せな気持ちで一日を過ごせた」と、体験を交えながら視覚障害者の生活とタクシー乗務員に望むことなどを語った。

 松本さんによると、江戸川区では移動が困難な障害を持つ人にタクシー券を給付する制度があり、その対象となる身体障害者手帳1、2級(介助付き)の視覚障害者は約880人を数える。重度の視覚障害を持つ人でも網膜の中心部だけ機能せず周辺部が見える人は歩行や移動が可能で、外見から障害の有無が判別しにくい場合があるという。

 乗務員に対する希望事項では、「あっち」「こっち」など指示語は使わず具体的に伝えてほしいこと、途中で乗車料金の状況を知らせてもらえると安心することなどが挙げられた。また、神尾さんも介助する立場から「乗車時はヘルパーが先に乗って誘導するため、降車時に先に外に出る視覚障害者に対して足元への気遣いがあると助かる」などと語った。

 タクシーの車両を使った実技訓練も行われ、目的地で車を降りて視覚障害者を誘導する時の案内方法などを、目隠しをつけたドライバーたちが実践した。松本さんは「何かする前にひとこと声をかけてもらえると、見えない状態で動くことの不安が和らぐ」と述べた。終了後、参加した乗務員の内山一茂さん(55)は、「下町を走るとお年寄りを乗せることが多く、声かけなどは心がけてきたが、タオルで目隠しをして動いた時の心細さは初めて体験した。初心に戻ってやらないといけないと思った」と話していた。




 女性部便り


                             住山 浩子


  プレクストーク講習会報告

 東京都の女性部で、8月12日、9月8日・18日の3回、日本盲人福祉センターで、行われました。
 猛暑のさなか、橋谷さんと行って来ました。参加者は10数名ほどでした。
 各自の席にプレクストークが置かれていました。それには本体の上にカバーがありました。カバーを付けたまま電源を入れデイジー盤を入れて音を出す。
 初歩の練習が、講師の先生のわかりやすく丁寧な説明で行われました。
 今後テープが入手困難な状況になって来るようなので、出来ればデイジーに替わって欲しいという講習会でした。

 私はこれを書きながら、テープの好きな方々に寄り添った方法をする事が、福祉の協会としての優しさとしては、「テープの方を見守って欲しいなー」と思っています。
 最後に、この際思い切ってデイジーに替えたい方は、住山にご相談下さい。
 機種も、聞く専門の簡単なのもあります。障害者福祉課で、日常生活用品になっています。

 今回はまとまりのない文章になり、テープ使用の方にとっては「私の生活スタイルに踏み込まないで」という思い、デイジー使用者からは、「いまさら何を当たり前の事を書いて」と言われそうな事を思いながら・・・終わらせてもらいます。

お問い合わせ  住山 浩子(3675-6504)




サウンドテーブルテニス大会報告


                           体育部長 冨澤 豊


◆第13回 江戸川区サウンドテーブルテニス大会

 標記大会が、平成25年7月11日木曜日の午後から、篠崎コミュニティ会館2階スポーツルームにて開催されました。今回の参加者は6名で、試合は11点3セットマッチで行い熱戦でした。今回も全員総当たりのリーグ戦を行い、上位4名が城東ブロック大会の選手に選出されました。以下は参加者と成績です。

 参加者
   竹橋一成 才川美千代 成田貴美代 松本俊吾 橋谷道子 冨澤 豊

 成績

     第1位  冨澤 豊   5勝0敗
     第2位  成田貴美代  4勝1敗
     第3位  才川美千代  2勝3敗
     第4位  橋谷道子   2勝3敗


◆第10回 城東ブロック交流サウンドテーブルテニス大会

 標記大会が平成25年9月3日火曜日の午後12時半過ぎから、北区の東京都障害者総合スポーツセンター2階集会室において葛飾支部の幹事で開催されました。江戸川区からは橋谷道子、才川美千代、成田貴美代、冨澤 豊の4選手が参加し、他の葛飾、江東、墨田、荒川、足立の各区の参加者20選手とで熱戦が展開されました。今大会は、3名ずつ8グループに分かれて1ゲーム11点2セットマッチのリーグ戦を行い、各グループ1位が決勝トーナメントへ進出しました。

 江戸川の各選手は予選リーグでは橋谷選手が健闘し、才川選手は初参加で1勝。冨澤選手は予選を通過しましたが、準々決勝で江東区の岡田選手に敗れ、成田選手は決勝で同じく岡田選手に惜敗し準優勝になりました。団体部門では江東区チームが第1位に、江戸川区チームは第2位に終わりました。
 多数の応援ありがとうございました。




クラブの窓  ダンスサークル ドリーム


                             田名後 浩子


 私達「ダンスサークル ドリーム」は、2006年に伊藤金四郎先生のお申し出により生まれた社交ダンスサークルです。毎月第2水曜日の午後に伊藤先生と山本真未先生にコミュニティプラザ一之江のスポーツルームでご指導いただいています。また、先生がいらっしゃらない水曜日は、池田定道文化部長のもと、相手役のガイドヘルパーさんと共に自主練に励んでいます。

 毎年夏に全日本ブラインドダンス選手権大会が行われていますが、今まで「ドリーム」から池田さん、和田さん、私(田名後)が出場し、優勝・入賞してきました。今年は、全日本ブラインドダンスライジングスター競技会でダブルパートナーが認められ、みんなで参加することになりました。選手権大会(オープン戦)と、ライジングスター競技会の違いは以下の通りです。

  服装規程
     1 全日本ブラインドダンス選手権大会(オープン戦)
       正装(ボールルーム(モダン)部門男性は、燕尾服着用)
       ダブルパートナーは不可

     2 全日本ブラインドダンスライジングスター競技会
       平服(正装不可)
       男性:白ワイシャツにタイ。ボールルーム(モダン)はさらに
          上着(タキシードも可)またはベストを着用する
       女性:ワンピース。またはブラウスにスカート。ストーン類は不可。
       ダブルパートナーも可

 今回初めてダブルパートナーが認められたので、オープン戦で優勝してきた池田さんが「ドリーム」のみなさんに出場していただきたい、優勝を経験させてあげたいとの思いから一肌脱いで声をかけてくれました。今までのステップだけが合っているといい、楽しく踊っているといいような練習ではなく、曲を外さない、ストレッチを効かせたダンスの練習になりました。「ドリーム」全体が一つの目標に向かってみんな真剣です。池田さんの「音楽ちゃんと聞いて!」「そこ!」などと大きな声がスポーツルームに響きます。今年の夏は例年よりも暑い日が続きましたが、「ドリーム」のみんなも本当に一生懸命頑張りました。休み時間には、どんな衣装を着て出場するのかとか、どんなダンスシューズを履くのかなどとお喋りに花が咲きます。みんなそれぞれに楽しんで一生懸命練習をしました。

 8月18日(日)、当日は、横浜のライトセンターで、メイクの専門学校の学生さん達に付けまつげなどバッチリお化粧もしていただきました。小野塚さんもメイクをしてもらい、蝶ネクタイでいつも以上に男前になりました。ダンスの大会では、男性の背中にゼッケンを付けます。今回は一人で何人もの女性と出場するので、そのつどゼッケンの番号が変わります。主催者側でも考えていただき、ゼッケンの大きさを変えてくださいました。踊り終わるたびにゼッケンを外すと少し小さなゼッケンになるというやり方です。みんな初めての経験で緊張していましたが、それなりに楽しみ、池田さんの組が男女部門と男性部門で、`島さんの組が男性部門で優勝し、好成績で終わることができました。私もいつもボランティアで協力してくださる太田耕治さんと女性部門のオープン戦に出場し、みなさんの声援を聞きながら、全て3位という好成績をのこせました。
ありがとうございました。

 一つのことをみんなでやり遂げて充実した夏でした。
 今は、文化祭に向かってまた、みんなで頑張っています。


<ブラインドダンスライジングスター優勝者>

男性部門
  ワルツ    `島三郎・作田好子
  タンゴ    `島三郎・作田好子
  ルンバ    池田定道・深町福江
  チャチャチャ 池田定道・作田好子

男女部門
  ワルツ    池田定道・松田惠子
  ルンバ    池田定道・北澤とみゑ
  チャチャチャ 池田定道・松田惠子




 第10回城東ブロック 交流カラオケ大会開催される


                             小野塚 耕吉


 平成25年10月1日(火) 幹事区葛飾区主催により、第10回城東ブロック交流カラオケ大会が「かつしかシンフォニーヒルズ地下アイリスホール」にて開催されました。生憎の雨模様でしたが、江戸川視障協からは出場者5名と応援団あわせて41名が参加しました。はじめにブロック長などの挨拶が行われました後、昨年藤原美子さんが優勝され獲得したトロフィーが江戸川区から返還されました。審査は委員長野田守さん(都盲協シルバー部会長)、昨年優勝者の藤原美子さん(江戸川区)、森川さんの3人により行われました。

 いよいよ歌合戦の始まりです。出場順は足立、荒川、江戸川、江東、墨田、葛飾区の順番でありまして、江戸川区のトップバッターは3番・廣木ツネさん「この世の花」、廣木さんの声は島倉千代子の20代の頃を思わせる可憐で透き通った高いところが魅力でありまして、私てきにはとても良かったのですが〜。初出場で少し震えたのかな、次回が楽しみです。

 2番手は9番・田中誠子さん「しあわせの花」、田中さんはベテランでありまして手振りなどが入り、拝見していてしあわせな気分にさせられました。今回は金髪で大きなネックレスとイヤリング、赤いブラウスがとっても素敵でした。

 3番目は15番・住山浩子さん「小指の想い出」、住山さんはバラード調がお好きなようでしてシットリと聴かせる歌をよく唄われます。今回の選曲にはアレっと思いましたが、やはり住山さんらしくユッタリとした「小指の想い出」を聴かせて頂きました。盲導犬「ツイード」と仲睦まじくしている光景が思い浮かびました。ピンクのドレスも映えていました。

 4番目は21番・竹橋一成さん「サヨナラ横浜」、竹橋さんは裕次郎の歌がよくお似合いのソフトな声をしており郷愁を感じます。背が高くてカッコイイな〜。

 江戸川区のトリは27番・星野勇さん「さざんかの宿」、星野さんは一時声が出ないほどの大病を患いましたが養生の甲斐があり見事復活しました。去年の大会では「無法松の一生」を唄って努力賞を受けられました。独特の声でシッカリした音程で唄いますので安心して聞いていられます。今回も見事努力賞を獲得しました。星野さん受賞おめでとうございます。

 審査委員長も言ってましたが出場者の皆さん上手で甲乙つけ難いと嘆いていましたが、特に江戸川区の皆さんはそれぞれに実力を発揮して接戦の様で団体で見事第2位になりました。皆さんの努力と健闘にささやかな感謝の会を行い帰宅しました。応援して頂きました皆さん有難うございました。

 今大会の入賞結果
優勝 葛飾区 ・落合優子さん 「なみだの桟橋」
第2位 葛飾区 ・渋谷美代子さん「安芸の宮島」
第3位 江東区 ・岩崎春美さん 「残波の月」
努力賞 江戸川区・星野 勇さん 「さざんかの宿」
敢闘賞 墨田区 ・鍋島道男さん 「恋女房」
特別賞 荒川区 ・篠田しんさん 「湯の町エレジー」
   伴奏ハーモニカ・増子孝明。篠田さんは91歳でした。




 城東ブロックスティックボール大会


                             岡畠 信子


 城東ブロックスティックボール大会が、平成25年7月31日葛飾エイトホールで行われました。こちらの選手は星野、住山、高田、橋谷、竹橋5名の選手、補欠に才川さんが来てくれました。

 第1回戦の江戸川の組合せは足立区となりまして、7対4で負けました。第2回戦は荒川区と江戸川で18点と同点になりましたので、予選2位決戦を高田さんが戦ってくれましたが負けました。トータルで22点です。第1位は墨田区で第2位は足立、第3位は荒川区。なかなかいつも練習しているとおりにはいきません。会場が変われば、普段よい点数を取っている方も思うようにはできません。

 今度は11月2日に都盲大会があります。選手は今回と違う方が出場されますので、ぜひぜひ頑張っていい点を取っていただきたいなぁと思います。私は監督で出ますけれど、みなさんの足をひっぱらないように、頑張りたいと思います。
 宜しくお願い致します。




えどもう歌壇




〈和田 彰〉

  声高く命のかぎりせみしぐれ 暑さなおさら我が身にしみる


〈藤原 美子〉

  尊徳のおしえまもりし今市に 豊かな水に青空も溶けん
                 (二宮金治郎をたずねて 下今市にて)


〈成田 貴美代〉

  勝負かけ最後の1球夢乗せて 狙うポイント闘志燃やして


〈長谷川 とくよ〉

  プールにて若きコーチに導かれ 三百メートル背泳ぎこなす
  容赦なく列島おそう豪雨あり 土砂流されし大島おもう


〈渡邊 登〉

  驚きぬ妻の悲鳴に何事か なあんだゴキブリまたもおどろく
  桐の葉は遠くへとばずゆったりと 幹の片辺に音たてて落つ


〈松本 俊吾〉

  農夫穫る豊水なしはざらつきて 果皮のぬくもり掌にあり


〈松田 恵子〉

  さわやかな木犀薫る散歩道 歩きタバコに心が痛む


〈小野塚 耕吉〉

  星空を背負いて富士を這い登る 黄金に燃ゆる頂に立つ




暮らしのア・ラ・カ・ル・ト




1.簡単おいしいクッキング

◎ 血液サラサラ玉葱レシピ  [森 和子さんのレシピ]

材料  玉葱1個・鰹節少々・醤油

作り方(1) 玉葱を半分に切り、くし形に薄く切る。
   (2) 耐熱容器に玉葱・鰹節・玉葱・鰹節と二層に並べて入れる。
   (3) 蓋をして電子レンジで3分間温める。
   (4) 醤油を軽く回して出来上がり。

  ※ 血圧や血糖値を下げる効果があるそうです。


◎ 白滝とガリの和えもの  [藤原美子さんのレシピ]

材 料 白滝1袋、ガリ少々

作り方(1) 白滝はザク切りにして、熱湯でサッとゆで、水気をきっておく。
   (2) 細切りにしたガリと白滝を和えて、出来上がり。

     (お好みで醤油かドレッシングを加えるもよし。)
  ※ ガリのかわりに、ミョウガ+鰹節+めんつゆ などでもいいです。


◎ アサリの酒蒸し  [金子曜子さんのレシピ]

材 料 アサリ1パック、酒200cc、醤油・コショウ少々、青ネギ少々

作り方(1) フライパンにアサリと酒を入れ、ふたをして強火で一気に火をいれる。お好みで醤油、コショウで味を調える。
   (2) 最後に青ネギを散らす。

  ※ 夕飯の一品に、又お酒の友にいかがですか。


2.便利グッズの紹介  **日常生活に役立ちます**


  寿司バズーカ

 太巻寿司がカンタンにつくれるフードホビー!
 中にシャリと具を入れて、心棒で突き出せば、あっという間に巻き寿司のできあがり。
  価 格:1,995円(税込)
  大きさ:長さ29.5×胴回り5.5cm
  お問い合わせ:東急ハンズ 03-3780-5182 など


  カロット シャープナー&ピーラー

 まるで鉛筆削りのようなユニークなデザイン。
 ニンジンやキュウリなどの細長い野菜を剥いたり削ったりできる万能ピーラー!
  価 格:1,050円(税込)
  大きさ:縦12×横8cm
  お問い合わせ:東急ハンズ 03-3780-5182 など


  からむき上手

 ゆでる前にぽちっと穴を開けるだけで、とても気持ちよく殻がむけます。
  価 格:325円(税込)
  大きさ:幅5×奥5×高2.8cm
  お問い合わせ:東急ハンズ 03-3780-5182 など




編集後記


 猛烈な夏がすぎて、実りの秋がたくさんのおいしい秋を運んできてくれました。
 さて、「アイネット28号」も、もりだくさんの情報で、今回うれしい悩みでした。役所との懇談・サークルの活躍ぶり・旅のおもいで・スポーツや芸能にと、みなさまのご活躍が手にとれるようです。

 編集委員一同、ボランティアのみなさまに手をかしていただきながら作りあげました。 こよみもあと一枚を残すだけとなりました。
 次の“号”をめざしてがんばります!              (F)

     情報誌編集委員 (50音順)
井草 恵子  金子 曜子  小林智恵子
鈴木 洋子  成田貴美代  日高真木子
藤原 美子  松本 俊吾




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