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もくじ

巻頭言

平成23年度 第27回 文化祭

平成23年度 江戸川区各部との意見交換会開かれる

T 福祉部

U 土木部及び災害対策課  −やさしい道づくり−

V 広報課

W 文化共育部・教育委員会・生活振興部及び都市開発部

X 図書館

視覚障害者向け講演会報告

   「同行援護」厚生労働省発 Q&Aの概要解説

災害時の防災訓練行われる

   葛西臨海公園で防災訓練開かれる  安全対策部

   防災訓練に参加して

福耳通信(江戸川区立中央図書館より)

平成23年度 城東ブロック行事開催

   女性部生活訓練報告

   第2回城東ブロックスティックボール大会

   城東ブロック三療研修会に参加して

サウンドテーブルテニス大会報告

   おいでませ山口、障害者スポーツ大会に参加して

納涼懇談カラオケ大会&城東ブロック第8回交流カラオケ大会

増富温泉とぶどう狩り

【クラブの窓】 カラオケ同好会

晩夏の陸奥の国・下北半島を訪ねて…

大汗をかいた夏の高尾山

タイム イズ マネー 「時は金なり」

暮らしのア・ラ・カ・ル・ト

   1.便利グッズの紹介

   2.おすすめのお店

   3.簡単おいしいクッキング

秋田 浩さんを偲んで

えどもう歌壇

編集後記




巻頭言


          橋谷 道子


 今年の夏はなでしこジャパンが「ロンドン五輪」への切符を手に入れ、おおいに日本を沸かせてくれました。久々の国民栄誉賞も授与され、これからが楽しみです。

 さてこの度、前副会長の北澤とみゑさんが長年続けて来られた女性部長を惜しまれながら勇退され、後を受けて私が新しく女性部長をお引き受けする事になりました。

 北澤さんは運動不足を少しでも解消しようとクラブとしてリズム運動を立ち上げ、フォークダンスの先生をお招きして20年間、部長という立場で先頭に立ち、会員同士の輪を広げながら、城東ブロックの生活訓練では他区との交流を深め、女性部の発展に尽くされました。その間、大変なご苦労があったのではないでしょうか。感謝申し上げます。まだまだ不慣れな私たちをこれからもご指導頂きたいと思います。

 会員の皆様におかれましても、女性部の行事などでご協力を頂く事もあるかと思います。合わせてどうぞよろしくお願い致します。

 本号では7月から8月にかけて行われました江戸川区との意見交換会の報告や10月1日から始まった同行援護の話題、そして臨海公園での防災体験あれこれ、楽しい日帰りバスハイクの様子、会員の紀行文など掲載しております。

 スポーツたけなわの11月、山の紅葉も赤く染まるころ、文化祭でお会いしましょう。




NPO法人江戸川区視覚障害者福祉協会


平成23年度 第27回 文化祭




主催 : NPO法人 江戸川区視覚障害者福祉協会
後援 : 江戸川区社会福祉協議会
協力 : 音訳百舌の会・音訳ボランティア風の会
     江戸川点訳メイト・なぎさ点訳友の会・出前ボランティアの会
     在宅福祉グループ・デイジー江戸川・アイフレンズ江戸川

日時 : 平成23年11月23日(祝日) 午前10時〜午後4時20分
会場 : 区立松江コミュニティ会館 1階ホール
     〒132-0025 江戸川区松江7-5-12  電話 (03)5662-5320

受付 : 午前9時30分より(1階ホール前)


《プログラム》


【午前の部 10時〜12時20分】   司会 成田貴美代

1 開会の辞 … 小野塚耕吉              (10:00〜10:05)

2 朗読三題 … 音訳ボランティア           (10:05〜10:45)

 @ 「ばけもの使い」   群読:松村勝之・田部井恵子・坂井敏子・原 尤子・
                鈴木光枝    (音訳ボランティア風の会)

 A 「葛西の昔ばなし」(作者不詳)     朗読:梅原光子(音訳百舌の会)
 B 「鼻」(芥川龍之介著)         朗読:野村博子(音訳百舌の会)

3 短歌発表 … 披講  鈴木泰子           (10:45〜10:55)
  (※ 舞台右側のボードに発表短歌を展示)

4 文化講演(区障害者向け講演会を兼ねる)        (11:00〜12:00)

  演題 … 愛をつなごう

  講師 … 江上規子先生 (東京藝術大学音楽学部声楽科卒・二期会会員)

5 来賓・ボランティアグループ代表 テーブルスピーチ  (12:00〜12:20)

 (※ 休憩 12:20〜13:00)

【午後の部 13時〜16時20分】  司会 田名後浩子(サポート:日高真木子)

  『多田区長さんと共に心と文化のハーモニー』

6 式典                        (13:00〜13:50)

 @ 区歌斉唱
 A 歓迎の言葉 … 松本俊吾
 B 多田区長祝辞
 C 花束贈呈  … 住山浩子
 D 来賓祝辞
 E 乾杯    … 北澤とみゑ

 (※ 10分休憩)

7 文化クラブ発表                   (13:50〜15:00)

   ☆民謡 … 民謡部(若竹)          (司会 和田 彰)
       指導・三味線 / 上野榮美先生

       曲目 … 庄内おばこ  笠浜甚句

   ☆合唱 … コーラス部(若草)        (司会 植木清枝)
       ピアノ / 瀬沼淳子

       曲目 … 花のまち  学生時代

   ☆リズム運動 … 女性部有志         (司会 橋谷道子)
       指導 / 高津容子先生他

       曲目 … アリパシャ  アレキサンドロフスキー
            パティケーク・ポルカ

   ☆魅惑の社交ダンス … 社交ダンスドリーム  (司会 鈴木泰子)
       指導 / 伊藤金四郎先生・山本真未先生

 (※ 休憩懇談 10分間)

8 カラオケ競演 … 来賓 会員有志          (15:10〜16:20)
     (司会  橋谷道子・高田孝治)

9 閉会の辞 … 池田定道               (16:20)

※ 午前の部は会員外の区内視覚障害者も参加可。
※ 1階ロビーにて、会員の生け花4鉢と、沖縄記念旅行参加者が宮古島で作成したシーサーを展示。


文化講演

  愛をつなごう

 講師 江上規子氏・プロフィール

  東京学芸大学教育学部D類音楽科及び、東京藝術大学音楽学部声楽科卒業
  2000年、ルーマニア国立歌劇場に出演
  江戸川スーパーオペラ主宰
  二期会会員

 他の出演者
  松川智哉・・・東京藝術大学音楽学部指揮科一年在学中
          (ピアノとヴァイオリンを担当)
  江上怜那・・・東京藝術大学音楽学部声楽科一年在学中
          (ピアノと歌を担当)

 曲目

  涙そうそう
  千の風になって
  メリー・ウィドウ・ワルツ(ヴァイオリン)
  愛をつなごう(ヴァイオリン)(3.11東日本大震災時に台湾から送られた曲)
  荒城の月
  蘇州夜曲
  Stand Alone(NHK・「坂の上の雲」の主題歌)




平成23年度江戸川区各部との意見交換会開かれる




 例年より梅雨明けが早く昨年同様に猛暑と熱帯夜の連続でしたが、江戸川区各部との意見交換会が、当面する重要課題に対し項目別に分けて、3日間行われました。本年10月から、従来の地域生活支援事業の「移動支援」サービスが、視覚障害者の情報提供を目的に、国が主管する「同行援護」として新たに開始されます。
 このような状況の中で、平成23年度も本会役員が手分けして5セクションの会議に出席しました。7月29日の福祉部との意見交換会では、7つの大項目にまとめ多田正見区長宛要望書を原野福祉部長に提出しました。これらの防災・福祉・安全対策・広報・図書館及び施設関連事項等に基づき、活発な意見交換が行われました。本欄では、その内容について本会役員が各々報告しましょう。


T 福祉部                  小林 智恵子


 日時・会場 … 7月29日(金) 13:30〜15:30・グリーンパレス 403号室

 区出席者  … 原野福祉部長・岡村障害者福祉課長・矢田部庶務係長・
         関口身体障害者相談係長・橋本計画係長・矢島職員・関職員

 本会出席者 … 松本・小野塚・田名後・成田・高田・池田・岡畠・松田・
         住山・小林・藤原・伊東・事務局(千歳) 計13名


@ 発災時の対応に関する諸施策について

Q(松本):東日本大震災のような地震に備え、障害者福祉課を中心に、一人暮らし・全盲夫婦世帯などの災害弱者の名簿を作り、携帯電話やメール配信を利用した行政側からの連絡体制を整えて貰いたい。今まで江戸川区と災害対策意見交換会を行い、防災ジャケット・防災手帳を配布して頂いた。今後は実際の発災時対策について、具体的な話をして行きたい。
A(岡村):福祉部にとって、災害弱者の問題は永遠の課題。災害対策課の方で、手上げ方式で名簿を作ろうという案が出ているが、どうやっていくか、一緒に考えながらやっていければと思う。連絡方法も課題があり、実際に携帯が使えなかったので、いろんな媒体を使って、視覚障害者の方も含め災害弱者に情報を出していくよう、災害対策課とともに相談させて頂きたい。

Q(松本):今年度あと2回ぐらい話し合いを持ち、1つずつ問題に取り組み、次年度に向けて課題を整理するような形を希望している。発災時の具体的な行動や連絡網、避難所の問題を具体的に話し合いたい。二次避難所は、視覚障害者がある程度集まって、ガイドヘルパーなど普段から慣れた方にお世話頂くようなシステムをこちらは想定している。ある程度具体的に一段階・二段階・三段階ぐらいに分けて方法論を煮詰めておけば、安心だろうと思う。
A(岡村):前もって考えておくのは良いことだと思う。スケジュールの調整をしながら相談させて頂きたい。


A 同行援護の導入について

Q(松本):今までの移動支援とほぼ同じものが、国の個別給付として同行援護に変わるという認識でよろしいか。
A(岡村):ほぼ同じだが、まだ詳細が見えていない。

Q(松本):今回の同行援護の認定の仕方はどうなるのか?
A(岡村):基本的には評価指標、いわゆるアセスメントがあるので、適正に評価し、支給量や要件を決めていくというふうに考えている。今、移動支援を利用されている方は、アセスメント表をクリアし認定されると思う。

Q(松本):移行手続きはどのように想定しているのか?
A(岡村・関口):江戸川区の対象者は240人ほどだが、個別に申請書と案内状を送り、面談か電話によりチェックをしていく。

Q(松本):同行援護の導入は、移動支援で最大の問題であった地域格差の解消だと思う。同行援護では国が50時間という基本的なラインを出しているので、それに準じ、利用者のニーズに柔軟に対応し決定して貰いたい。
A(岡村):平均50時間を出せるかはわからないが、個人の必要度、条件などを整理し、それ以上の支給量も検討していく。
※ 9月8日の同行援護説明会で関口係長から240名全員に50時間が提示された。

Q(松本):支給量決定後でも、それでは足りないとか、ある月だけ足りない等の場合、「聞く耳」を持って頂き、ある程度弾力的に認める姿勢で対処してほしい。
A(岡村):できる、できないはその時の状況によるが聞く耳を持ってやっていく。

Q(松本):1泊以上の旅行について、今1日目だけ9時間という目安だが、10月1日から、支給量の範囲内なら2日ともOKか? 1泊して2日間楽しみたいという切なる希望を受け入れて貰いたい。
A(関口):江戸川区も東京都を通じて国に照会しているところで、まだ国からの詳細な提示がなく、この場では回答できない。
※ 厚生労働省のQ&Aで1泊旅行について認める方向が示された。

Q(成田):同行援護では、時間が足りなくなった時、趣味的なことでも時間を増やして貰えるのか?
A(関口):国からは、通年や長期にわたるものが対象にならないという大まかなことしか示されず、まだ詳細が出てきていない。

Q(松本):同行援護になって移動支援より低いレベルに落ち着かないように、支給量・サービス項目・利用項目について、幅広く弾力的に運用して頂きたい。また、本人の所得に基づく利用負担の決定が望ましい。
A(岡村):今は、低所得者の方は事実上負担なし、所得がある方の応能負担の形になっている。国は、今年の8月までに骨格を作るという「総合福祉法」の中で、より明確に出していくということだ。応能というのは必要だと思う。


B 日常生活用具の給付について

Q(松本):日常生活用具の品目選定に江戸川区独自の基準があるのか?
A(関口):国の指針として、自立支援・社会参加を促進するもの、簡易に安全に使えて効果の高いもの、開発・研究に専門的知識を要し一般的に製品として普及していないもの、という3項目がありそれに従っているが、地域生活支援事業に位置づけられているので、品目や上限額は江戸川区独自に毎年検討している。

Q(松本):例えば、視覚障害者に配慮した三菱・パナソニック製のデジタルテレビ、そのデジタルテレビの音声を聞けるラジオ、携帯電話などを日常生活用具の対象品目にはできないか?
A(関口):一般的に普及しているテレビなどは対象にならない。

Q(松本):一般的に普及しているものの中でも、「この機器のこの部分については認めよう」という考え方をし検討して頂きたい。
Q(田名後・成田・松本):乱暴に扱っているわけではないが、PTR2などは故障しやすく、買うときは1割負担でも、修理費に20,000円も掛かる。耐用年数以内でも、再支給を認めて頂きたい。
A(関口):基本的に修理できるものは修理して頂きたい。耐用年数以内でも修理がきかないのであれば、再給付の相談に応じる。


C 一人暮らしの視覚障害者の病気入院に対する支援策について

Q(松本):一人暮らしの視覚障害者が病気入院した時の援助が、法律の狭間で制度的保障がない。家事援助など自宅で受けていたサービスは切られ、病院のスタッフの仕事ではない身の回りの世話などについて、対応策を示して貰いたい。
A(原野):病気で入院するということは、自宅にいた時よりも調子が悪いということ。一人暮らしならば、なかなか面倒をみる人がいない。ケースバイケースで、何らかの社会的資源を用い、対応していけると思う。

Q(松本):この制度を使うという江戸川区独自の対応策を示せないか?
A(原野):江戸川区の障害者だけがそうなる訳でなく、国がしっかり制度化しなければならないもの。Aというパターンだけ決めておくと対応できない場合もあり、そういうケースが出てきた時は、何かの制度を適用し対応しなければならない。現場としての要望は十分承る。


D 同行援護従業者養成研修と人材育成について

Q(松本):同行援護の導入にあたり、サービス提供責任者・ガイドヘルパーの確保が重要。その資格を取るための「同行援護従業者養成研修」を江戸川区で開講するか、あるいは当会が開講に努力した際には補助を検討して貰い、安価な受講・従業者の確保につなげてほしい。江戸川ガイドヘルプセンターはサービス提供責任者が7人必要でメドはつけたが、配置基準そのものが厳しすぎる。
A(原野):同行援護の対応については、関係各部署と協議しながらやっていかねばならず、予算措置も必要で、今、回答は出来ない。検討課題として認識する。サービス提供責任者の配置基準緩和については、江戸川区→都庁→国と働きかけているが、国は「簡単に変えられない」と言っている。

Q(松本):当会が視覚障害者の社会参加に関わるサービス提供をしている事業者として、最大限努力しているということだけは認識していただきたい。


E 江戸川区障害認定審査会の委員に視覚障害者を加えることについて

Q(松本):地域自立支援協議会の委員枠を増やして頂き、視覚障害者代表の松本と聴覚障害者代表を加えて貰った事に感謝している。江戸川区障害認定審査会の委員にも、障害のことを一番分かる当事者として視覚障害者を加えてほしい。
A(原野・関口):同行援護については、介護あり以外は審査会は通さないが、将来の検討課題として認識する。


F 視覚障害者が終生区内で生活できる環境の整備について

Q(松本):江戸川区で生まれたら江戸川区で生涯を送るのが理想。埼玉のひとみ園のような施設もあるが、自由に外出もできて、会の活動にも参加できるような、そういう施設が区内に出来れば一番いい。昨年、橋本係長に東京都に打診して頂いたが、「江戸川区自身がその気になってやってくれれば、東京都は考えます」との回答だったので、方法論はいろいろあると私は思うがどうか? 視覚障害者団体のリーダーとして、これを言わねば責任が果たせない。ハードルはとても高いが、江戸川区と話し合いながら少しずつでも上って行きたい。
A(原野):(手を叩きながら)拍手します。考え方は大賛成です。視覚障害者だけでなく、皆さんそれぞれ一生を生き抜くためにはいろんな場所が必要で、多田区長も私もこの課題認識は十分持っている。整備について、土地・建物・年度など各論はこれからだが、こういう話を頂けることに感謝する。


G 視覚障害者の就労支援について

Q(松本):鍼灸・マッサージの資格を持たない視覚障害者の就労支援として、作業所の新設などを江戸川区で検討して貰いたい。また、図書館など江戸川区での視覚障害者の雇用も前向きに進めてほしい。 A(原野):江戸川区は内部障害の人を含め、60人以上の障害者を雇用している。


H 金融機関における音声誘導装置・音声ATMの整備について

Q(松本):江戸川区には音声誘導装置が130箇所もあるので、これに連動する形で、区内の銀行にも位置を知らせる装置を付けて頂き、音声ガイダンスで現金自動預け払い機が使えるような状況を作り出したい。すでに銀行協会に要望書を送っており、取り組みを続けていきたい。

※ 私たち視覚障害者が暮らしやすい社会にするには、本当にたくさんの課題があります。毎年、区の職員の方々との意見交換会を開催していただくことは、大変ありがたいと思います。




U 土木部及び災害対策課  −やさしい道づくり−     高田 孝治


 日時・会場 … 8月9日(火) 13:30〜15:30  グリーンパレス芙蓉の間
 区出席者  … 浅川土木部長・秋元災害対策課長・柏崎災害対策課計画係長・
  立原計画課長・中川計画課計画係長・深野保全課長・左京保全課設計係長・
  水口庶務課長・田島駐車駐輪課長・高橋駐輪対策係長・町山区画整理課長・
  山口沿川まちづくり課長・高井街路橋梁課長・宮崎小松川警察署交通規制係長
  上原葛西警察署交通規制係長・富山小岩警察署交通規制係長、計30余名

 本会出席者 … 松本・小野塚・高田・成田・田名後・橋谷・藤原・松田・
         伊東・住山・事務局(千歳) 計11名


 去る8月9日、江戸川区視覚障害者福祉協会と江戸川区土木部との間で「やさしい道づくり」をテーマに意見交換会がグリーンパレスにおいて開かれ、今回は区内3警察署の交通規制係の方々も加わって盛んな意見が交わされました。

 冒頭に松本会長が挨拶の中で、江戸川区の都市基盤整備に関して、区広報7月20日号を取り上げ、区内でゼロメートル地帯が70%に達しており、津波が東京湾を襲うと、ほとんどが水浸しになるのではないか?と指摘した上で、防災対策の重要性に言及しました。浅川土木部長は、この意見交換会が19回目に当たることの意義を述べ、16年前に土木部計画課長として関わっていたことに触れた後、江戸川区が河川に囲まれ、加えて樹木の多いことから都心に比べて3度くらい気温が低いことなど、住みやすい環境に恵まれていること。それが良き住民性を育む一方で、津波や洪水対策の必要性を力説し、早急に問題解決に取り組む内容の挨拶がありました。

 特に今回は3月11日に発生した東日本大震災を受けて、今後の発災時の対応に関する諸対策が意見交換の中心議題となりました。中でも発災時、要援護者の名簿に基づくエリアメールの活用や、防災無線が急遽増設・整備されること等が担当者から報告されました。その後は、例年通り区内の視覚障害者の外出時における安全対策に関する要望が出され、土木部担当者から回答を頂きましたので、以下主だった項目を挙げて報告します。


1.東日本大震災に係る発災時の対応に関する諸施策について

@ 一人暮らし要援護者リストに基づく救援策を提示してほしい。また、現在多くの自治体で採用しているエリアメールを、江戸川区でも防災担当者と視覚障害者間で整備してほしい。
A(秋元・柏崎):要援護者対策は重要、福祉部と連携し各団体とも話し合い名簿整備について具体的動きをする予定。エリアメールは22年11月から始めている。15項目を主に情報ツールとして拡充していきたい。これをもとに話し合いのスタートに立ちたいと思う。また要援護者リストについては現在消防署等が名簿を持っているので、発災時にはそのリストを十分に活用して対応したい。

A 発災時、1次避難所から2次避難所への視覚障害者の移送問題についての具体策の指針を示してほしい。
Q(松本):視覚障害者を含めて災害時に一番困る人を特定箇所に集めて、これを福祉避難所として、1次避難所からの移送を考えればよいのではないか?
A(秋元・柏崎):福祉避難所を2次避難所として開設することについて検討していきたいが具体的には決まっていない。

※ 具体案は示されませんでしたが、特に福祉避難所について、人数把握や障害者を含めた避難者の実体をつかむことが必要との回答があり、昨年より前向きな感じでした。災害弱者である視覚障害者への2次避難所の特定を切に願いたいものです。

B 2次避難所内での誘導や食事の介助における、区内ボランティア団体の協力体制について

Q(松本):2次避難所でどのような対応が出来るかである。東日本大震災で指摘されたのを受け、当会でも視覚障害者の対応に慣れている区内ボランティア等に呼びかけて支援の必要性を伝えている。
A(秋元・柏崎):福祉部とも相談し、今後の意見交換で具体策を話し合いたい。

C 防災行政無線機の音声の改善をしてほしい。
A(秋元・柏崎):難聴地域解消のために、今年度16機、来年度に18機の増設を行い、区内290箇所となる予定。マンション・ビルへの反響で聞き取りにくい地区があるので、スピーカーの増設で改善したい。


2.区内の視覚障害者の外出時における安全対策に関する事項

@ 区内主要横断歩道にエスコートゾーンを設置してほしい。
A(中川・上原葛西警察):要望を受けてすでに本庁に手続きをしている。本庁の決定がないうちは設置出来ない。区内に1箇所もなく、強く要望を続けていく。

A 区内各駅周辺の違法駐車や駐輪の取り締まりの要望
A(高橋):区民からの通報等により、すみやかに対応したい。

※ この件では松本会長からの瑞江駅付近でのバイクの迷惑駐輪の事例について、駐輪課で直ちに対処して頂きました。

B 音声誘導装置の整備状況について
A(左京):昨年8箇所を設置し、区内に計140箇所となった。本年度も南葛西のレクリエーション公園エリアに設置要望があり、現地調査をしている。

C 音声信号機の設置と作動時間の延長について
A(上原葛西警察):希望箇所を挙げて頂ければ直ちに検討する。時間延長について、苦情を申し出た方を諭したこともある。

Q(住山):盲導犬を使用して交差点を渡っている。双方向に別の音を使った音声信号機を設けて欲しい。

D 葛西臨海公園のタンデム車の使用について
A(高橋):利用状況を見て、増車については今後の検討課題としたい。

Q(田名後):昨年、第三葛西小学校前の狭い歩道に街路樹が植栽されていることを言ったが、現在は柵が設けられ改善され通行しやすくなり、感謝している。

※ その他に点線ブロックの整備・歩車道の斜面ブロックによる段差解消等の一層の充実を要望しました。これに対し区の各担当者からかなり積極的な回答を頂きました。今回は江戸川区からは浅川土木部長以下、今までにない多くの担当者の方々の出席により、非常に充実した意見交換会になったと感じました。



V 広報課                      成田 貴美代


 日時・会場 … 8月31日(水) 13:30〜14:20 区役所5F会議室

 区出席者  … 矢作広報課長・矢島編集係長・高野主査
 本会出席者 … 松本・小野塚・田名後・成田・橋谷・松田・伊東・池田・
         花見・住山・藤原・小林・事務局(吉川) 計13名

 司会    … 障害者福祉課橋本計画係長


@ 声の広報えどがわ等のCD・テープの暫定併用方式と機器整備について。

Q(松本):テーププリンターが老朽化しソニーは製造中止の現状で、テープでの発送は限界にきているが、高齢者が多く3分の1程度の方がテープの情報を頂いている。プレクストーク再生技術講習会を開き対応するが、デイジー方式に切り替えるのに時間が必要で、その間テープでやらせて頂きたい。
A(矢作):やむを得ない事と思う。広報の他、声の区議会だよりも併用で続ける。

Q(松本):デイジーのダビング機器が摩耗して買い換えとなった時、広報課あるいは障害者福祉課で助成できないか? 区の広報を出すという事であれば、助成の大義名分は充分にあると思う。
A(矢作・矢島):広報課で助成というのは難しいが、検討してみる。
A(橋本):障害者福祉課では以前、視覚・聴覚の情報提供拡大ということで国の予算がつきCDの複写機を出したが、今後は難しい。

A 江戸川区の各種発送文書のメールでの情報提供について。
A(矢作):えどがわメールニュースは、環境部から事前に登録した人に、不審者情報と災害情報を送っている。エリアメールはNTTドコモのサービスで、江戸川区災害対策課から、江戸川区内にいるドコモを持っている人に配信する。8月から新たにツイッターも開始した。

Q(松本):これを発展的に充実させ、メールを利用して絶えず情報を提供するシステムづくりをお願いしたい。区の情報開示に関する方針は?
A(矢作):個人情報に関わらないようなら情報はなるべく開示している。

Q(松本):絶えず配信して頂きたい情報は、災害に関する緊急を要するもの、及び視覚障害者に関係のある事柄。視覚障害者への情報提供に関する検討会を立ち上げてほしい。広報と障害者福祉課、災害対策課と図書館の4つを合わせたものが望ましく、広報課が情報提供の核になることは間違いない。
A(矢作):各部を横断的につなぐ部分で、広報課だけでなく障害者福祉課に音頭をとって貰う検討会になろうかと思う。

Q(松本):ドコモのらくらくホンは音声対応で視覚障害者の多くが持っている。緊急性のものは携帯で、一般的な情報はパソコンでの対応により、江戸川区独自の総合的な情報提供システムを作っていって貰いたい。
A(矢作):今は情報提供のいろいろな候補を模索していくところであり、その中で検討課題にさせて頂く。

Q(成田):視覚障害者にとって携帯は本当に便利なもの。3月11日に実際に家族の安否確認などで携帯の便利さを認識した。防災無線が流れるが、何を言っているのか聞こえなかった。災害などが起きた時は確実な情報が欲しい。

Q(松本):障害者福祉課とも相談して必要に応じて広報担当者に加わって貰う、そういう事で是非検討をお願いしたい。

B 「みんなともだち」の編集について

Q(松本):8月号を聞き、放射能の事なども取り上げて頂いて有り難い。東日本大震災も終息に至っていないし、東京湾の直下型地震も発生するかもしれないので、「みんなともだち」の中に、毎回災害対策の情報を入れて頂きたい。視覚障害者の情報を先に出して頂いたり、編集の配慮に感謝している。

C 広報えどがわの記事掲載基準の緩和について

Q(松本):他の区市の広報課に聞くと江戸川区の審査基準は厳しいようだが?
A(矢島):広報誌は一定の決まったページしかないので、掲載基準を決めている。

Q(松本):基準は分かるが、バリアがあってはならない。
Q(藤原):個人的に6月に文化センターで書道展を開いた。広報に載せて頂きたかったがダメで、「どうやって頑張っている姿を見てもらえるのか」と悩んだ。

Q(松本):広報8ページの中にどういう記事を出すかは難しいだろうが、一つコーナーを作れば出せると思う。

※ 視覚障害者の私たちにとって、パソコンや携帯を使いこなす人も多くなり、必須のものとなって来ています。区役所からのお知らせや、震災等が起きてしまった後の緊急発信などをメールで受けられるようになれば不安感なども少しは解消されるのではないでしょうか。



W 文化共育部・教育委員会・生活振興部及び都市開発部    成田 貴美代


 日時・会場 … 8月31日(水) 14:20〜15:30 区役所5F会議室

 区出席者 … 文化共育部文化課(天沼課長)・スポーツ振興課(千葉課長)
  生活振興部地域振興課(松尾課長)/都市開発部施設課(上山課長・田辺係長)
 本会出席者 … 広報課に同じ


Q(松本):区内施設利用に関し、予約の上で配慮をお願いしたい。
A(松尾):生活振興課所管の31館と、文化課所管のグリーンパレスの地域施設の予約は「えどねっと」でやっており、サークル団体・障害者団体等の抽選予約が終わったあと、一般開放する。サークル団体等は公平の扱い。行政目的にかなうものは所管部所が調整して事前予約も可能。事業の目的の公共性を判断し、使用料免除になる場合もある。

Q(松本):トイレ内の音声案内装置については、コミュニティプラザ一之江4階の使用頻度が高いので優先して貰いたい。
A(上山・松尾):企画課と相談しながら、いろいろな観点から検討して考えて行く。これまでエレベーターを中心にバリアフリー化に取り組んで来たが、要望にそってトイレの音声案内も検討して行く。エレベーター内の音声装置は82台のうち67台に設置。残り15台も改修時に順次設置していく。

Q(松本・橋谷):視覚障害者のスポーツとして最近注目されているスティックボールの会場予約(グリーンパレス)を容易にする配慮をお願いしたい。
A(天沼):グリーンパレスの会場は元々青少年の健全育成のための施設で、それを少しずつ一般の利用にも提供している現状。事前予約・利用料の減免には明確な基準がある。青少年の育成等とバランスを取りながらやっていく。

Q(成田):篠崎コミュニティ会館2階のスポーツルームからトイレまでの間に、手すりをつけて頂きたい。
A(松尾):コミュニティ会館のバリアフリー化を順次図っておりその中で考える。

Q(松本):盲人卓球審判に協力頂けるボランティアの確保をお願いしたい。
A(千葉):江戸川区の卓球連盟に要請しているが、資格を取るのに費用が必要。また審判を派遣するのに無償という訳にはいかない。

Q(成田・松本):費用は当会から些少だが出せると思う。盲人卓球がどんなものか見に来て貰いたい。外部の方に関わって頂く事の意義は大きいと思う。
A(千葉):引き続き卓球連盟に要請を続けていく。

Q(松本):区内小中学校の総合学習での障害者ボランティア活動等の体験学習や出前ボランティアを今後も発展させ、相互理解が図られるよう進めてほしい。
A(文書・高田指導主事):昨年は45校程で出前ボランティアによる体験学習を実施し、視覚障害に関わる子供達の理解を深めてきた。今後も共生社会に向け各学校に働きかけをして充実を図っていきたい。

Q(松本):タワーホールは現在指定管理者によって運営されているが、区がやっていた時の方が心が通じていたと思う。
A(天沼):地域の皆さんに愛される施設作りを目指し、「ナイスハート」を合い言葉にやっている。具体的に不満な点があれば対処するのですぐ連絡を貰いたい。

※ 68万人が住んでいるという江戸川区。そんな中で様々な施設を建てたり古い施設を修繕したりと各課長さん達のご苦労もいかばかりかと思いました。確かに施設は増えているのでしょうが、ますます借りられない状態があるのも事実です。今後どのようにすれば会場の確保が出来るのかが課題です。



X 図書館                   藤原 美子


 中央図書館 … 佐藤館長・秋山障害者担当

 日時・会場・本会出席者 … 広報課に同じ


Q:視覚障害者への電子メールによる情報提供について。
A:図書館からのメール配信は難しい。新着図書などはアイネットの福耳通信で紹介しており、以前掲載した『オール読物』は好評。サピエ(視覚障害者総合ネットワーク)に中央図書館も加盟している。今後はこれを活用して地域の情報をもっと発信させていきたい。

Q:中央図書館で行っている視覚障害者のIT講習で、インターネットアクセスの円滑化を図り、ホームページの閲覧が練習できるようにして貰いたい。10月に受講予定があり、ホームページの閲覧は視覚障害者にとって情報を得るためにとても重要なことなので、宜しくお願いしたい。
A:有線での接続を検討してみる。回線工事も必要ですぐにできるわけではない。

Q:対面朗読室の状況は? 会員にもPRし、有効利用したい。
A:区内図書館で独立した対面朗読室があるのは中央図書館。東葛西は兼用で対面朗読をおもに使っている。他は多目的に使う部屋を利用している。来年1月に出来る小岩図書館にも対面朗読室を設ける。中央図書館の利用状況は、定期利用が2人で、1人は対面朗読、もう1人は拡大読書機を利用している。

Q:区内図書館の指定管理への移行はどうなっているのか?
A:25年4月から全ての図書館が指定管理となる。ほとんどの業務が指定管理のもとで行われる。

Q:これからは営利のことも関わると思うので、サービスの低下にならないようにお願いしたい。
Q:区内図書の蔵書の拡充を図ってほしい。
A:サピエへの加盟により、図書の手配が迅速になっている。

Q:点字プリンタの整備を図って貰いたい。
A:利用も減って今は足りている。大事に使っていってほしい。

Q:共用できるプリンタがあれば、中央図書館から協力を求めてはどうか。

※ いつも身近なところでお世話になっています。今回はじめての出席でいろいろ知る事ができました。少しずつ少しずつ物事が運んでいる事を学びました。




視覚障害者向け講演会報告                  井草 恵子




 視覚障害者向け講演会が、残暑の中、去る9月8日(木)、グリーンパレス304号室にて行われ、多くの視覚障害者がこの講演会に集まった。岡村障害者福祉課長、松本理事長の挨拶に続き、関口身体障害者相談係長による講演へと進む。今回のテーマは「同行援護サービスについて」。以下、講演及び質疑の内容を報告する。


T 経過

(1) 平成22年12月 「障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律」制定
→ この法律において、本年10月1日施行で「同行援護」の創設が明示された。
  「同行援護」を視覚障害者の「移動支援」にかわるサービスとして位置づけ。

(2) 平成23年8月5日 江戸川区が移動支援利用者(240人)に案内文「視覚障害者のサービスの変更について」送付

(3) 9月8日現在の江戸川区の状況
  申請書の回収:ほぼ完了  アセスメントの確認:9割終了


U 同行援護の内容

(1) サービスの内容
 @ 移動に必要な情報の提供
 A 移動の援護
 B その他の外出する際の必要な援助
 → 従来の移動支援と変わらない。但し、移動支援は地域生活支援事業に属していたが、同行援護は個別給付(障害福祉サービス事業)で国が一括する。

(2) 通院の扱い
 従来の通院等介助でも、同行援護でも、通院は可能。
 定期的な通院は通院等介助、突発的な通院は同行援護を用いる。


V 対象者

 法律では対象者は「視覚障害により、移動に著しい困難を有する障害者等」とされ、現在移動支援を利用している人は、同行援護の対象となる。

(1) 身体介護を伴わない場合
 同行援護は障害程度区分の認定を必要とせず、その代わりに「同行援護アセスメント調査票」を用いる。
<アセスメント票の調査項目>

 @視力障害  A視野障害  B夜盲  C移動障害
 ※ @〜Bのいずれかの項目が1点以上、かつCが1点以上で同行援護の対象。
 @ 視力障害  視力
  1点   目の前あるいは約1m離れた視力確認表の図が見える
  2点   ほとんど見えない  見えているのか判断不能

 A 視野障害  視野
  1点   両眼の視野がそれぞれ10度以内でかつ両眼による視野について視能率による損失率が90%以上(身体障害者手帳3級に相当)

 B 夜盲  網膜色素変性症等による夜盲等
  1点   暗い場所や夜間等の移動の際、慣れた場所以外では歩行できない程度の視野、視力等の能力の低下がある
  特記事項 視力、視野に上記問題がなく、夜盲等の症状により移動に著しく困難をきたしたものである場合に評価すること
 必要に応じて様式例による医師意見書を添付

 C 移動障害
  1点   慣れた場所での歩行のみできる
(2) 身体介護を伴う場合
 アセスメント票による評価に加え、障害程度区分の認定を必要とする。
 ※ 障害程度区分が2以上、また認定調査項目のうち、「歩行」「移乗」「移動」「排尿」「排便」のいずれか1つが「できる」以外と認定。


W 支給量について

  移動支援35時間 → 同行援護一律50時間に拡大


X 今後のスケジュール

  9月下旬  受給者証の配布(10月10日現在完了)


<Q&A>

Q:50時間を使わず余った人の分をどのように処理する方針か?
A:方針は決まっていない。余った人から足りない人への支給量つけかえは困難。

Q:利用者のニーズに応じた支給決定を、是非やって欲しい。
A:それぞれの事情をふまえ、今後検討したい。

Q:通院等介助の支給決定のスタンスを、今後も継続して欲しい。同行援護で通院が可能となったが、両サービスの通院に関する運用を弾力的にしてほしい。
A:一定の幅をもたせた通院の運用は可能なので配慮したい。

Q:宿泊を伴う旅行(支給量範囲内)でのガイド利用を許可して貰いたい。
A:まだ国から方針が示されず回答できない。(国のQ&Aで宿泊利用が認められた)

Q:移動支援から同行援護への移行で、プラスの部分、マイナスの部分は?
A:プラスは同行援護で通院ができるようになったこと。マイナスは不明だが、基本的に同様のことができるはず。

Q:同行援護と介護保険の関係は?
A:同様のサービスは介護保険優先だが、視覚障害者の通院は介護保険では認められないのが現状なので、これまで通り通院等介助で支給量を出していく。

Q:通院等介助の時間が余った場合、残った時間を他の外出に使っても良いか?
A:通院等介助で認められるのは、通院の他、役所・事業所の手続き・相談のみ。

Q:起点が自宅ではないサービスは認められるか?
A:基本的には自宅を起点と考えている。 (国のQ&Aで外出先間の移動が認められた)

Q:区からのアセスメント確認時には、支給量の希望を聞かれなかったが。
A:足りない方については、状況を聞き検討する。

Q:全盲で1人暮らし。居宅における代筆・代読を何かの制度で保障してほしい。
A:通常、介護保険の家事援助のサービス。同行援護の外出前後にガイドヘルパーによる代筆・代読が可能かどうか、確認してみる。

Q:支給量のプール制は可能か?
A:支給量は月ごとなので、繰り越しは難しい。

※ 質疑応答の時間では、活発な質問や意見が飛び出し、時間の経つのが早く感じられた。今後益々、頭を使う必要に迫られそうだ。




「同行援護」厚生労働省発(2011年9月30日) Q&Aの概要解説

                               松本 俊吾


 平成23年10月1日からサービス提供が始まった、「同行援護事業」(障害福祉サービス事業)について、前段の講演会の意見交換の中で出された課題に答える内容が含まれていますので、9月30日付厚生労働省発、東京都福祉保健局から区市町村に通知された“Q&A”の概要と各々の課題に対し解説を加えてみました。

同行援護に係るQ&A

1.支援の範囲関係
Q:宿泊を伴う利用については、対象として差し支えないか。
A:対象として差し支えない。外出については「原則として1日の範囲内で用務を終えるものに限る。」とされているが、例えば1泊2日の宿泊を伴う利用の場合、2日間を別々に報酬算定することとなる。ただし、就寝中等サービス提供を行っていない時間については、報酬算定されないことに留意されたい。

【解説】 移動支援では原則宿泊を伴う外出の利用については、不適とされていた。この通知により、利用者の支給量の範囲中であれば、夜間就寝中を除く昼間の8〜10時間程度は、1日区切りで利用が可能となった。

Q:サービスの始点・終点については、駅など居宅以外でも差し支えないか。
A:居宅以外でも差し支えない。

【解説】 前の旅行先とも関わるが、出先の駅や宿泊場所からの利用について、駅や空港までの出迎えや見送り等も認められることになり、同行援護の画期的な外出保障の内容となった。


2.同行援護従業者養成研修関係
Q:一般課程に相当する研修として、移動支援従業者養成研修(ガイドヘルパー養成研修)を、都道府県知事が認めても差し支えないか。
A:認めても差し支えない。

Q:応用課程に相当する研修として、基金事業における視覚障害者移動支援従業者資質向上研修を、都道府県知事が認めても差し支えないか。
A:認めても差し支えない。

【解説】 日盲連が行っている視覚障害者移動支援従業者資質向上研修が、同行援護従業者養成研修応用過程12時間に相当すると認めた内容である。


3.サービス提供責任者関係
Q:サービス提供責任者の資格要件をご教示願いたい。
A:サービス提供責任者の資格要件については、下記ア〜エのうち、アかつウ、イかつウ、またはエのいずれかに該当する必要がある。


ア.介護福祉士、介護職員基礎研修修了者、居宅介護従業者養成研修1級課程修了者又は、居宅介護従業者養成研修2級課程修了者であって3年以上介護等の業務に従事した者。

イ.平成23年9月30日において、現に地域生活支援事業における移動支援事業に3年以上従事した者。
 (ただし、平成26年9月30日までの間に、上記アの要件を満たさなければならない。)

ウ.同行援護従業者養成研修応用課程(相当する研修課程修了者を含む。)を終了した者。
 (ただし、上記アに該当する者については、平成26年9月30日の間においては、当該研修課程を修了したものとみなす。) ※「相当する研修課程」として、視覚障害者移動支援従業者資質向上研修を認めても差し支えない。

エ.国立リハビリテーションセンター学院視覚障害学科の教科を終了した者。
  (準ずる研修修了者を含む。)

【解説】 これは同行援護に於けるサービス提供責任者の配置基準の経過措置であり、移動支援サービスに3年以上従事していたガイドヘルパー有資格者に対し、今後3年以内にホームヘルパー1級資格を取得するという条件付きで、サービス提供責任者に登用できる道が開かれた内容である。

※ 今回の通知で、長年の懸案の一つであった宿泊を伴う外出が原則認められたことは、日盲連や都盲協の時を得た運動の大きな成果である。また事業者にとってこの経過措置は、サービス提供責任者の配置等、従前の居宅介護の基準に比べて緩和され、移動支援から同行援護への制度改革により、視覚障害者の外出保障が一歩前進したことは間違いなさそうである。




 災害時の防災訓練行われる




 二つの災害時防災訓練が、秋たけなわの穏やかな天候に恵まれた去る10月30日(日)に、無事行われました。東日本大震災から7ヶ月を経過しましたが、災害に遭遇した際の心構えは、やはり実地体験を通して、身に付くものだと思います。当日は江戸川区から配布された国際シンボルマークのついた黄色の「防災ジャケット」を着用して参加したことは言うまでもありません。

 その一つ目の訓練は、一年前から葛西臨海・環境教育フォーラムの宮嶋様のお声掛かりのもとに準備会議を重ねてきました。そして9月4日の同公園での予行演習を経て、江戸川視障協・アイフレンズ江戸川・「葛西臨海たんけん隊」が共催し、実施の運びとなったのです。葛西臨海公園は区民22万人の災害時避難所に指定されていることから、同公園で自然に親しみながらの一般参加者を交えての充実した防災訓練となりました。

 他方二つ目の訓練は、同時間に、江戸川区福祉ボランティア団体協議会・江戸川区ボランティアセンターの呼びかけにより、江戸川消防署と松江第三中学校で開催されました。この防災訓練は多くの区内ボランティア関係者のご協力を頂き、災害時要援護者とされている関係者と合同で行われました。

 本会では役員を中心に会員が手分けして二つの訓練に参加し、安全対策部並びに柏谷幸司さんに、その内容をリポートして頂きましたので、これをまとめ報告することにします。


  葛西臨海公園で防災訓練開かれる

          安全対策部


 江戸川区のリゾート地として多くの区民が行楽にも利用している葛西臨海公園を会場に、去る10月30日(日) 10:00〜14:30に、葛西臨海・環境教育フォーラムの宮嶋隆行様をはじめ、お手伝いを頂きました「葛西臨海たんけん隊」スタッフの皆様のご支援のもとに、本会有志会員及びアイフレンズ江戸川のボランティア・ガイドヘルパー総勢25名は、防災訓練を兼ねて充実した一日を過ごしました。

 当日のスケジュールに従ってコメントを交え報告しましょう。

 予定通り朝9時50分に、JR京葉線葛西臨海公園駅の噴水前に全員が集合し、主催者の宮嶋さんから挨拶をかねて訓練内容が説明され、松本会長の謝辞を兼ねた挨拶と続き、江戸川区障害者福祉課岡村課長、橋本・矢田部係長も見学にきて頂きました。本会関係参加者及び協力参加者6名とスタッフの自己紹介が行われました。協力者の世田谷区からのAさん、区内参加者数名を含め、和やかな雰囲気の中で訓練は始まりました。

 早速第1駐車場に移動し、揚水ポンプ、災害対応トイレの体験や、防災ベンチに仕組まれているかまどでのお湯を沸かすための火起こしの体験です。そしてお湯をわかし、スープとアルファ米を作りました。

 約一時間余りで、クリスタルビューまで歩いて移動し、スタッフのお手伝いを頂き、温かい混ぜご飯、カレーライスを美味しく頂きました。各テーブルに分かれた面々は、湯気が立っているふかしたてのご飯やコーンスープを腹一杯になるまでおかわりしている人もいたようです。

 昼食を終え午後1時前に芝生の道から約500メートル先にある西なぎさの砂浜の感触を足下に感じながら移動しました。秋の薄日がもれて穏やかな波打ち際で、ボート担当の若いスタッフの説明を受けて4隻のゴムボートに乗船したのです。砂浜から細い桟橋を乗るときは横ばいになり、10人乗りのゴムボートの盛り上がった丸い腰掛けに左右の縁に着座。約1.5mくらいあるシャモジのようなバトルを両手で握り、海面に入れて力を込めて1、2とかけ声をかけてこぎ始めましたが、息が合ってかなりのスピードで穏やかな海面を滑るように進みます。視覚障害者がこのようなボート体験が出来ることはほとんどの方が初めてだと思います。4隻のゴムボートは500m沖から渚の砂浜に向かって最後はボート競争をしました。バトルの水しぶきを浴びて着衣が濡れたのに、洋上の皆さんの笑顔と歓声が飛び交う素晴らしい体験の30分はあっと言う間でした。砂浜に降りての皆さんの満足した笑顔が印象的一こまでした。そして来年に向けての課題を話し合い無事事故もなく終えることが出来ました。宮嶋さんのお心配りとスタッフの皆さんに感謝をこめてこのページを閉じます。


 防災訓練に参加して

         柏谷 幸司


 平成23年10月30日、江戸川区福祉ボランティア団体協議会及び江戸川区ボランティアセンター主催の防災訓練に参加致しまして感じたことを少しお話してみようと思います。

 今回で訓練は3回目の参加です。こういった訓練には何回参加してもまずこれでよいという事はないわけです。

 今回は総勢114名の参加がありました。視覚障害者、車椅子いわゆる肢体不自由者、そして聴覚障害者又中国、韓国、台湾、ネパールなどの外国の方が21名参加され、さらに多くのボランティアの方の参加もございました。

 午前9時30分集合で訓練開始は10時からでした。最初は江戸川消防署の方が災害への心構えという事でビデオを流しながら約40分ほどお話をされました。そして外に出て、煙に対する対処、煙体験をしました。次に消火器の使い方です。この消火器の使い方で感じたのですが、我々視覚障害者は消火器の操作ができたとしても火元がどこか方向がどちらかつかめないわけです。もたもたしていると、煙にまかれてしまう事になりかねないと思います。そんな事で実用的ではないのではと思います。しかし実用的でないにしてもそれをどなたかに指示をする事は出来ますから、これこそが訓練だと思います。

 この後松江第三中学校体育館に移動しました。ここで炊出しご飯をいただきました。愛情のこもった塩おにぎり2個とインスタントの味噌汁です。大変美味しくいただきました。

 午後の訓練です。松江第三中学校の女子生徒が仮設トイレの使用法についてお話をされました。次に地震体験車に乗り実際に体験しました。これまでに2回ほどこの体験をしておりますが、今回はこれまでとは全く違って怖いを通り越して実に恐ろしいという衝撃を受けました。

 今年3月11日の東日本大震災の震度は7でした。この地震体験車による震度もその7までありました。何年前でしたでしょうか、江戸川区盲人福祉協会でこの地震車による体験をした事がありますが、あの時の震度はいくつだったか記憶にありませんが、今回はあの比ではありませんでした。簡易担架にも乗りました。運動場から体育館に運ばれましたが、ぶら下げられるような感じで、あまり心地よいものではありませんでした。前に経験した担架の方が乗り心地はよかったです。

 最後に遠藤ボランティアセンター長からそれぞれ各団体の代表の方に「3月11日のあの時には何をされていましたか」と質問を受けました。私も少しお話をさせていただきました。この時遠藤センター長が「柏谷さん、ちょっと後ろを振向いて下さい」といいまして、防災ジャケットの裏にあります絵をみなさんに紹介をして「こういう人を見かけた時にはどうぞ手を差延べて下さい」というような事を言っていただきました。

 今回の防災訓練は実に中身の濃い、充実した訓練だったと思います。




福耳通信




 今年の秋は、桜の開花(狂い咲き?)の便りを数多く耳にしました。台風や豪雨、真夏日のような暑さの再来と、天候の忙しさは、からだにも秋の実りにも大きく影響します。皆さんいかがお過ごしですか?

 今回は、第22号に続いて、「録音図書」のできるまで、最終回PART5「仕上げ作業」をご紹介しましょう。

 「校正作業」が済むと、いよいよ最終段階、図書館がお願いした形式(カセットor DAISY )で完成品が納品され、ここで、音訳に携わった皆さんの永かった作業が完了します。以降、図書館で利用者の方々へ貸出しできるまでに仕上げて行きます。

 図書館で所蔵されている資料は、すべて名前(タイトル)・生まれ(著者名・出版時期・出版社名・大きさや形式・ページ数や巻数・内容など)・住所(並べられる書架の場所=請求記号)を「書誌」というデータで管理しています。江戸川区も例外でなく、録音図書の原本と音訳についての情報を規則にならって入力し、個別番号(資料コード)を割り振り、所蔵登録が完了します。

 続いて「装備」を行います。実際には、タイトルや巻数などを文字や点字でわかりやすく表示し、資料コードや請求記号を貼り付けます。また、録音資料はケースのまま郵便で利用者と図書館間を旅するので、迷子にならないために、施設名(江戸川区では中央図書館)・住所・連絡先を表示します。

 こうして数々の工程を経て、いよいよお披露目となります。
 多くの方に読んでいただけるよう、新刊紹介などでお知らせし、後はリクエストを待つばかりです。私たちも「福耳通信」などでお知らせします。

 最近では著作権法の改正や、録音方法の進歩、作成に携わる方たちのご尽力により、驚くほど早く新刊本が録音図書に生まれ変わっています。きっとあなたが読みたいと思うものも見つかると思います。
 リクエストなどございましたらお気軽に担当までご相談ください。

  住 所  江戸川区中央3−1−3
  電話 3656−6298〔直通〕

中央図書館の担当は私たち4名(秋山 高津 川原田 豊嶌)です。

https://www.library.city.edogawa.tokyo.jp/toshow/index.asp




 平成23年度 城東ブロック行事開催




 今年度も城東ブロック行事は江東区が幹事で順調に行われて参りました。
 9月の盲人卓球、10月のカラオケ大会については、江戸川区の行事報告の別項で詳細を報告してありますのでそちらをご覧下さい。

 ここでは、5月から9月の8回にわたり行われました、女性部のリズム体操、
7月の第2回スティックボール大会、8月の東京都委託三療研修会について参加しました会員のリポートを掲げました。

 なお、高齢者の生きがい教室は平成24年2月に開催予定です。


女性部生活訓練報告

         松田 恵子


  日程 … 5月、6月、7月、9月の第2週と第4週の月曜日(合計8回)
  会場 … 江東区扇橋障害者福祉センター

  講師 … 神保秀久先生


 今年の城東ブロックの当番区は江東区でした。
 訓練事業は「リズム体操」(ストレッチ)でした。
 訓練を終えた感想をいくつか掲載します。

○普段、体を動かすことが少ないので来るのを楽しみにしてまいりました。長かったようで短い、あっという間でした。

○ここで皆さんと一緒にやると、ああ、簡単だワ。よく出来たワとか痛いところ、ないわねとか思うのですけど、家に帰って、やろうと思うとなかなかねぇ・・・。やはり独りでは出来ないですね。

○朝、一時間ぐらい歩いているのですが、やはり歩くのとストレッチでは全然違うんですね。使ってない筋肉が沢山あるんだなぁって感じました。本当に、神保先生の優しい人柄に乗せられてって感じです。

○体が悲鳴をあげた所は、使っていない意味だと思いました。忘れないようにこれからもストレッチしたいと思いました。これが家でもずぅっと続けられたら、荒川区さえよければおじゃましたいと思ったぐらいです。私のためにも続けたいと思います。

○最初のころは、家に帰ると忘れてしまう箇所もあったので録音をすることにしまして、家でも再生しながら・・・。これからもやってみたいと思います。六年前の神保先生の声も懐かしく、また受けることが出来本当に感謝しております。江東区の会長さんはじめ、女性部長さん、役員の皆さん、ご参加の皆さん、ガイドのみなさん、有難うございました。

 江戸川区からは、6名それぞれ参加可能な方が出席いたしました。


第2回城東ブロックスティックボール大会

           岡畠 信子


 第2回城東ブロックスティックボール大会が、江東区総合区民センターで7月28日の12時から始まりました。

 江戸川、おそろいのユニフォームで色はオレンジで袖に江戸川とロゴがはいって、皆さんよくお似合いでした。

 Aチーム、Bチームと分かれて、ジャンケンできめながら、勝ったほうと勝ったほうで決戦になりました。

 Aチームが強くて、私Bチームは最初からだめでした?
でも弱いながら頑張ったんですよ。
 江東区が第1位で、江戸川Aチームは第3位でした。
 終わりに、景品のお菓子を小野塚さんがもたせてくれましたので、みなさんでニーッとしてパチリと記念写真を撮りました。

 最後に船堀のバーミヤンで乾杯、打ち上げをしました。
 来年はBチームも少しは腕をあげて出場しなければね。
来年の当番区は墨田区です。よろしくお願いします。
 みなさま応援ありがとうございました。


 Aチーム
   小野塚・北澤・高田・花見・橋谷

 Bチーム
   住山・岡畠・星野・高橋・関守


 城東ブロック 三療研修会に参加して

          住山 浩子


 暑さの真っ只中の8月10日(水)午後1時30分より4時まで行われました。会場は西大島の江東区総合区民センターでした。私は開始直前に部屋に入りましたが、今年は節電のせいかほどほどの冷房で、汗を拭き拭き席に座ると、すぐに始まりました。江東区の鈴木会長を皮切に各区の会長の挨拶。我が区の松本会長の素晴らしい挨拶もありました。
 講師の方は、「マッサージはりコウノ治療院」院長の河野孝志先生でした。先生の日頃の治療実践から生み出された治療法を教えていただきました。

 テーマは「掃除療法(腰部に対する掃除療法)」でした。腰痛は患者さんの多くが訴える症状なので、参考になればとみんな熱心に学習していました。内容については間違ったことを書いてしまうと困りますので、省略させていただきます。

 この研修会に江戸川から、参加された方は、宮地さん、星野さん、福地さん、住山でした。詳しいことは録音をしていた方もいるようなのでご相談ください。尚、この研修は東洋療法研修財団から三単位の修了書を受けて帰りました。


 サウンドテーブルテニス大会報告

          体育部長 冨澤 豊


◆第11回 江戸川区サウンドテーブルテニス大会

 第11回江戸川区サウンドテーブルテニス大会が、平成23年6月30日の木曜日に、篠崎コミュニティ会館2階スポーツルームにて開催されました。今回の参加者は8名で、2グループに分かれて予選リーグを行い、上位2名が決勝トーナメントに進出しました。今回は予選リーグ、決勝トーナメントともに11点3セットマッチで行い熱戦でした。以下は参加者と成績です。

   Aグループ : 坂本芳雄 才川美千代 成田貴美代 北澤とみゑ
   Bグループ : 松本俊吾 松田恵子  橋谷道子  冨澤 豊

準決勝   成田貴美代 2 − 0  橋谷道子
      坂本芳雄  2 − 1  冨澤 豊

決勝    坂本芳雄  2 − 1  成田貴美代


◆第8回 城東ブロック交流サウンドテーブルテニス大会

 第8回城東ブロック交流サウンドテーブルテニス大会が平成23年9月15日木曜日の正午から、北区の東京都障害者総合スポーツセンター 2階集会室において江東区支部の幹事で開催されました。江戸川区からは橋谷道子、松田恵子、成田貴美代、冨澤 豊の4選手が参加し、他の葛飾、江東、墨田、荒川、足立の各区の参加者20選手とで熱戦が展開されました。今大会では、3名ずつ8グループに分けて1ゲーム11点2セットマッチのリーグ戦を行い、各グループ1位が決勝トーナメントへ進出しました。

 江戸川の各選手は予選リーグでは橋谷選手が健闘し、松田選手はみごと予選を突破し決勝トーナメントへ進出。冨澤選手は予選を得失点差で通過しましたが、準々決勝で江東区の甲斐選手に敗れました。成田選手は予選リーグ、決勝トーナメントを順当に勝利し、決勝で足立区の戸部選手を2対1で破って優勝、金メダルを獲得しました。また、橋谷選手は敢闘賞に選ばれ、団体部門でも江戸川区チームが第1位となり優勝、第2位は足立区チームでした。

 更に本年は江戸川区の大森恵子さんがサウンドテーブルテニスの審判として大会に参加され、活躍されました。その他、多数の応援ありがとうございました。


◆おいでませ山口、障害者スポーツ大会に参加して

          成田貴美代


 第11回障害者スポーツ大会、おいでませ山口大会が10月22日から25日の間、歴史で有名な山口県各地において、華々しく開催されました。私もサウンドテーブルテニス(STT)の東京都代表の一員として参加して来ました。

 10月20日に東京を出発、山口市の湯田温泉というところにあるホテルに入り、ここで5日間を過ごす事になります。大浴場や露天風呂などもあり、試合の疲れをいやす事も出来ました。

 21日は試合の行われる会場で公式練習があり、北海道や青森・千葉の選手の皆さんとやりました。普通ではなかなか一緒に練習出来ない方達ですから楽しかったです。

 22日は山口市にある維新百年記念公園を会場に、県知事や皇太子様のご臨席を頂き開会式が盛大に開かれました。私も東京都の皆さんと一緒に入場行進をしました。秋田に続き二度目となりますがやはり感激ひとしおです。

 開会式も終わりいよいよ試合となります。第1試合は兵庫県・第2試合は福岡市の選手と対戦です。11点5セットマッチで行われ、3セット取れば勝ちとなります。緊張しながらの試合でしたが幸いにも勝利を得る事が出来ました。

 23日にはもう1試合あり、石川県の選手と対戦し、1セット取られましたがこれで勝つ事が出来たので、優勝となりました。
 24日に同じ記念公園を会場に閉会式が行われ、高円宮妃殿下のご臨席を頂き、山口県をあげての歓迎、多くのボランティアの皆さんに支えられまた会いましょうと言葉を交わしあい別れを惜しみつつ大会は終了となりました。
 2年後、2013年には東京で第13回大会が開催されます。準備も着々と進んでいるようです。どんな大会になるかを楽しみに待ちながら私の報告とさせて頂きます。




 納涼懇談カラオケ大会 & 城東ブロック第8回交流カラオケ大会


           池田 定道


 8月16日に、恒例の納涼懇談カラオケ大会が開催されました。
 この日も、何もしてなくても、ジワッーと汗が出てくるような状態の日で、省エネ中の事もあり、室内の照明も、間引かれているような環境で、太った人や、弱視の人は、いつもより、ちょっと大変な思いをさせられる日でした。

 第一部では、田名後さんの司会で、日ごろお世話になっている、招待者、及びボランティア団体などの紹介がなされました。

 また、第二部では、小野塚さんの司会で、松本会長の同行援護のお話がありました。

 そして、第三部となり、しばらくご無沙汰だった岡畠さんと、成田さんの名司会で懇談カラオケ大会が、開始されました。

 城東ブロックのカラオケ大会の予選ともなるこの大会という事で、外気に加え更に熱気のこもった大会となりました。
 厳正なる審査、投票の結果、まだまだ若いで賞は、小谷ひささん、早川つるゑさんが獲得されました。

 また、以下の、頑張ったで賞の田中誠子さん、松田恵子さん、熱演賞の田名後浩子さん、努力賞の藤原美子さん、優秀賞の竹橋一成さんの5人には、10月13日(木)に開催される城東ブロック・カラオケ大会の出場資格の認定証が手渡されました。

 今度の城東ブロックの大会は、前回優勝の高田孝治さんも審査員として、参加することになっています。高田さん、どうぞ宜しくお願いします。


 ということで、10月13日のティアラこうとうでの本番を迎えました。
 当日は、江戸川区は、盛大にも45名の選手、応援団の出陣となり、竹橋さんの伊達姿・女性陣の気合の入ったドレスでの勝負服姿など、耳には聞こえるものの、私にはよくわからず。ちょっと悔しい思いもさせられました。

 主催者側は、この意気込みを感じ取ったのか、何をビビッたのか、あるいは、特別サービスなのか、はたまた悩殺されたのか、江戸川区の順番になると、なぜかミステリーが続々と発生し、松田さんの「謎の女、登場事件」に始まり、藤原さんの「失踪事件」、そしてとどめは田名後さんの「抹殺事件」とエスカレートしていきました。お蔭様で、松田さん・田名後さんは、2度も歌わせて貰っちゃいました。

 ※このミステリーの謎解きは、情報連絡をお聞きください。

 そういう緊張した中でも、代表選手5人は、予選会のときに比べ更に更に研きのかかった歌唱を披露し、藤原さんは3位入賞、竹橋さんは努力賞を受賞し、団体戦では、見事準優勝を獲得しました。

 結果発表を待つ間にはゲストの4人の歌が披露され、その内の一人の前回優勝の高田さんが、「旅の終わりに」を披露してくれました。
 数々の名の知れた強豪との戦いの中で、このブロックでは知名度のまだ低い二人が、頑張って入賞すると言うことは容易ではないことなのですが、それをやってのける、お二人に、新しいパワーを感じました。

 なお、個人優勝は、江東区の甲斐春美さんの「名前のない空を見上げて」、団体優勝は葛飾区でした。




 増富温泉とぶどう狩り


         田名後 浩子


 9月29日(木)は、お天気に恵まれ、総勢43名でアイフレンズ企画の日帰りバスハイクを楽しみました。中央道を通り、勝沼の「シャトー勝沼」でワインの試飲と買い物、「御坂農園」で葡萄狩り、増富温泉で昼食と入浴や通仙峡を散策、道の駅での買い物という行程でした。日帰り旅行では、初めての温泉です。武田信玄の隠し湯と言うことで、みなピカピカになって帰ろうと張り切っていました。談合坂サービスエリアで休憩、買い物をして、ワイナリー工場へ、今回のバスハイクでは、工場の見学はなく、ワインの試飲と買い物でした。

 バスを降りて、我先にと試飲会場へ向かい、様々なワインを試飲しました。ここには、ワインの他に葡萄ジュースや、葡萄の酢もありました。バスガイドの中蔦さんのお話では、葡萄の酢に氷とお水を入れて飲んでもさっぱりしていますし、牛乳に葡萄のお酢を入れるとヨーグルトのようになっておいしいとのことでした。みなさんワインやジュース、お酢などを買い込み、バスは一気に重くなりました。

 両側に葡萄園や桃園が広がるバス通りを進み、「御坂農園」に到着。今年は、台風や大雨がありましたが、甲府盆地は御坂山脈や富士山が守ってくれたお陰で被害が無く、おいしい葡萄や桃が収穫できたとのことでした。

 私たちは、「御坂農園」からマイクロバス2台に乗り込んで、葡萄畑を5分ほど行き、巨峰よりも小さい種有りの「ベリーA」と言う昔懐かしい葡萄狩りを30分程楽しみました。3房いただいた方もいらしたようです。

 「一宮御坂」から中央高速に入り、甲府盆地、南アルプス市を超え、八ヶ岳の近くの「須玉インター」で降り長野県の県境に向け、山の中を入って、増富温泉に向かいました。午後1時過ぎに増富温泉に着き、そこで採れた野菜、山菜、岩魚などの郷土料理をいただき、2時間半ほど温泉や、施設の周りを散策したりして、思い思いに過ごしました。ちなみに私は郷土料理でおなかがいっぱいになったので、腹ごなしのために、施設の周りの遊歩道を川の流れに沿って歩きました。萩の花や、カーテンのようにぶらさがっている花豆、赤米などを触らせてもらったり、教えていただいたりしました。ピンクや白、赤のコスモスや、むくげがさわやかな秋風に揺れ、もみじのトンボがたくさんなっていました。お日様の光を浴びて銀色に輝くススキなど、見返り坂でせせらぎを聞きながらたくさんの「秋」を見つけました。

 散策のあと、冷泉と言われているラジウム温泉のお風呂に入りました。25度、35度、37度、41度のお風呂がありました。冷たい温泉に30分程つかっていると後で体の中からホカホカと温まってくるということでしたが、散策をしたために時間の余裕がなく37度のラジウム温泉に入りました。泡風呂や、打たせ湯、ミストサウナなどがあり、ゆっくりと増富の湯につかっている人たちもたくさんいました。

 身も心も洗われて、美しい奥秩父の山並みを後に、帰路につきました。途中で「買い物市場」という道の駅に寄り、買い物をしました。ここでは、野菜がとても安く、みなさん長ネギやゴーヤなどをたくさん買い込んでいたようです。バスの中では、カラオケや、「綾小路きみまろ」のDVDを見せていただき、涙を流して笑い転げている人や、お風呂で疲れて眠りこけている人、みなさん今日の一日をたっぷりと楽しんでいたようです。平日とは言っても上半期の終わりのせいか交通量が多く、帰宅は午後8時半過ぎになってしまいました。無事に事故も無く帰宅できましたのも、ガイドヘルパーさん、事務所の方達、添乗員さん、バスガイドのみなさんのお陰です。ありがとうございました。


 感想

 高田清江さん:温泉がとても良かったです。もう一時間ほど欲しかったです。いい温度で、体が元気をいただきました。ありがとうございます。

 植木さん:楽しかったです。今まではあまり物を食べなかったんですけど、今度はお昼もしっかり食べられました。

 北澤さん:天気にも恵まれて大変お世話になりました。ありがとうございました。また、お世話宜しくお願いします。

 小野塚さん:大変天気が良くて、みなさん、晴れ晴れと楽しく過ごしてくれたことが私としては大変うれしいです。ありがとうございました。お風呂は本当にぬるくてカゼひきそうでした。会長は冷たいところに入っていてね。もう、私は我慢できなくてね、熱い風呂に入りました。

 田中さん:さっきはね、私大失敗。ここのところカゼひいてね、2週間くらい医者通いしていたんですよ。今日、ちょっと無理だったんだけどね出てきたの。歌ったんだけど全然歌えなかった。ごめんなさい。旅行は、楽しかったです。ありがとうございます。

 福島さん:盲人会で久しぶりにね、みなさんと会ってとてもうれしかった。楽しかった。これからも盲人会のことにはね、参加しようと思ってる。




【クラブの窓】  カラオケ同好会


         小野塚 耕吉


 会員の皆様にはご機嫌麗しくお過ごしのこととお喜び申し上げます。アイネット前号では同好会発足当時の事を書きましたので、その後はどうしたと言うお声が有りましたので、同好会の歴史としてまとめてみたいと思います。

 平成12年5月に始まりました会は、毎月1回タワーホール船堀の会議室を借り開催しておりました。カラオケ機器は事務室に保管してありましたのでその都度会議室に運び使用しました。その頃大変お世話になっておりましたガイドさんを忘れてました。その人は福島悦子さんです。同好会以前からですがいろいろ面倒をみていただき、立派なカラオケ曲集もパソコンで作ってくださいました。あの頃はアフターカラオケもありました。

 平成15年になると、区役所の政策が変わりガイドヘルパー派遣事業を民間に任せることになりました。それでは当協会でガイドヘルパー派遣事業を立ち上げようと、松本会長が決断しその準備に取りかかり、平成15年8月に特定非営利活動法人(NPO法人)の法人格を取得し、来年の4月にガイドヘルパー派遣事業を受託すべく準備にかかりました。その結果事務局の開設などのため事務室への立ち入りが困難になり、カラオケ機器の持ち出しもままならず、同好会は平成15年12月よりカラオケボックスで行うことと致しました。一時は瑞江会館もお借りいたしました。一年ほど放浪しましたが、コミュニティプラザ一之江に機器を預けられる倉庫が在ることを知り、平成16年11月からコミュニティプラザ一之江を借りることになりました。それから7年、今では参加者40名を超える盛況振りです。これには星谷さんと深町さんの多大な尽力があったればこそと深謝する次第であります。またお付き添いのガイドさんも穏やかに接して頂き、お世話下さいますことがこの和やかな雰囲気を醸し出しているのだと思います。有難うございます。これからも宜しくお願い致します。


同好会へのお誘い

月に一度皆様の前で緊張してみては如何ですか、自分の若さに気付きますよ。拍手は惜しみません。

開催日時 毎月第二月曜日 12時30分〜16時30分
会場  コミュニティプラザ一之江4階(都営新宿線環七側出口そば)
お問い合わせは 花見とみ子 03(3685)3560




晩夏の陸奥の国・下北半島を訪ねて


          松本 俊吾


 平成23年の晩夏、30年前に卒業した国立障害者リハビリテーションセンターの恩師を囲み、朋友が一年半毎に旧交を温める「ロマンの会」の旅が今年もやってきた。残暑が厳しい中にあってもススキの穂が顔を出し始め、そこここに初秋の自然の営みを肌で感じながら、今回も地元の皆さんとのふれ合いの旅の一こま一こまを思い出しながら綴ってみた。

 8月20日(土)

 楽しみにしていた青森県や薬研温泉に2晩宿泊の大間と恐山のロマンの会主催の周遊旅行の当日である。江戸川のベテラン男性のAさんにガイドをお願いしての3日間が始まった。

 新青森駅行きのはやて161号に乗車するために東北新幹線21番ホームに上がったのが9時30分。友人のYさんと連絡がとれて程なく合流した。やがて所沢組や、恩師のM先生も到着。はやて号の4号車の前に並び仙台で合流する同窓のNさんとガイドのCさんを除き10名は勢揃いした。先輩で幹事役のSさんとガイドのTさん、清瀬からきたY兄弟、練馬のO先生、所沢のH先生のほか、三重のU先輩の面々である。とにかくこのグループの旅行は何が起こるかわからないのが面白い。盛岡を過ぎると八戸を経由する頃からトンネルが続き、あまり景色を楽しむというわけにはならず、やがてはやて号は新青森駅に午後1時過ぎに着いたのである。改札を出ると地元の十和田観光のバスガイド米田さんが、やさしい笑顔で出迎えてくれた。我々12人は、駅前ロータリーに駐車していた大型バスにそれぞれが一人がけに座り乗車した。

 米田ガイドさんは30代くらいだろうか、青森の観光地の話を少し訛りのある東北弁を交えてよく説明してくれた。途中陸奥湾に面した道の駅で遅い昼食。私とM先生、そしてAさんの3人は食堂でうどんを取り、南部弁のお姉さんを相手に、生ビールを飲み干したのであった。陸奥湾を左に見て、やがてバスが下北半島の秘境薬研温泉に着いたのは薄暮になりかけた午後4時半過ぎであった。この温泉郷では唯一のホテル形式の宿である。エレベーターで2階の12畳くらいの206号室に通された。ここで若い南部訛りの仲居さんから出されたお茶を飲み喉を潤して一息ついたあと、旅装を解き浴衣に着替えて、すぐ隣にあった大浴場へ、ひとふろ浴びたのである。単純アルカリ泉のお湯はつるつるして、バスでの疲れをほぐしてくれるようであった。206号室に戻り、楽しい宴席に臨んだ。宴会は7時から始まった。今夜の宴を盛り上げてくれるコンパニオンさんは3人で、雪子さんという50代半ばのむつ市のスナックのママ。そして由香さんはそこに勤めている女の子で30代前半。もう一人はアルバイトのアカネさんという20代後半のすらっと背の高い娘さんであった。

 乾杯は恩師のY先生。私はまずビールで喉を潤し、下北牛のしゃぶしゃぶと陸奥湾のホタテ料理が盛りだくさんの膳に向かったのである。そこここでセンターの恩師との会話に花が咲き、一時間の延長でお酒も回り気勢をあげたのはよいが、私は自室に戻りバタンキューであった。70才の古稀を迎えた誕生日の一日はこうして過ぎたのである。


 8月21日(日) 晴れ一時雨

 朝5時前にホテルの周囲の散策に下駄を履いてAさんと出かけた。左のだらだら坂を「からんころん」と乾いた音をたてながら下ると程なく渓谷に架かる橋にたどり着いたが川の周囲にはアブが飛び交っていて、私の体に吸い付くように止まり、Aさんがはたいてくれたりして、何とか血を吸われないように防御した。しかしどうもお酒を飲む人をアブは覚えているようだ。浴衣にも頭にもとまるのである。季節はずれの鶯の鳴き声を聞くことが出来た。約30分くらい歩いてホテルに戻った。アブがこんなにいるということは自然がそこにあるのだろうと思うことにした。川のせせらぎが帰り道の二人を追うように遠ざかっていった。その足で地下の露天風呂に入り、昨日からのアルコールを湯に流すようにたっぷりと全身を沈めて、これはまた温泉三昧なのである。

 昨夜の南部弁の仲居のKさんの介助で朝食を済ませて、9時にバスに乗車して午前中はむつ市の原子力科学館の見学である。そして原子力船「むつ」の操舵室や試験航海の模様などを若いお姉さんにガイドをしてもらい、これも勉強になった。特に最後の展示場で竜巻の渦のメカニズムが煙を出して実験している模様が手を通してわかり、私が勉強している鍼の捻りの手ワザとこの渦巻きの自然現象が関わることから体験できてラッキー。科学館を出た時、通り雨が過ぎていった。

 そしていよいよ今回の旅行のメインである下北半島突端の大間岬の見学である。岬はいつもは風が強く吹くようであるが、私たちがバスを下車した正午頃は先ほどの小雨が嘘のように空気が乾燥して陽は照り輝いていたが、汗も出ずに、大きな鮪のモニュメントの前で、12人が集合写真を撮った。この鮪は大間の一本釣りの漁師が釣り上げた実物大の本マグロで300キロくらいはありそうで、太い丸い目玉と大きな口の脇には釣り針が引っかかっており、背びれはピンと立って大きく上下に分かれた尾びれも見事なものである。ガイドの米田さんがこの鮪をバックにカメラのシャッターを押してくれた。米田さんが「レントゲンでないので息を止めないでください」と冗談を言って笑わせ、その瞬間に「カチャン」とカメラが作動した。私は大口を開けて笑った瞬間である。これはまた一年半後に皆さんにお渡しできると思うが、できあがりが楽しみだ。

 すぐ脇の売店で私は鮪の昆布巻きを5つ買い求めた。皆さんは生の中トロを宅配便で東京まで送るためにお姉さんに住所を書き込んでもらっていた。旅の思い出の1ページになる。

 そしてお昼は「ハマ寿司」でのあぶり中トロをメインとする寿司三昧である。ここでもママさんが目の不自由な仲間に気を配って頂き、1時間はあっという間だった。みんなやはりお寿司は地酒がよい様子で、おおいに売れていた。

 昼食の美味しいお寿司を食べた後は、今回の旅のもう一つの目玉「下北」の聖地である恐山に向かった。恐山は盆地になっており、そして宇曽利山湖がカルデラ湖として誕生し、この湖岸が浄土ヶ浜である。バスが地獄の玄関の三途の川に架かる赤い橋を渡って、大間から約1時間くらいで駐車場に着いた。車中でガイドの米田さんが天台密教の御詠歌を朗々と約5分くらい読経調で歌って、霊山に入る心が安らぐ気持ちにさせてくれたのである。本道に続く参道の砂利道は大勢の参拝客が行き交い、それをより分けるようにぬきながら、玉砂利を踏みしめて、慈覚大師を本尊とする恐山菩提寺の社殿に頭を下げた。すぐ脇の変則的な石段や野仏が並んでいる坂道を上り下りして約30分くらい歩いただろうか? 極楽浄土と言われる宇曾利山湖の畔に着き、湖畔の砂浜に立った。途中、いろいろな樹木やコスモスなどの草花の他にススキの穂が出始めており、私は穂先の柔らかな花の部分を撫で、鋭利に尖った細長い葉先にも触れて、そら秋がすぐそこまでやってきているなと実感した。夏の終わりを告げるように、恐山の稜線から木陰を縫って「ツクツクボーシ」の蝉時雨の中にいた。ここでも人生の悲哀を感じる瞬間でもあった。ガイドのAさんに下北に多く樹生する「檜葉」の大木に触らせてもらった。この樹木は芳醇な香りが出、厨房の「まな板」が南部地方の名産だと米田さんから聞いていた。これを覚えていたY先生が売店で檜葉まな板を買い求めたので私も便乗してしまった。途中に温泉付きの宿房が並んでおり、硫黄の薫りが漂って鼻粘膜をくすぐって思わずクシャミをしてしまった。このあたりに「いたこ」と呼ばれる先祖を呼び出す老女が居るのだそうであるけれども、今日はお目にかかれなく残念であった。密かに私も先祖を呼びだしてもらおうと思っていただけに、これは少しがっかりしたものである。そこでこの恐山にお参りしての短歌を二首…

  恐山の参道に座す野仏の 額の皺や亡父に似たり
  盂蘭盆会 稜線並ぶ恐山 檜葉の木陰に古仏並びおり

 バスは末世と現世の境である赤い太鼓橋を渡り、再び薬研温泉のホテルに戻り、旅の疲れた体を解きほぐすために湯船に沈めて身も心もリフレッシュし、快い汗を流し、第2日目の宴会が7時から始まったのである。この乾杯のビールの喉ごしの味は、東京に戻ってからも忘れていない。


 8月22日(月)

 9時半にホテルを後にして一路青森に向かった。昼食はのっけ丼を青森港近くの市場で食べた。ボランティアの皆さんに手を借りて、各店のグルメの新鮮な魚介類(ウニ・ホタテ・鮪・イカ等)から好きな食材を丼にのせてもらい、2階のホールに運んでもらった。缶ビールも配られて、最後のお昼時の旅のつれづれの楽しみな会話が続いた。最終日の昼食後は、青森港に繋留している八甲田丸を見学した。青函連絡船が活躍していた頃の古を偲ぶ一時にもなった。建物では5階に相当するデッキに上がって清々しい風にあたり、今度は国鉄時代の電気機関車を繋いでいた貨車が置かれている車庫を通り抜けて元の入り口のロビーに戻った。待機していた皆さんとも合流して、いよいよ旅の終わりは新青森駅で十和田観光の米田ガイドさんとの3日間の別れを惜しんでしっかりと握手をし、駅舎に入った。4時過ぎの新幹線はやてに乗車。3日間の旅は下北半島での色々な思い出を脳裡に刻んで、東京に向かったのである。今回の旅は下北半島の皆さんの南部弁に隠された人情と海の幸を満喫した3日間であった。




 大汗をかいた夏の高尾山


         星野 勇


 今朝6時で28.3度、蒸し暑い熱帯夜だ。朝食をしていた6時21分、ラジオから女子サッカーなでしこジャパンがアメリカに勝って初優勝したと聞こえてきた。ワールドカップで初の快挙だ。その後に多くの栄誉賞を受けられ、そのあり方に感激、感動した。

 こうした明るいニュースの中、それに今日は海の日であるが、私らは山、高尾山に行くとした。平成23年7月18日(月) 7時前、Eさん来られ、これから徒歩訓練をする。Eさんと私は都営線大島駅7時32分発直通急行高尾山口行きに乗り座る。Eさんが移り行く様子を描写して下さる。78分ほどで終点・高尾山口駅に降りた。トイレ、飲み水ボトルなど買った。少し混み合っていた。

   『登山』

 9時13分、徒歩訓練を開始した。今日は1号路を行く。汗が出る。気温が高いようだ。見知らぬ男性から声をかけられた。今66才だが癌・脳梗塞などやって大変な思いをしたが、健康のため登れるのはとても有難いと言っていた。

 ヘアピンカーブを登る。私は息切れしてきたら小休止、汗かいたら水を飲む。坂道のぼりだから体力は使う。周りは元気な親子連れやおばさまの群れが行き交う。私が白い杖をついているから、声をかけてくれる人、また見守って下さっている人達を感じた。またやっと登っている若者達もいた。最近登山者が多い。真夏でも多い。そんな中、山ガール、山ボーイのグループに出会った。カラフルな服装で赤・白・黄色・ピンク・緑・青などの衣装、Tシャツ・ミニスカート・短パン・タイツは花模様・縞模様・いろいろな模様などが明るく登り、追い越して行った。

 ケーブル上に来て休む。でも汗が出る。Eさんがおやつを下さり、おいしかった。歩き出す。蛸杉・女道通過。その先、胡麻団子屋などお店通過。自販機で水かお茶欲しいと言ったが売り切れていた。人多く賑わっている。階段道は行かずに薬王院の外れに出た。ゆるやかな坂をあがる。紫陽花がきれいと軽く触れたりして行く。分岐点で標識を見ながら導かれ行く。ドクダミの白い花きれいよと言う。この道は人が少ない。樹林帯で少し涼しいコースだ。11時23分、山頂に着いた。今回は2時間10分かかったが無理をせず暑かったからゆっくり登って来た。それでも汗が服・ズボンまでしみ込み、ハンカチから汗が絞れた。

 『昼食』

 Eさんが山頂からくるりと見渡して今日は遠くは白くもやってるわ。都心は見えないし楽しみにしていた墨田区のスカイツリーも見えないわと残念がっていた。ベンチ代わりか石に腰掛ける。崖下から涼しい風が這い上がってくる。Eさんからおにぎり2個・梅干・きゅうり漬などいただいた。が、何と言っても豆乳ドーナツはとっても美味しかった。もう12時近い。周りはすごい賑わいで食事をしている。幼稚園か子供ら、はしゃいでいた。ビジターセンターに入りトイレ後、階段下りて高尾山の歴史、開山の頃、また多種、植物・鳥・虫などパネルなどで展示されていた。小鳥のさえずりの所に行く。ここは小鳥名のボタンを押すと画面、さえずりが出る。左端から押して楽しんだが最後のボタンを押す頃には頭の中で鳴き声がごちゃごちゃになっていた。だが、カケス・ウグイスはよくわかった。子供達も集まっていた。

 『下山』

 帰りも同じ道をおりる。下り坂は楽だ。しかし、登り人は息をきらしてくる人、ストックでくる人、すごいのは前に赤ちゃんを帯で抱き、後ろはリュックのお父さん。乳母車を押して子供を乗せて登ってきたお父さんなどに出会った。薬王院を通り、お店の所、女道を行く。この辺はとても賑わい、人声多い。ケーブルに来て休憩。ここでコーヒーでなくアイスクリームを食した。

 いよいよ最後の急な道をおり始めた。ゆっくりとおりるが早おりになる。禿げたおじさんが後ろ向きにおりてるわ。親子連れで子供達は元気でおりて行く。Eさんの靴、少し不調だったが無理せずおりて無事、麓に着いた。お土産屋をあとに、トマトも買えなくて高尾山口駅に着いた。切符を買って電車に乗る。直通はない。北野駅、明大前、笹塚と乗り継いで都営線東大島下車、北進、帰宅した。弱い雨が降っていた。   終わり




タイム イズ マネー 「時は金なり」


          和田 彰


 皆さんは、この諺を読んだり聞いたりした時、時間はお金と同様に大切な物なのだと思うでしょうね。しかし、一歩進めて考えると、時間もお金も使い方によって、その価値が大きくなることに気が付くでしょう。時間は地球が自転している限り無限で、全ての人に平等であります。時の流れは、自然界には春夏秋冬の四季があります。人の一生は有限です。生・幼・少・青・壮・熟・老・死、つまり、人は生まれ、幼子となり、少年・青年・壮年・熟年・老年となり、やがて死にます。

 松尾芭蕉の「奥の細道」の最初の文で、「月日は百代の過客にして行きかう年もまた旅人なり」、漢詩では、「年々歳々花あい似たり。歳々年々人同じからず」 また「少年老いやすく、学成りがたし」、「光陰矢のごとし」というのもあります。

 そこには、時間と自然と人間の普遍性があります。人間が生きていくためには、お金が必要です。ここで、お金という物はどういう物か考えてみましょう。お金を得るためには、体で稼ぐ、頭で稼ぐ、借金をする、金を働かせて金を生む。これらはまず、スポーツ選手や肉体労働者。先生や作家。借金はサラ金や銀行ローンで借りる。金を働かすということは、銀行の預金や株式投資で利息や配当金を受けるものです。これらは人間資本と金融資本であります。そしてその他に、社会福祉として介護保険、医療保険、年金があります。

 次に、時間と金の使い方について考えます。人間の時間の使い方や生き方として、@ブラブラ A仕事 B趣味 Cボランティアに、大別できます。

 そこで、一番大切なことは、自分の生き方の目標を持つことです。お金の使い方として、@生活 A税金や社会保険 B経済 C趣味、等で、@は衣食住、Aは国の運営資金、Bは会社や仕事のために使うため、Cの趣味としては、豊かな人生を送るためのもので、旅行やスポーツ、ショッピング等で自分がお金を使うので、充分満足できるものです。

 そこで問題は、人の考え方として、お金を目標にするか、手段として考えるかです。お金を貯めることが目標なのか、人生を生きるための手段としてお金を使うことかです。

お金に関する諺を書きます。

  @ 宵越しの金は持たない
  A 一銭を笑うものは一銭に泣く
  B 金は天下の回りもの
  C 自分が働くだけでなく、お金に働いてもらう
  D 稼ぐに追いつく貧乏なし
  E 貧すれば鈍する
  F 金ですむ話に金のない話
  G 金のないのは首のないのと同じ
  H 金持ち喧嘩せず
  I 成り金(将棋の歩が敵陣に入って金になることから、急に金持ちになること)
   等です。

そして、時間と金の相関関係を見ます。
  @ 時間もなければ金もない
  A 時間はあるが金がない
  B 金があるが時間がない
  C 金もあるが時間もある   が考えられます。

さて、皆さんはどうでしょうか。皆様の幸せな人生をお祈りします。




暮らしのア・ラ・カ・ル・ト




1.便利グッズの紹介

** 災害の時、役立ちます **

  セルレット30(水のない時のトイレ用品)

 「セルレット30」は、災害や断水などの非常時に水を使わず排泄物を処理できるトイレ用品です。凝固消臭剤30個と処理袋30袋のセット。使い方は、洋式トイレの便器と便座の間に処理袋を挟むように取り付けます。排泄後に凝固消臭剤の小袋をそのまま入れます。小袋が自然に溶けて、排泄物の水分を吸収し、数分で固めます。固まったら処理袋の口を閉めて廃棄します。

ヤシ殻活性炭入りで、悪臭の発生を抑えます。

 価 格    : 3,990円
 大きさ    : 凝固剤(約)65×65mm/8g入り  汚物袋45リットル
 お問い合わせ : 後藤 0120-54-0510


  ファイテック(投げ込むだけの消火用具)

 ファイテックは特殊な樹脂製ボトルに充填された液体消火剤。火元に投げ込むとボトルが破裂して消火剤が散布されるとともに、消火ガスも発生し、初期火災を5〜8秒で消火します。

 台所や屋外などどこでも保管できて、紙・木・食用油・石油類・電気など全体部の火災に適応。夜の気温がマイナス10℃を下回る北陸、内陸や山岳地方、北海道でも凍結しません。5年間の品質保証付き。

  価 格    : 1本600ml入り5,980円(ヤマダ電機などで)
  お問い合わせ : ファイテック 03-5979-2015


2.おすすめのお店


 わたしの町のおいしいパン屋さん

 リヨンセレブ 鹿骨
    (江戸川区鹿骨3-20-13  電話03-3678-3171)

  なんでもおいしいよ!
  おすすめは、コロッケパン。たっぷりコロッケ、キャベツもたっぷり、
  ソースもバツグン! イギリスパンもいい感じ
  豊富な品揃え
  このごろラスクがとてもいいの、どこかの有名なラスクよりおいしいよ。

  さあ! わたしの町のパン屋さんへ
  一度おためしを
  菊地外科・胃腸科バス停留所、徒歩20秒!(京成バス 小73系統・瑞江〜小岩間)


 ランチメニューが豊富 おいしい 安い!

 アルボ(喫茶&スナック)
    (江戸川区篠崎町7-15-10  電話03-3677-0230)

  なにもかもが手作りで
  私のおすすめ おおきな手作りハンバーグ(和風、イタリアン、いろいろ)、
  しょうが焼き 焼き魚 肉じゃが パスタそうめん
  メンチ(このメンチ、おいしいよー! そして大きいんだ、自家製だからね)

  その日のおすすめは740円、あとは780円です
  付け合せのサラダは山盛り! 香のものはたっぷり 小鉢もしっかり!
  なんといっても味噌汁 ご飯もたっぷり
  大飯ぐらいにはうれしいでーす もちろんおいしいコーヒー付ですよ
  篠崎駅西口徒歩30秒 駅を背中に左に2つ目の十字路の角ですよ
  夜は7時からスナックになります


3.簡単おいしいクッキング 〔藤原美子さんのレシピ

◎ 小松菜と厚揚げの炒めもの

材料  小松菜1束 厚揚げ1枚 生姜(うずらのたまごぐらい)
    ゴマ油30cc 醤油大さじ2杯ぐらい

作り方(1) 小松菜は洗って4cmぐらいに切る。厚揚げは縦半分にしてから5mm厚さに切る。生姜はほそーく切る。
(2) フライパンをあたためてゴマ油をいれる。
(3) 生姜をいれてなじませる。熱くなったところに小松菜をいれてサッと炒める。
(4) そこに厚揚げをいれて5、6回まぜあわせ、醤油を回し入れて、サッとまぜればおいしいよ!

  ※ 白いお皿にワーッともってね(小松菜のかわりにキャベツでもいいよ)




秋田 浩さんを偲んで


          松本 俊吾


 本会創立以来の会員で松江在住の秋田 浩さんが、去る11月2日に永眠されました。秋田さんは、昭和54年7月に「盲人福祉協会」を創立した39名の仲間のお一人で、鍼灸マッサージ業を営み、私たち後輩に対し、あの優しいお人柄といつも控えめのお心で接して頂き、いろいろなことを教わって参りました。

 私は、11月9日の夕刻にご自宅に弔問させていただき、奥様やご家族の皆様ともお話をし、祭壇の秋田 浩さんの笑顔の遺影にお別れを告げて参りました。奥様は、秋田さんがいつも会のことを気にかけて連絡テープを聞くのを楽しみにされていたとお話しされ、病院ではなくご自宅でのご逝去だと伺いました。

 天国に召された秋田 浩さんを偲び、心よりご冥福をお祈りし、慎んで会員の皆様にご報告申し上げます。  “合掌”




えどもう歌壇




〈和田 彰〉

    青い空若葉青葉の風かおり せみの声今夏の日盛り
    名月は地震津波と原発の 人にも我にも照らしておりぬ


〈長谷川 とくよ〉

    被災地の人の平安はやこよと 祈りつつ視る秋草の花
    知ることのこの頃多し八十路 わが青春と謝しつつぞ生く


〈松田 恵子〉

    甲斐の里夕日を浴びてすすきの穂 ワインを飲めば我も染まりぬ


〈藤原 美子〉

    ゆくさきを落ち葉の音符秋しらせ 心も高く靴音も高く
    隣人の声さえとおる秋の夜 鉄橋の響きさえ時を教える


〈成田 貴美代〉

    輪になりて国体終えし露天風呂 明日の別れにこころ波打つ


〈松本 俊吾〉

  (寸又峡温泉にて)
    ゆらゆらと山の吊り橋綱揺れて 寸又の谷に晩夏の雨おつ


〈渡邊 登〉

    若し逝かば天国にすこし地獄にも 友あまた居て行き来いそがし
    十六夜の鬼灯いろの妖し月 秋の夜空の深みを点す


〈`島 三郎〉

    朝顔に今朝も笑顔でおはようさん (俳句)




編集後記




 今年に入って、東日本大震災、津波、福島原発事故、台風の影響による各地の洪水など、次々と大きな災害がやってきました。不安な日々を過ごされている被災者の方々のご健康と、一日も早い復興を、心より願っています。

 さて、内容盛りだくさんの「アイネット24号」はいかがでしたか?
 編集委員会では、皆様からの原稿を、随時募集しております。短歌、紀行文、便利グッズ情報など、ジャンルは問いません。ご感想と共に、どしどしお寄せくださいますよう、よろしくお願いいたします。

 楽しい文化祭が終ると、少しずつ、冬の足音が近づいてきます。皆様、どうか、寒さに負けず、元気にお過ごしください。              (K)


     情報誌編集委員 (50音順)
井草 恵子  金子 曜子  小林智恵子
鈴木 洋子  田名後浩子  成田貴美代
日高真木子  藤原 美子  松本 俊吾




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