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令和6年度通常総会報告
・【第一号議案】令和5年度活動報告並びに収支計算書
・【第二号議案】令和5年度監査報告 石川監事
・【第三号議案】令和6年度活動計画並びに収支活動予算案
・【第四号議案】その他
江戸川区土木部・都市開発部との合同調査検証会報告
・葛西駅周辺街歩き
江視協に貢献した方々を偲んで
・黎明期の功労者・宮地昭雄名誉会員
・秋田精三会員
・伊藤茂元副理事長
都盲協の行事に参加しました!
・踏切検証会に行って
・初めての染物体験
伊藤 丈人(たけひと)
ゴールデンウィーク真っただ中の5月4日、横浜市の国際プールを訪れました。
私たち家族の友人Aさんが、ジャパンパラ水泳大会に出場していたので、スタンドから直接応援しようということになったのです。
ジャパンパラ水泳大会は視覚、知的、肢体不自由等の障害者が参加する、国内トップレベルの水泳大会です。
この夏のパリパラリンピックに向けた前哨戦としての意味合いが強い大会でもあります。
パラリンピックと同様に、障害の種類や等級(程度)、そして泳法や距離ごとに分かれ、記録が競われました。
視覚障害の部は視力に応じて3つのクラスに分かれています。全盲(及びそれに準ずる)クラス、強度弱視のクラス、そして比較的軽度の弱視です。
全盲とそれに準ずる視力の人が競泳をしようとするとき、まっすぐ泳ぐことが課題となります。
左右に蛇行しながら泳ぐと、大幅なタイムロスに繋がるため、コースロープに軽く触れながら泳ぐ人もいます。
また、ターンのタイミングを把握するのが非常に困難です。
そこでタッパーと呼ばれる人が、壁ぎりぎりのタイミングで選手の頭を専用の棒でタッチし、選手は次の瞬間に身体を回転させて壁をけり、ターンを決めます。
タッパーはコーチなどが務めることが多いようで、選手とタッパーのチームワーク、シンクロ率の高さも注目ポイントです。
今回の大会では、会場の様子がオンラインで実況されており、スマホで確認しながら応援することができました。
Aさんは残念ながらパリパラリンピックへの切符を手にすることはできませんでしたが、自己ベストを更新し、確かな成果を残すことができました。
この夏、パリオリンピックに続いてパリパラリンピックが開催されます。
水泳の分野では、富田宇宙(うちゅう)さん、木村敬一さんといった東京パラリンピックのメダリストたちが、皆の期待を背負って登場します。
我らが江戸川区出身者としては、弱視の辻内彩野(つじうちあやの)さんが出場します。活躍を期待したいと思います。
今年も暑い夏、過ごしにくい夏になるかもしれません。
ときには、中継などを通じてパリに声援を送っていただき、暑さを吹き飛ばしていきましょう!
成田 貴美代
5月25日土曜日、タワーホール研修室にて通常総会が開催されました。
出席者の点呼を行い、会員85名に対し出席者29名、委任状27名、合計56名という事で、総会は成立しました。
理事長挨拶 藤原美子
昨年度、6月に就任して1年が経とうとしています。
区との意見交換会、納涼カラオケ大会、文化祭、新年会と続き進めて来ました。
そしてガイドさんの時給アップ、職員さんの給料も見直し、現在に至っております。
2月にはガイドの養成研修を行い、城東ブロックの行事も色々ありました。
皆様の応援を受けてやって参りました。
今年度もサークルや同好会に足を運んで頂ければと思います。
1年生でありご協力を宜しくお願い致します。
開会の辞 副理事長 山口冨美子(ふみこ)
令和6年度通常総会を開催しますとの宣言があり議題に入りました。
藤原理事長より、本日お忙しい中を駆けつけて頂いた本会顧問の先生方の紹介があり、挨拶を頂きました。
田島和明先生
私は気が小さいのです。
入ってきたら大きな声でやってるから帰っちゃおうかと思ったと冗談を言いながら、話をされました。
でも人はたまには大きな声を出した方が良い。
自分が病気で入院した時に看護師さんから、悩みごとや考える事があるのは生きてる証拠だと教えられ、退院されたそうです。
男女雇用均等法案が成立し、江戸川区でも、管理職員に女性を増やしたらどうかと提案しました。
その結果ゼロであった管理職が増えて来ました。
今回、当会では、藤原さんが理事長になられたが、一人では出来ない、皆さんの協力があって初めて会が順調に動くのです。
との温かい言葉を頂きました。
区議会議員 田島寛之(ひろゆき)先生
組織というのは悪くなった時に、文句を言うのは誰でも出来る。
大きな体制の中で、時として少し道がそれた時に、ちょっと違うのではと声をかけるのが本当の勇気だと思います。
自分も微力ながらこの江視協の皆様方のお力になれば協力したいし、共にそういった過程を乗り越えて行きたいので、どうぞよろしくお願い致します。
との言葉を頂きました。
弁護士 大胡田(おおごだ) 誠先生
藤原理事長とは何回かやりとりをさせて頂いてますが、皆さんの会を思う気持ちが非常に強いと、いろいろなところで見受けられるなと感じております。
1年目という事で、日々格闘されているところだと思いますけれど、藤原理事長としてもだんだんやり方を学ばれて順調になってきたと私も思っております。
引き続き力を尽くして行きたいと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。
との挨拶がありました。
他にもみえている先生方を紹介致しました。
監事の石川理一(りいち)先生
社会保険労務士の浦上淳(あつし)先生
職員紹介
・理事 事務局長 齋藤明香(あすか)
・会計 神尾勝美
・理事 所長 吉田悦子(よしこ)
・江視協サポート管理者 渋井和子
・ガイドヘルプセンター管理者 長谷川広美
・業務主任サービス担当責任者 松田慎吾
・サービス担当責任者 池川美喜子 浅見敬子
職員の皆様にはいつもお世話になりありがとうございます。
令和5年度 新入会員
・今井道夫
・大堀 亨(とおる)
・古川ゆり
・森 重一(しげかず)
・渡邉 豊
の5名の皆様です。
役員紹介
・理事長 藤原美子
・副理事長 山口冨美子
・理事 成田貴美代 窪田あずさ 今井越朗(えつろう) 柳田妙子 伊藤丈人
・理事 吉田悦子 齋藤明香
・運営委員 梅澤正道(まさみち) 藤澤正幸
議長任命 伊藤丈人理事
・議事録署名人 山口冨美子副理事長 今井越朗理事
・書記 松田慎吾職員
◎事業報告(令和5年4月1日から令和6年3月31日まで) 齋藤事務局長
事業の成果、役員会報告、事業所運営委員会における色々な調査、江視協サポート主催の同行援護養成研修を実施、ガイドヘルパーの倫理研修、計画相談事業開始時の目標の契約件数60件に到達。
続いて特定非営利活動に関する事業で事業費の総費用、通院等介助、同行援護、特定相談事業、人材の育成、スキルアップ研修会、利用者懇談会、文化芸術の振興及びスポーツの普及等、延べ人数が報告された。
◎収支計算書 神尾勝美
収支計算内容:活動計算書、貸借対照表、財産目録、運営委員会収支などの金額が報告された。
4月26日に現金、預金通帳などを確認した。
収支・決算報告書については確認した。
Q:小野塚相談役 活動報告について、内部監査はどのようなことか?
A:吉田所長 利用者が外出していないのに、居宅の申請がされた。通院していないのに、居宅の申請をした。などの事で返還を求めるという事だった。
Q:田名後(たなご)会員 返金の件はどこに支出が計上されているのか? こういう事があったなら、事前に皆さんにはっきりと知らせて頂きたい。
A:神尾事務局 活動計算書、支出の部、事業費、ガイド給料のところからの返還金となる。
Q:田名後(たなご)会員 一般的にガイドさんにどのような事を頼んだら、こういう事になってしまうのか、利用者が気を付ける事、またガイドさんが知っておくべき事は。返金というのは、今までなかった事で、情報CDにも入ってなかった。その都度知らせてほしい。
A:藤原理事長 記録票を検査した上で、発生したもの。利用者もガイドさんも、ルールを守っていればこういう事にはならないと思う。
A:吉田所長 ガイドさんのために研修を強化した。同行援護、通院介助は外出支援が基本。自宅内でのサービスのみというのは、仕事としては不適切。ガイドさんのアンケートをもとに、ほぼ毎月研修を行う形を取っている。4月にガイドさんとの面接を行い、ルールの確認をした。利用者については、今後利用者懇談会等で話をしたいと思う。
Q:池田会員 今回350万円のマイナスになっている。2年か3年したら、会の存続も出来なくなる。前の予算と比べたいが要求しても出してくれない。
A:藤原理事長 5年度の予算案は事務方がなかなか出す事が出来なかった。今後こういう事のないように気を付けたい。昨年のガイドさんの時給アップ、給与の見直し、パソコンが8月に2台、11月までに3台壊れ、そこに保険をかけた。諸々が重なったことがマイナスになった原因。石川先生や浦上先生にも相談しており、これで大丈夫と思う。
Q:池田会員 予算案が出ないという事はないはず。法務局に出さなければいけないのではないか?
A:神尾事務局 届出は昨年ちゃんとし、それで了承は得ている。
Q:池田会員 今回の支出を基準に、来年の予算でどんどん上げていったら、なくなってしまう。
A:藤原理事長 石川先生や浦上先生とちゃんと話し合いをするので、お待ち頂きたい。初めてこのような意見を頂き、私も勉強させて頂いた。
Q:城谷(しろたに)会員 会計報告で会議費100万円という計上があるが、その内容は?
A:藤原理事長 協議室は申し込みが多く空いてない事が多いため、有料の部屋を借りている。会議の回数も去年の2.5倍増えている。
Q:城谷(しろたに)会員 この項目だけでなく他の項目もわからないところがあるので、一つ一つ丁寧に会員に分かるようにすれば良いと思う。
A:藤原理事長 これからいろいろな意味で、その事を踏まえて計画を立てて行きたいと思う。
Q:松本名誉会長 組織の見直しをする必要がある。役員の人数も少なく考えさせられた。副理事長が1名では大変だと思う。理事会というのは反対意見が出て変わって行くと思う。1年間やって来られた事は高く評価するが、今回色々な問題が出てきており、書いて来たものがあるので、議長に渡す。次の理事会で採択して頂きたい。
Q:田名後(たなご)会員 会議がすべて303号室となってるが、協議室を借りなかったのか?給与と給料の違いは?
A:藤原理事長 協議室はなかなか取れない。ご理解頂きたい。
A:石川監事 給与と給料の違いは、人件費として掲載されているのが、事業費の方でガイド給料、管理費で給与と考えて頂きたい。
Q:`島相談役 事務所の問題。私は理事会の人数を増やすというのは、あまり関係ないと思う。会の運営に関しては管理部門として理事会が権限を持っている。その理事会が事務局に権限を委託し、間接管理部門である事務局が実際に運営に携わっている。従って事務局を充実させるのが基本だと思う。現在事務局は何名か?個々の事務的役割分担を詳細に知らせてほしい。普通の会社と違いフルに働く人とそうでない人がいるので決められないと思うが、その辺はよく検討して頂き、世間並みになれば世間とも比較できる。
A:藤原理事長 職員の件に関しては情報連絡に掲載している。
Q:池田会員 役員手当の金額を教えてほしい。
A:藤原理事長 理事長・年間18万円、副理事長・12万円、理事・6万円、運営委員・1万5千円。虐待委員会の委員は年間5千円出している。
Q:植木会員 窪田さんは名前は載っているが、もう2年くらい休んでいる。それでも払うのか?他の人に変えたらいいと思う。
A:藤原理事長 窪田さんは何回か出席されている。理事の改選はもう少しお待ち頂きたい。
Q:松本名誉会長 理事は9名まで増やす事が出来る。全部職員に丸投げしているのはどうかと思う。パソコンなどを使える能力のある理事を入れ、自分達で文書を作り職員に修正して貰うという風に徐々に変えていかないと。自分達がやって出来ない事を職員にお願いするという形。会議は多くやっているようだが、これはあくまでも会議であり、審議を決めてそれを職員にお手伝いして頂くという形にしないと。情報連絡CDの出し方も、最初にクラブ活動の会場等は少しおかしい。やはり会の方針、理事長は何をしようとしているかを最初に出すべき。会場などは最後でいいと思う。色々ご検討頂きたい。
※第1号議案、第2号議案は挙手の結果、賛成多数で承認された。
1. 令和6年度事業計画書(令和6年4月1日から令和7年3月31日) 齋藤事務局長
令和6年度は新理事長が就任して2年目となる。
昨年度に引き続き会員相互の理解が深まるよう会員が行事に参加しやすい運営に力を入れたい。
外部委員や顧問からの意見を参考にして円滑またクリアに会が運営するように図る。
事業においては安心安全な外出支援を法令に則り実施し、より利用者がわかりやすい情報提供に努め、またガイドヘルパーの意識向上を目指し、昨年同様の研修の強化をしていく。
江視協サポートでは、目標の60名に達した。
今後も相談事業の充実発展に努める。今年度2月に、同行援護養成研修を開催する予定。ガイドの育成に力を入れていく事を目指す。
2. 新規事業計画 齋藤事務局長
同行援護では、居宅内での支援は不可である。
今回、区から、ガイドヘルパーによる居宅内の支援が不適切と指摘があった。
この事を受け協会で審議し、家事援助の必要な会員に対し、有志の会の協力を得て新規事業として居宅内事業有償ボランティアを立ち上げる事とした。
3. 令和6年度事業所運営委員会事業計画 吉田所長
障害者総合支援法による適正実施に努め、目的達成のために、相互に情報を共有し連携することにより、視覚障害者の社会参加と自己自立を目指す。
4. 令和6年度予算案 神尾事務局
収入の部、支出の部に対してそれぞれの金額が読み上げられ報告された。
Q:松本名誉会長 吉田さんに伺うが、居宅の事業が三つくらいあったが、江戸川区とすり合わせをして計画を立てたのか?
A:吉田所長 江視協として振り返ると、本当に必要なサービスがあるのではないか、家の中でガイドさんにやって貰いたい、江視協の中で支援して貰いたい、そういう声が多く聞かれた。その事が前提で新規事業として検討して来た。あくまでも総合支援法に基づく事業ではなく、有償ボランティアとして、江視協独自の会員に対する支援という位置づけを考えている。有償ボランティアという枠組みで、今後利用者の代表、ガイドの代表、私や事務局が入って協議会を作り検討していきたい。非常に難しい案件だが、一方で必ず家の中でのサポートを必要とする人がいる。指摘を受けた事をプラスに持っていき、やれる事を考えて行きたいと、今年度の計画に入れた。
Q:松本名誉会長 江視協は今指定を受けているサービスで居宅は出来る。ずっと言ってきたのは、職員が逃げ腰という事。あとはやる気があるかどうか。理事会でよく検討して頂きたい。
Q:城谷会員 会議でオンラインの方法は?また資料を墨字で頂いているが、テキストなどで作られていたらデータを頂けると有難い。
A:藤原理事長 ズームの会議はとても良いが、同行援護を生業(なりわい)としているガイドヘルパーセンターとしては、やはり歩いてガイドさんと出席して頂く事が大事と思う。希望があればデータで送るのは十分可能。
Q:田名後会員 予算案で、最終的に繰越金が三百何十万円という事は、また100万円減っているという事か?あと3年も持たないという事ではないか。人件費に関して、4400万円に増えてるのはどういう事か?
A:神尾事務局 事業費の相談支援事業費の江視協サポートの給与、今年度400万円の実績を出していたが、管理費の方で人件費と給与を全部まとめた。そこの部分を足したので人件費が大きくなってしまった。
A:石川監事 昨年の4月から始まって数か月は、前の水準で人件費になっていた。今年の4月1日から上がった水準で、その部分が自然と上がる。
A:浦上社会保険労務士 先程、持ち出しが100万円になるのではという話があったが、100円上がると1人16000円上がる。20名の場合、月々30万円増える。年間では360万円になる。
Q:池田会員 情報連絡CDが非常に雑。正直言って、回答だけあげて手を上げて、はい全員承知した、という感じ。一生懸命会議をやってるようだが、何のための会議が、どういう議題・話し合いで、こういう風に決まったと、ちゃんと報告しなければ意味がない。
A:藤原理事長 これから一生懸命勉強して皆様の気に入る情報連絡CDが出来るように頑張りたい。
Q:池田会員 行事参加の費用は今までは非常に詳しく出ていた。参加費用は半分と言っているが、誰が半分なのかはっきりしていない。
A:藤原理事長 参加会費の事は、理事で参加出来る方、スケジュールが空いている方に行って貰う。2 人で参加の時は、実費は協会で出して頂き、ガイドさんの分は、会員さんが払うようになる。色々とこれから検討し、きちんとしなければいけない事だと思う。
Q:池田会員 シルバーパス券の事をはっきりさせたい。
A:成田理事 シルバーパスの事はこれから話し合いをしていき、まとまっていくと思うので、それまでお待ち頂きたい。
*小野塚相談役・住山会員から、昨年雇止めになった3人のガイドさんに関し、その対応についての質問があり、大胡田弁護士が以下のように回答した。
A:大胡田弁護士 ガイドさん達は解雇されたのではなく、契約終了という事。ガイドさん達が使い込んだとは誰も疑っておらず、そんな事はしていないと皆わかっている。一方で依頼者さんは認知症の疑いがあり、成年後見の申し立て準備をしていた状況で、お金を移動させたり永代供養の契約をしたのは意思確認が充分でなかったと行政が判断しており、これを受けて江視協としても、契約を更新しなかったということ。
*松本名誉会長から、以前、江視協で副会長をしていた伊藤 茂さんご逝去の報が寄せられた。
※第三号議案は、拍手多数により承認された。
1. 東京都盲人福祉推進政治連盟会費納入の件
2. 賛助会員入会について
※第四号議案は、お知らせだけという事で、承認された。
閉会の辞 今井越朗
いろいろな意見が出されて私なども身に詰まる思いも多々ありました。これからどう有効にやっていくのかが重要と思います。皆さんが意見を出して下さるのが一番と思います。と閉会を宣言、終了となりました。
藤原 美子
本年3月19日で第11回の検証会を迎えました。まずは、当初からお世話になった皆様が全員配置換えとなり、お別れの言葉をいただきました。
田中課長様、皆さま、ありがとうございました。
土木部からの報告
@タンデム自転車体験会(令和5 年10 月31 日実施)を振り返って
A京成電鉄踏切内の安全対策について
要望事項
@松江2丁目の白線、点字ブロック延長
A一之江7丁目の外側線補修
B瑞江駅北口周辺の白線等の整備
C江戸川1 丁目の外側線整備
都市開発部から、東部事務所内の階段点字ブロック設置予定
土木部と葛西駅周辺の街歩きを予定しましたが、天候不良で中止となりました。
都市開発部から、平井駅、葛西臨海公園駅ホームドアについて
4月より、土木部の山口様、大竹様、平塚様、亀山様、小谷野(こやの)純様、小谷野(こやの)瑞希様、皆様、今まで同様よろしくお願いいたします。
4月25日に、タワーホールにて顔合わせをしました。
(本会委員 … 藤原・山口・成田・柳田)
土木部の新しい江戸川区のメンバーと、江視協の仲間で防災公園を街歩きしました。土木部、平塚さん、亀山さん他6名。こちらは藤原、山口、柳田、窪田謙(ゆずる)、塚本、松本清二(せいじ)、長谷川(ガイドセンター)、ほかガイドさん6名の参加。
まずは仲町公園の説明。4000平方メートルという広い公園、防災施設の紹介をして下さいました。ベンチ型トイレ、ビックリ! 10円玉であけるのでした。かまどベンチも10円玉であけられるのです。緊急のことをよーく考えて作ってあるわけだなー。井戸水の使い方などを説明していただきました。
そこから葛西駅方向へと進み、点字ブロック・エスコートゾーン・信号機の種類・音声メロガイド、体験させて貰いました。
駅周辺の足元ブロックや案内板などを確認しながら、葛西事務所までの1.4キロを歩きました。
やはり盲人自身が、自分の足と体感で付けたものではないのでおかしな感じがするという意見が多かったです。
盲人を誘導してくれる重要な役割をもつ、命綱にもなる盲人の道しるべ、正確に、かつ、優しい案内を願います。
役所の皆さまは、この春、今の部署に来られた方ばかり。皆さま一生懸命私たちの意見を聞いてくれていました。
次回のお約束などをしてお別れをしました。
松本 俊吾
名誉会員の宮地昭雄さんが、去る4月28日に97歳でご逝去されました。
宮地さんは、昭和59年に副会長に選任され、第3代・藤田悟郎会長のもと、役員となりました。そして総務を担当。第4代・永井宏会長を支え、平成8年9月に相談役に退くまで、足掛け15年間、本会黎明期(創成期)の活動の陰の功労者でありました。宮地さんを思うとき、その黎明期に起きた「都盲協脱会」という出来事が心に浮かびます。
本会発足前、昭和50年から54年まで、東京都盲人福祉協会(都盲協)江戸川支部が、江戸川区鍼灸按摩マッサージ指圧師会(現・江戸川区三療師会)文化部内に置かれ、視覚障害者業者を中心として活動していました。
その後、江戸川区鍼灸按摩マッサージ指圧師会からの独立の気運が高まり、視覚障害者福祉の更なる向上を目指し、昭和54年7月に「江戸川区盲人福祉協会」は発足しました。
昭和59年になり、福祉活動全般を進める都盲協と、業権養護を主張する業団・全日本鍼灸マッサージ師会(全鍼師会)の対立が表面化し、下部組織である本会にも大きな影響がありました。全鍼師会は業団会員でもある本会会員に「都盲協を脱会せよ」と圧力をかけてきたのです。
昭和59年7月15日には、都盲協を脱会するか否かを議題とする会員集会が開かれました。業団の意向を受け、脱退を推進しようとする当時の正副会長に対し、脱会反対の先頭に立ったのが藤田悟郎さんと宮地さんでした。この会員集会では、脱会反対が過半数を超え脱会は否決されました。
しかし、江戸川区の会員間では、都盲協を支持する会員と、業団を支持する会員で意見が二分しており、分裂の危機は続いていました。この時、宮地さんから私に「何としても会の分裂を避けなければならない」と電話があり、深夜まで協議した結果、悲痛な思いで「都盲協脱会やむなし」と言う屈辱的決断を下しました。続く8月5日に再度会員集会を開き、都盲協脱会を決議したのです。
この業福対立の厳しい現実に直面した時、宮地さんは「一寸の虫にも五分の魂」とでも言うように、発足間もない本会の活動の火を消してはならないという信念で、会をしっかりと束ねて下さいました。当時の藤田会長を副会長として支え、2年半後の昭和62年には、都盲協脱会を取り下げ、多くの会員が「江戸川区盲人福祉協会」の旗のもとに復帰したのです。宮地さんの何事にもぶれない精神力が、会の結束力を取り戻したのではないかと、今日に至って確信しています。
脱会問題を解決し江視協を通常活動に戻した功績は、計り知れません。この時の宮地さんの決断力が功を奏し、現在の本会があります。その後、「江戸川区視覚障害者福祉協会」に改名し、法人格を取得してガイドヘルプ事業に参入することが出来たのも、現在江視協の事業活動が円滑に進んでいるのも、この時の組織活動に取り組む真の強さが、本会活動を支える原動力になったことは間違いありません。
平成9年以降、宮地さんには相談役として陰に陽にご指導を賜りました。また、相談役を退いた後も、名誉会員として年2回の役員会に出席いただき、本会発足当初の山あり谷ありの赤裸々な場面にも踏み込んで証言、当時のお話を毎回聞かせて下さいました。
そして平成13年には都庁で、自立更生部門の都知事表彰受賞、2年後の平成15年には厚生労働大臣表彰を授与されました。
宮地さんは終戦前に従軍し、北朝鮮で戦火の中を生き抜いてこられた逸話は、私もご本人から度々聞いておりました。日本国のためにご自身の青春時代の貴重な日々を捧げ、戦い抜いた宮地さんの生きざまが、この15年の組織活動を下支えし、現在の本会活動の礎となってきたことは誰もが認めるところだと思います。
中途失明者でありながら、障害福祉活動に身を投じていただきました。その功労があって、本会は法人格を取得し、社会貢献ができる視覚障害者団体に育ったと思います。
宮地さん、本当にご苦労様でした。偉大な先達を失ったことは誠に残念でなりません。
岡山の故郷の墓地に葬られている奥様の待子さんの傍らに眠られ、お二人で、私共の活動を天国から見守ってください。
一之江在住の秋田精三さんが、去る6月30日に91歳でご逝去されました。
奥様の昌子様のお話ですと、健康づくりのための新中川遊歩道の散歩途中に体調不良となり、薬効甲斐なく、そのまま永眠されました。
秋田精三さんは平成24年に入会し、長きにわたり本会の行事に積極的に参加して下さいました。
温和なご性格で、いつも笑顔を絶やさない方でした。
会の活動に協力を惜しまず、会の下支えをしていただいておりました。
秋田さんは一泊旅行にも欠かさず参加されました。
昨年5月の昼神温泉への徒歩訓練旅行にも、90歳という高齢ではありましたが、お元気に参加されました。
宴席ではお好きなビールを嗜まれ、二次会でも私に、フォークダンスなどのクラブ活動や、カラオケで歌うのを楽しみにしていると話されていました。お得意の演歌「矢切の渡し」を熱唱されていた秋田さんが思い出されます。
いつもガイドのIさんと楽しそうに活動をされておりました。誠に残念でなりません。
私は7月5日のお通夜に参列し、香をたむけ、お別れして参りました。
天国に召された秋田さんを偲び、心よりご冥福をお祈りし、慎んで会員の皆様にご報告申し上げます。
伊藤茂さんは、長年にわたり本会の安全対策部長の任をにない、平成19年から2期、副理事長を務められました。その後、奥様のご両親がお住まいの足立区に転居されていました。
体調がすぐれないとは聞いていましたが、去る3月6日に急逝されました。
振り返って思い出しますと、平成6年前後から安全対策部でバリアフリー施策全般について尽力されました。本会の窓口として、江戸川区土木部担当者との意思疎通を図り、視覚障害者の外出時の安全歩行のための基礎を築いていただきました。それが、現在の藤原執行部の活動に引き継がれており、伊藤さんの功績は大きいと思います。
特に本会が平成15年にNPO法人を立ち上げた前後には、役員会等で、視覚障害者の外出を障害者自身でサポートすることの意義を力説されていたことを今も思い出します。法人設立当初には理事を務めて下さいました。そうした伊藤さんのご尽力もあり、本会は翌16年にガイドヘルパーによる移動支援事業を開始するに至りました。(平成23年に同行援護として制度化)
これとは別に、日本視覚障害ヘルスキーパー協会初代会長として、全国のマッサージ師の就労のための諸活動の職歴をお持ちでした。
また平成13年の第2回訪豪の際には、現地のホテルではディナーの時もお隣にいて、美酒を交わした仲でもありました。懐かしい思い出が今でも脳裏に刻まれており、誠に残念です。
伊藤茂さんのご逝去を悼み、心よりご冥福をお祈り申し上げ報告とします。“合掌”
区内図書館には、視覚障害者が利用しやすいような環境作りに、取り組んで頂いています。その中核である中央図書館から、村瀬館長のご挨拶と、「福耳通信」をお寄せ頂きました。
いつも中央図書館をご利用いただきありがとうございます。
私は、本年度4月より中央図書館長に就任いたしました、村瀬裕子と申します。微力ではございますが、地域の皆様が快適に図書館を利用できるよう、努力して参ります。これからも変わらぬご指導とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
江戸川区では、今年の4月、これからの江戸川区立図書館が目指すべきところを明確にし、今後取り組むべき施策やサービスを示していくために「江戸川区立図書館基本計画」を策定しました。その中には、読書バリアフリーの推進についても触れられており、今年度につきましては、中央図書館以外の図書館にも拡大読書器を設置する計画がございます。
江戸川区の目指す共生社会「ともに生きるまち」の実現に向け、区立図書館としましても、「みんなが」「楽しく」「便利に」「つながる」「頼りになる」図書館であることを目標に、取組みを進めてまいります。そのためにも、皆様のご意見に真摯に耳を傾け、より良いサービスの提供を図っていきたいと考えております。
今後とも、江戸川区立図書館をよろしくお願い申し上げます。
江戸川区立中央図書館 館長 村瀬裕子(ゆうこ)
こんにちは、中央図書館障害者サービス担当の中川です。
昨年度同様、担当者は中川、津、川原田、宍戸の4名でサービスを行ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
さっそくですが、昨年度区内で活躍しているボランティアの皆様のご協力のもと、図書館資料として完成したDAISY資料の中からいくつかご紹介をさせていただきます。
児童書では角野栄子さんの幼年童話アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズの続巻5巻が完成しました。そのほか斉藤洋さんの児童書も作成いただきました。その中で『らくごでことわざ笑辞典』をご紹介いたします。
私たち障害者サービス担当がみなさまへ郵送貸出するCDのジャンルの中で、一番多いのが落語です。イベント開催時にご参加いただくこともあり、落語が多くの方に親しまれていることを感じます。今回の斉藤洋さんの『らくごでことわざ笑辞典』はことわざの意味と使い方を紹介したあとで、そのことわざにまつわるおもしろいお話が落語調に語られるという構成です。落語で有名な演目の話ではありませんが、どなたも一度は聞いたことがあるのではと思われることわざに親しんでもらえるように児童向けに作られている本です。大人の方でもちょっと短めの本を読みたいというようなときに一編ずつ楽しんでいただけるのではと思います。
また、昨年度の意見交換会でご要望をいただきました所蔵目録の点字版と音声版につきましてもボランティアの皆様のご協力のもと製作が完了しました。貸出用としてご用意しております。多くの方にご活用いただき、区内資料もぜひご利用いただけたらと願っています。
中央図書館では区内所蔵資料はもちろん、サピエ図書館を活用して資料を提供しています。それぞれのご希望に添って資料を用意させていただきますので、ご興味のある資料がありましたら、お気軽にお問合せください。
みなさまのご利用を心よりお待ちしております。
住所 江戸川区中央3−1−3
電話 3656−6298〔直通〕
中央図書館の担当は私たち4名、中川(なかがわ)、津(たかつ)、川原田(かわはらだ)、宍戸(ししど)です。
江戸川区立図書館ホームページ
田 孝治
毎年行われている都盲協シルバー部主催の令和5年スティックボール大会が、去る11月12日(日)に北区王子にある東京都障害者スポーツセンターで開催されました。
23区からは江戸川区を含め10チーム、多摩地区からは八王子と町田の2チームの計12チームでした。
江戸川区からは田、花見さん、伊東さん、塚本さん、山口さん、補欠として才川さんが出場しました。
試合は開会式の後、1回戦12チームによるトーナメントから始まりました。
江戸川は1回戦第4試合で中野と対戦して11−0で勝ちました。江戸川チーム、好調なスタートです。
昼食の後、2回戦が行われました。2回戦は勝ち残った6チームに加えて負け点数が多かった荒川と江東の8チームで始まりました。
江戸川は板橋と対戦し、少ない得点ながらも6−3で勝利しました。これでベスト4まで進出となりました。
次は勝てば決勝戦進出となる準決勝です。相手は多摩の古豪八王子です。試合は接戦となりましたが、江戸川がチームワークの良さを発揮して10−7で制しました。
これでついに決勝戦進出となりました。
ここまで江戸川チームは各選手が要所要所で力を発揮して勝ってきました。
決勝戦に先立って江東と八王子の3位決定戦があり、江東区が勝って3位になりました。
さていよいよ運命の決勝です。相手は普段対戦経験のない世田谷区でした。
じゃんけんの結果、江戸川区は後攻です。
先攻の世田谷区は12点、これはかなりの高得点で江戸川チームにはかなりのプレッシャーとなりました。
江戸川区第一打者は私でした。結果はなんと8点、4点に迫りました。そしてここで第3打者の伊東さんが5点を取って逆転。最後は山口さんがダメ押しとなる6点をとって19−12で勝ち、念願の都盲大会優勝を果たしました。
今回の優勝は花見さん、才川さん、伊東さん、塚本さん、山口さん、そしてみんなをサポートしていただいたガイドさんの誰一人かけても掴めなかったと思います。皆さんに感謝致します。
今年の大会でも好成績が取れるよう、チームの皆さんと頑張ってまいります。
毎回大勢の皆様にご参加いただき、みんなの広場「希楽里(きらり)」が発足してから早や1年が経ちました。楽しんで頂いていますでしょうか。
それでは、令和5年度後半以降のみんなの広場の概要をご報告します。
第5回
日時 … 令和5年12月22日(金) 13:30〜16:00
会場 … タワーホール船堀303号室
司会 … 梅澤正道
(1) 挨拶・会務報告 … 藤原美子
(2) 朗読 … 百舌の会 木村真由美
東(ひがし)直子 著 「とりつくしま」
(3) 休憩(梅ちゃんのセレクトミュージック)
(4) ワンポイントストレッチ
(5) クリスマスゲーム大会(ポイントをゲットして景品を獲得!)
@曲名当てクイズ
A旗揚げ
Bクイズアラカルト
Cキャンディ争奪ジャンケンゲーム
(6) みんなで歌おう(クリスマスソングを2、3曲)
第6回
日時 … 令和6年2月23日(金) 13:30〜16:00
会場 … タワーホール船堀307号室
司会 … 梅澤正道
(1) 挨拶・会務報告 … 藤原美子
(2) 朗読 … 風の会 百田(ももた)ゆう子
「1日10分のしあわせ」より 坂木(さかき)司(つかさ)著 「物件案内」
(3) 休憩(梅ちゃんのセレクトミュージック)
(4) ワンポイントストレッチ
(5) 江戸川区の昔ばなし
何故の話(江戸川区の昔ばなしを語り継ぐ会)メンバー
みんなの昔ばなし
(6) みんなで歌おう
「春よ来い」「雪」
輪唱「桃太郎」「豆まき」
第7回
日時 … 令和6年3月22日(金) 13:30〜16:00
会場 … タワーホール船堀303号室
司会 … 山口冨美子
(1) 挨拶・会務報告 … 藤原美子
(2) 朗読 … 百舌の会 田中京子
佐野洋子 著 「神も仏もありませぬ」
(3) 休憩
(4) ワンポイントストレッチ
(5) お手伝い隊によるお話
「なんでもありの話」
「恋ばな」
(6) みんなで歌おう
「ひな祭り」
第1回
日時 … 令和6年4月26日(金) 13:30〜16:00
会場 … タワーホール船堀307号室
司会 … 梅澤正道
(1) 挨拶・会務報告 … 藤原美子
(2) 朗読 … 風の会 鈴木洋子
「宮沢賢治の生涯とその作品」
(3) 休憩(梅ちゃんのセレクトミュージック)
(4) ストレッチ体操 なごみの家 福島綾子先生
(5) みんなで歌おう
輪唱「かえるの歌」「かっこう」
第2回
日時 … 令和6年6月28日(金) 13:30〜16:00
会場 … タワーホール船堀303号室
司会 … 山口冨美子・梅澤正道
(1) 挨拶・会務報告 … 藤原美子
(2) 朗読 … 百舌の会 小田川和子(おだがわかずこ)
渡辺和子 著 「幸せはあなたの心が決める
(3) 休憩(梅ちゃんのセレクトミュージック)
(4) 三蜜体操(黒蜜!餡蜜!蜂蜜! の掛け声で)
(5) 講演「よもやま話」 多田正見氏
(6) みんなで歌おう
「ほたるこい」「森のくまさん」「あめふり」
令和6年
第3回 7月26日
第4回 9月27日
第5回 10月25日
第6回 12月20日
令和7年
第7回 2月28日
第8回 3月28日
【運営スタッフ】
お手伝い隊 … 門脇美恵子 星谷弘子 山本国子 並木初江
職員(サポート) … 齋藤明香 神尾勝美
問い合わせ 事務局 03-3675-5730
山口 冨美子
令和6年3月18日(月)1:30〜 タワーホールにて。
奈良奈保子(なおこ)さんの指導で。
うその笑いでも頭の脳はだまされて、楽しいと理解するそうです。
ワッハッハと大きな声で笑うと、その後、おかしくなって笑う。
右手はグー、左手はチョキとか、右手頭、左手お腹とか、動きを変えてのリズム運動など、「いいぞ、いいぞ」「イエー」などと大声を出しての楽しい時間でした。
また第2回目を11月30日に予定しています。
皆様の参加をお待ちしています。
この活動は東京都盲人福祉協会 家庭生活支援 盲青年 盲高齢者(シルバー部)と江戸川区視覚障害者福祉協会の、家庭に帰って一人でも出来る活動です。
※8月27日(火)に江視協・企画部主催の「笑いヨガ」を予定しています。
伊藤 丈人
去る4月6日(土)13時半より、タワーホール船堀の障害者協議室にて、青年部主催の第3回お仕事サロンを実施いたしました。
当日は会員6名が参加し、ガイドヘルパーの皆さん、職員の方々にご協力いただきました。ご参加とご協力に深く感謝申し上げます。
お仕事サロンでは、仕事をはじめとした様々なシーンで皆さんが行っている工夫やアイデアを共有し、困りごとについても共有し合うという形で行っております。
今回は、自筆署名を求められた際の対応や、服装選びの工夫などについて意見交換をしました。署名も服選びも、「見る」ことと直結し、私たちには工夫が求められます。
今回様々な対応策を紹介しあい、答えが一つではないことを確認できたことが、収穫だったと感じています。
後半には、便利なアプリをお互いに紹介しあうコーナーも行いました。そこでは、最近乱立している歩行支援アプリや、AIによる写真の自動認識機能などについて情報交換を行いました。
お仕事サロンは次回以降も実施したいと考えております。こんなテーマを扱ったらどうか、やるなら何月ごろが参加しやすいなど、ご意見がありましたら、担当しております伊藤の下記アドレスまでお知らせいただければ幸いです。(事務局あてお知らせいただいても、大丈夫かと思います。)
【担当者アドレス】ZAP02622@nifty.ne.jp
以上、簡単ながらご報告とさせていただきます。
伊藤 丈人
去る4月13日(土)、タワーホール船堀3階障害者協議室にて、第2回囲碁体験会を実施いたしました。
講師として、(一社)視覚障害者囲碁協会代表理事の柿島光晴(かきじまみつはる)さんをお招きし、初めて体験される方にも分かりやすいよう、ルールの基礎からご説明いただきました。
当日は、4名の会員が参加され、視覚障害者用の囲碁板に実際に触れ、碁石を打っていく体験をされました。各自がルールを踏まえて、どこに打つのが良いか考え、そして石の取り合いの結果に盛り上がっていました。
またこうした機会を作っていきたいと思いますので、その際にはご参加を、どうぞよろしくお願いいたします。
なお、当日利用した囲碁板と碁石は、以下でお買い求めいただけます。
社会福祉法人 進和学園 Tel:0463-34-8150
購入の際はお電話にてお問い合わせください。
電話で注文すると商品が送られてきますので、同封の請求書に従って代金を振り込む形となります。
今回は、ご参加、ご協力いただき、どうもありがとうございました。
山口冨美子さん
頭を使って面白かったです。
藤原 美子さん
オセロとは違う頭の働きが必要だと思いました。なかなか奥がありそうですね。
吉成百合子さん
久しぶりに頭を使って楽しかったよ〜。
塚本 邦彦さん
初めての囲碁でしたが、思っていたより難しく、頭を使うので良かったと思います。ガイドさんと何回やっても勝てなくて、少し悔しい気持ちでしたが楽しかった。
山口 冨美子
6月18日(火)14:00〜 東京消防庁 本所防災館にて
城東ブロック 女性部 家庭生活訓練事業(担当・墨田区)
はじめに、関東大震災から100年、体験した方・松本さんの書き残したものを映像にしたビデオを見て、ゴーと地鳴りがして、バキッと柱の折れる音や屋根が崩れてくる音、ところどころから上がる火の手、渦巻く風の音など、生々しく心に残りました。
続いて、風速30メートルの暴風雨の体験。滝のような雨と風で、飛ばされないように手すりにつかまっていました。
次は水害で、閉じ込められたドアを開ける体験。
10、20、30cmと3段階の水の高さ。10pでは両手で押すと少し開くが、20pではほんの隙間ほど、30pでは力いっぱい押しても動かず、すごい圧力でした。
自動車では、座ったところが横向きでは力が入らず、その時は、ハンマーのとがった部分でフロントガラスの隅をたたき割るとの事でした。
次に煙ですが、迷路の中、身体を低くして、壁を手で触りながら、進んで行きました。
最後は、震度5強の揺れはとてもすごく、身体を丸めてダンゴムシのようにして頭を手で守るようにしました。
どれも体験してみないとわからない事ばかりでした。
本当の災害が来た時は、今日の体験が生かせるのでしょうか。
まずは皆様も一度、防災館に行って体験して下さい。
藤原 美子
6月21日金曜日
雨です。ものすごく暑いよりはいいかー。そんな気持ちで北千住、8時集合。
バスは、山梨県塩山(えんざん)へと進みます。
どんなサクランボ狩りになるのかと心配していましたが、渡辺農園の温かいおもてなしで、楽しくたーくさん取っては食べ、取っては食べて、満喫しましたよ。
今回の担当は足立区です。バス2台で出発しました。
ガイドさん、添乗員さんの案内が私たちを楽しくさせてくれます。
バスの乗り降りもスムースで、シャトー勝沼では、ワインを買ったり、お菓子を買ったり、さくらんぼ・ぶどうのジュースやワインの試飲をして楽しみました。
さあー!お昼です。
ほうとう鍋・お肉御膳に分かれて、ワインをいただきながら、おしゃべりしながら、お食事しました。里の駅いちのみやでした。
さあ、次は笹一(ささいち)酒造です。お目当ては、酒粕の入ったソフトクリーム!濁りワインが、お薦めとか。
東京に入ってから渋滞にはまってしまいましたが、皆無事にたーくさんのお土産をかかえて、午後8時過ぎに北千住西口で解散となりました。
いつのまにか雨も上がって気持ちのよい帰り道でした。
柳田 妙子
令和6年2月8日、東武鉄道の踏切検証会がおこなわれました。
約50組100名の参加でした。
スペーシアで浅草から北春日部まで行く途中、洗車場を通り、緊急停止の体験もしました。
検証場所では、はしごを使って線路に降りる体験― 手すりにつかまり後ろ向きで降りたほうがよい。
踏切の中か外かまよった時は― 前に押せたら線路の中、手前に引けたら線路の外です。
遮断機は重いので、お年寄りや子供には持ち上がらないと思うので、遮断機の真下に這いつくように身を伏せるのが良いと思います。
踏切事故が少なくなることを願いながら体験してきました。
貴重な体験をさせて頂いたことに感謝します。
3月17日(日)、都盲協の盲青年家庭生活支援事業で、楽しい染物体験をしてきました。
会場は井の頭線・駒場東大前駅近くの老人ホーム・駒場苑でした。
45pの正方形の布を使い、二種類の折り紙折り染めをやりました。
@折り紙で羽を広げる前の形を作り、羽を左右じゃばらに折り、長方形の形にして輪ゴムで四か所止めます。
緑色に染め広げると、緑の布に白い四角形の模様ができました。
A角を中央に折る四角形を三回折ります。
中央に割りばしを1本たてます。
傘をたたむようにまとめる。輪ゴムで二か所とめます。きれいにそろえるとつまらない模様ができるので、雑にととのえるのが良いそうです(笑)
ピンク色に染め中央に大きな丸、四隅に小さい丸ができました。
私は洗うお手伝いをさせてもらいました。熱めのお湯とお水で三回ずつ洗いました。
参加者はほぼ女性、ガイドさん含め15名ほどでした。スタッフのみなさん丁寧に教えていただきとても楽しくできました。
ご協力して頂きありがとうございました。
〔山口冨美子さんのレシピ〕
投票用紙記名補助具
メルマガわくわく用具名人6月22日号より抜粋(日本点字図書館 用具事業課 発行)
わくわく用具ショップでは、投票用紙記名補助具(透明・黒)を4月から販売しています。見えない、見えにくいかたが、選挙の際に安心して枠の中に候補者名がかける投票用紙専用の補助具です。用紙がずれないように挿入口1 ヶ所のケース状にして、記名スペースをくり抜いています。
この商品、7月7日の都知事選挙デビューするために、現在続々と出荷されています。
東京都すべての自治体で採用されたわけではありませんが、今のところ15ヵ所(荒川区、板橋区、江戸川区、清瀬市、北区、新宿区、世田谷区、台東区、豊島区、中野区、練馬区、八王子市、東大和市、文京区、港区)、その数は、透明と黒を合わせて2,700枚を超えました!
■江戸川区のホームページにも、以下の関連情報がありました。
点字投票・投票用紙記名補助具・代理投票
投票所には、目の不自由な方のために点字器及び投票用紙記名補助具を用意しています。また、自分で候補者の氏名が書けない方は投票所の係員が代筆しますので、お申し出ください。
投票支援カード
入場整理券に投票支援カードを同封しています。投票所で手伝ってほしいことを記入し、お持ちいただけますと円滑にご案内できますので、ご活用ください。
〈山口 冨美子〉
ゆらゆらと 春の嵐に クレーンが たおれないかと ハラハラ見てる
また来たか 今年2度目の 巣づくりに ホーキ片手に ハトを追いかけ
〈和田 彰〉
ピューピューと 寒き音する 窓の外 春はまだまだ 寒き音する
走るから 歩くへ変わる 年歳(とし)のすえ 老ゆると言うは かくの如きか
青空と 新緑の木 公園を 歩むが如く 走りおりたり
〈井草 恵子〉
悲しいな 冬の光に 照らされて まだ暖かい 母の温(ぬく)もり
祭壇の 母の遺影に ありがとう 感謝感謝の オンパレード
〈藤原 美子〉
夏が来て 花火にゆかた ぼんおどり まっさおな空 ふうりんの音
大江戸線 めぐる駅の名 いにしえに ゆられて心 江戸のまち中
〈長谷川 とくよ〉
朝ごとに 花の水やり せっせとす フジバカマかな 花どきは秋
風呂掃除 せしほうびにと アイスをば もらいて嬉し 舌なめずりす
〈成田 貴美代〉
バスハイク サクランボ狩り 雨の中 味もいまいち 旬に遅きか
ワインとは 赤白ロゼと 数あれど 飲めぬ身にては 試飲で染まる
楽しかり 新中川で 船体験 また乗りたいね 桜の頃に
〈伊藤 丈人〉
隣家より 蚊取り線香 香るとき 思い出さるる 遠き夏の日
パチパチで ジーと鳴って ジュッと落ち 線香花火を 耳で楽しむ
縁側で 皆ですいかに かぶりつく 僕も子供で 君も笑顔で
夏休み 元気もなくて ぶらぶらと アリオで涼む 葛西の人々
会員の皆様、毎日、サークル活動や体力増進のための運動に励んでいますか?
さて、今年も情報誌「アイネット」が完成し、「総会報告」や「諸行事報告」、「短歌」など、様々な記事が掲載されています。少しでも毎日の生活のお役に立てれば幸いです。
この夏も体調に気を付けて元気に乗り切りましょう。(I)
情報誌編集委員
井草 恵子 金子 曜子 窪田あずさ 鈴木 洋子
成田貴美代 日高真木子 藤原 美子 山口冨美子 (50音順)